こんにちは。アイザックPRチームです。
創業10周年を迎えた今、私たちは、「次世代のエゴにベットする」という新たな挑戦に乗り出します。
信念でも、衝動でも、野心でもいい。
どうしようもなく湧き上がる強い想いを、私たちは“エゴ”と呼んでいます。
それは単なる情熱や勢いだけでは終わらない、圧倒的な実行力へと変えていく源。
私たちはこの本気の想いを信じて、事業を生み出してきました。
そして今、さらなる飛躍を目指して次世代の“エゴ”に賭けようとしています。
本シリーズ「次世代のエゴにベットする」では、実際に挑戦の先頭に立ち続けるアイザック経営陣とグループ会社CEOたちの対話を通じて、”エゴ”を動かすリアルな事業づくりの裏側をお届けします。
第5弾となる今回は、ミドルシニア向けマッチングアプリ「ラス恋」を運営する株式会社ラス恋CEO・山口さんに、事業を推進する理由や、目指す組織についてお話を伺いました。
対談には、アイザック執行役員COOの細田さんも参加し、山口さんの”エゴ”と事業への情熱を深掘りします。
目次
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「自分でつくり、自分で育てる」道を選び続ける──挑戦者としての覚悟
挑戦の原点──最速で未来を切り拓く場所
「自分で答えを見つけて、道を切り拓く」──それが求められる覚悟
異能が集い、互いを高め合うチームをつくる
この山を、誰と登るのか──人生を賭けた挑戦に必要な“横の力”
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写真:左(細田)・右(山口)
細田 紘慧(執行役員COO)
2011年より楽天オークション株式会社に入社しマーケティングチームのマネージャーを務める。その後、株式会社ミクシィでCtoCサービス、マッチングアプリのマーケティング責任者を歴任。フリーランスで20社以上のマーケティング支援を経験した後、トリコ株式会社にCOOとして参画。ポーラオルビスグループへのM&Aを経験した後、退任。2023年1月よりアイザック株式会社のCOOに就任。
山口 昂星(株式会社ラス恋CEO)
1994年生まれ。大学時代に独学でアプリエンジニアになり、在学中に福岡のベンチャーに入社。大学卒業後に執行役員に就任し、マッチングアプリ事業を立ち上げ、上京。aisaac初期メンバーと出会い参画後、「いきなりデート」をリリース。2020年にaisaacを独立しゲーム会社を創業。2024年にaisaacにカムバックし、「ラス恋」事業立ち上げを行う。
「自分でつくり、自分で育てる」道を選び続ける──挑戦者としての覚悟
──山口さんはアイザック創業当初から関わり続け、一旦離れて起業も経験しながら、ずっと事業そのものに向き合っていますよね。なぜその道を選び続けているのでしょうか?
(山口)僕は本当に「自分で仕掛けて、自分で点を取りたいタイプ」なんです。誰かの設計したゲームじゃなくて、自分でプレーを組み立てて、自分で勝負を決めたい。だから、ずっと事業会社にいますし、クライアントワークには向いていないと思っています。
学生時代に一度だけ受託開発を経験したことがあるんですが、全然おもしろいと思えなかった。誰かのサービスに関わるだけでは、どれだけ上手くいってもどこかモヤモヤが残るんです。
自分の責任で、自分がつくったと言い切れるものじゃないと、心から成功したとは思えない。どこか居心地の悪さがあって、「これは自分の進みたい道じゃないな」と強く感じました。
そこからは、「自分でつくって、自分で大きくする」という道しか歩んでいませんし、これからもそうだと確信しています。結果がどうあれ、それはすべて自分の経験と成果として積み重なる。そういう生き方がしたいんです。
(細田)その「こうありたい」っていう想い、すごくマーケターっぽい。ものづくりを起点に考える人は「やりたいからやる」という気持ちがベースだったりしますが、こせくんの場合はもっと客観的に「自分はこうあるべき」と定義していて。考えるだけじゃなくて、「もう自分がやるしかない」と腹を括っている感じがあります。
(山口)もし社内の各事業の意思決定基準が連動していて、「前もこれで成功したから次も同じやり方で」みたいな構造だったら、裁量はもっと小さくなると思うんです。でもアイザックは一つひとつの事業が独立していて、それぞれが全然違うことをやっています。全部が“未開拓”なんですよね。
だから「これ、もう自分がやるしかないじゃん」となる。過去の成功事例をなぞった答え合わせではなく、まだ誰もやったことのない領域に確実に挑戦できる。そこに自分の実現したいものがあるし、まさに僕のエゴなんです。
エゴって言葉は、利己的でネガティブなイメージがあるけど、「世の中からすごいサービスをつくった人として認識されたい」みたいな視野の広い意味でのエゴは、むしろ推進力になると信じています。
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(細田)たしかに、自分のエゴを自覚して、それを燃料にできる人が一番強いと思うな。そもそも“完全に利他的”な人なんているの?って思うこともあるし、むしろ「自分はこうありたい」という確固たる意思がある人のほうが、ちゃんと動けて勝負できる。
僕たち経営陣としても、そういうエゴを事業やプロダクトに向ける人には本気で賭けたくなる。そのエゴに火がついた瞬間、必ず面白いものが生まれるとわかるから。
挑戦の原点──最速で未来を切り拓く場所
──起業や他社での事業推進も経験された山口さんが、なぜアイザックに復帰する道を選んだのでしょうか?
(山口)理由はいくつかありますが、まず何より大きいのは、大きなチャレンジを爆速で実現できる環境があること。
アイザックは挑戦の密度が濃く、成果にたどり着くまでのサイクルが一般的な企業と比較して段違いに速いんです。
そのスピードの源泉は大きく二つあると思っていて。
ひとつは、創業初期からずっと変わらない「採用力」。どのフェーズでも、その時々に必要な優秀な人材が集まり続けているからこそ、常に高いアウトプットが出せる組織になっているんです。
もうひとつは、経営陣自身が現場のど真ん中で手を動かしていること。トップがプレイヤーとして本気で走っているからこそ、全員が迷わず前に進める。
一度アイザックの外に出て、起業や他スタートアップを経験したうえで、ここほど可能性に溢れて、結果を高速で掴める場所はないと改めて感じました。
起業して自分の会社でも事業はできましたが、スピード感は10分の1くらいだった。これは個人の考えですが、スタートアップって20代半ばが旬みたいな感覚もあって、年齢を重ねるごとに「早く大きな挑戦をしなきゃ」っていう焦燥感もあった。頭の回転も体力も落ちていくなかで、「今、この瞬間を逃したら一生後悔する」と思ったんです。
(細田)復帰当初の「この選択をしなかったらもう人生終わりだ」みたいな覚悟、すごかったよね(笑)。
実際、起業してもまず資金調達して、採用して…って、環境を整えるのには相当時間がかかる。
その点、アイザックなら、既にある投資力と採用力を使って、1年で積み上げられる成果の厚みが全然違う。こせくんにとって、その1年の価値は計り知れなかったんだと思います。
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(山口)まさにそうで、1年の重みは今の自分の年齢では本当に大きい。
「死ぬまで山を登り続けたい」と思っているけど、もしアイザックじゃなかったら、その山の頂はここまでじゃなかったはず。ここなら「もっと高い頂を目指せる。挑戦に終わりはない」と感じられるんです。
たとえば、年収が上がったとしても、それは別に自分のエゴが満たされるわけじゃない。
「事業を大成功させて、次の挑戦に何百億円かけられる」みたいな状態の方が、よっぽど自分のエゴに近い。全米が泣くとか、ジュラシックパークやアバターみたいに300億かけて圧倒的な世界をつくるような、そんな土俵で戦いたいんですよ(笑)。
それくらい大きな挑戦をやりきるには、自分のエゴと事業がちゃんと重なっている必要がある。そして、その両方を実現できるのが、やっぱりアイザックだと確信しています。
「自分で答えを見つけて、道を切り拓く」──それが求められる覚悟
──スピード感のある挑戦ができる中で、この環境に合う人はどんな人だと思いますか?
(山口)この環境で一番求められるのは、「自分で考え、自分で動ける人」です。たとえば採用面談のときに「私に教えてくれる上司はいますか?」って聞かれることがあるんですが、僕は「いません」ってはっきり答えるようにしています。
もちろん、放置するという意味じゃない。ただ、ここでは一人ひとりが「何をやりたいのか」「どう挑戦するのか」を自分で考え抜く必要がある。
「この1年でこう成長します」みたいな綺麗なキャリアパスは、正直描けません。でも、想像もしなかった経験にぶつかるからこそ、予想を超えた景色が見えてくる。毎日大小さまざまなチャレンジが降りかかり、それを自分で掴み取り、やり切る。その密度こそが10倍速の成長を生み出せるんじゃないでしょうか。
(細田)僕もこの環境にいると、「事業の成長以上に、人が成長する瞬間」を何度も目の当たりにします。強い環境に身を置くことで、自分一人では引き出せない力が自然と引き出されるんです。まさに“環境で下駄を履く”感覚ですね。
目の前の1時間を全力でやり切る、その積み重ねが自分を想像以上の場所まで連れていく。そんな人にこそ、この環境は最適だと思います。
(山口)僕は、「自分のやりたいことをどう実現するか」という強い意志こそがエネルギーだと考えています。その“エゴ”を原動力にできる人は強い。
そういうタイプの人は「短期で結果を出して辞める」なんて人はほとんどいなくて、高い山に登りきる覚悟を持つ人が多いです。他者を押しのけるのではなく、「自分はこれを成し遂げたい」っていう意志の強さ。それがある人は、結果としてチームや事業にものすごい貢献をしてくれるんです。
余計なブレーキをかけずに思い切って踏み込める、その“無邪気な本気”こそが、この環境で最強の武器になると考えています。
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異能が集い、互いを高め合うチームをつくる
──そんな山口さんが代表を務める「ラス恋」は、分社化によってより独立性の高いチームになりますね。どんな組織にしていきたいですか?
(山口)正直、「大きい組織」に憧れはないんですよ。僕がつくりたいのは、みんなが“能力者”みたいな、異能の集まりのような組織。全員が自分の武器とエゴを持っていて、それぞれが好き勝手に動いてる。だけど、向いている先はちゃんと同じ。そんな“熱くてカオスなチーム”が理想なんです。
「組織化された結果、誰が何をしてるかわからない」みたいなのは避けたい。それよりも、それぞれが個の力を発揮して、好き勝手やってるようで、結果的に前に進んでいる。そんな集団の方が、圧倒的に強いと思っています。
同時に僕は「自分が一番強くいたい」とも思っているんですよね。負けを認めたくないだけなんですけど(笑)。
誰よりもチャレンジし続けて、誰にも追いつかれたくない。抜かされそうになったら全力で抜き返す。そうやって背中で引っ張る存在でいたいんです。
(細田)その「負けたくない」って感覚、すごくわかるな。僕もよく「自分が1番結果出す」って言いますけど、それって自分へのプレッシャーでもあるんですよね。言い切ることで、自分を逃がさない。そうやって自分を縛って、追い込んでる節もある。
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(山口)だからこそ、周りには優秀な人がいてほしいし、自分より優秀な人をどんどん仲間に迎えたい。自分が努力し続けなきゃいけない環境じゃないと、つまらない。もっと煽られたいし、もっと焦らされたいんです。
以前尊敬している人から「山口くんの実力は、今一緒にいる5人の平均だよ」と言われたとき、雷が落ちたような衝撃を受けました。当時は正直、周りにそれほど刺激を感じていなかったんですが、その言葉で自分の内側にあった「もっと高く飛びたい」という感情に火がついたんです。
気づいたら「東京に支社をつくる!」と口にしていて、田中や播口と出会い、「これだ」と直感でわかりました。彼らはすぐ横にいるのに明らかに優秀で、1〜2歳しか違わないのにもうはるか先を走っている。その差が悔しくて、でも最高にワクワクして。焦りと憧れが入り混じった感情が心をえぐりました。
誰かに引っ張られるのではなく、横から突き動かされる感覚。それが、僕を動かしてるんだと思います。
この山を、誰と登るのか──人生を賭けた挑戦に必要な“横の力”
──これからどんな人と一緒に、その山を登っていきたいと考えていますか?
(山口)一言で言うなら、「横に並んで全力でぶつかってきてくれる人」と一緒に走りたい。年齢や肩書き、過去のキャリアなんて関係ありません。どこから来たかより、どこへ行くかを一緒に見据えてくれる人。そういう人と、正面からぶつかり合いながら、手探りのままでも挑戦を続けていきたいんです。
僕らが挑んでいる「ラス恋」は、40代以上の恋愛・婚活市場という、まだ開拓されていない領域。未婚率や離婚率の上昇に伴って、ミドル・シニア層の出会いニーズは年々高まり、国内でも数百億円規模に成長市場になっています。
しかし、既存のアプリは若者前提に設計されており、この世代にはフィットしていません。だから僕たちは、AI技術も駆使しながら、この年代にとって本当に意味のある出会いの成功体験を増やすことに全力でコミットしています。
人生100年時代、年を重ねても恋が当たり前にできる社会をつくりたい。その想いと本気で向き合っているからこそ、まだまだ仲間が足りないと感じています。
積み上げてきた経験や常識を、いったん勇気を出して脱ぎ捨てて、まっさらな状態で飛び込んできてほしい。専門性や職種に閉じこもるんじゃなくて、自分の枠を超えてでもぶつかってくる人。全身で挑んでくる人。 そういう人が、一番おもしろいし、一番強いと思うんです。
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(細田)これまでのキャリアや肩書きがあるのは、もちろん素晴らしいこと。だけど、そうしたものが無意識にブレーキになってしまう瞬間もあるよね。だからこそ、それを一度横に置いてでも、自分の限界を超える挑戦に、本気で向き合えるかどうか。そこに、その人の“覚悟”や“熱”がにじむ気がするよね。
(山口)僕自身、この挑戦には人生を賭けたいと思っているんです。だから、同じくらいの覚悟を持った人と出会いたい。死ぬまでにやりきりたい挑戦って、誰にでもあると思う。それを今ここで一緒にやるかどうか。僕は、そういう場所にしたいし、そういう仲間とともに誰も登ったことのない山に挑戦していきたいんです。
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