前編では以下のテーマについてお話しました。
【前編】
① そもそも、なぜ教育に力を入れるのか?
② 教育ポリシー ~最重要なのは人間力~
③ 内定者から始まる研修 ~入社時には一人前の基礎をみにつける~
後編では、さらに具体的な以下の教育内容・制度について紹介していきます。
④ プロフェッショナル研修 ~地頭 / 人間力を鍛える研修とは?~
⑤ EDU ~体系的なキャリア別カリキュラム~
⑥ Give & Takeな社内勉強会、LTxRT
前編を見ていない方は、ぜひ前編をご覧の上で、後編にお進み頂ければ幸いです。
前提となる基本のエッセンスがのっています。
(前編はこちらから)
④ プロフェッショナル研修 ~地頭 /人間力を鍛える~
Acroには、プロフェッショナル研修、通称プロ研という、参加者が議題を出し、その場で議論する研修があります。当社の独特なもので、各職位で実施されています。ディスカッション形式で、話の中から、地頭・人間力を鍛え、かつ”ビジネスに正解はない”ということを学んでいきます。
教育のポリシーとして「人間力 / 仕事力 / 技術力」のうち人間力を最優先に育てるという話をしましたが、まさにその人間力を鍛えるための研修内容ですね。 アクロクエストならではの教育として存在しています。
以下に、プロ研議題の実例をお見せしましょう。
これらのような議題を参加者がもちより、参加者全員で考え、コミュニケーションをとることで人間的な判断能力を鍛えていきます。
また、ただ話すだけではなく「次はどうすればよいのか?」その場で実践策まで出すようにしています。そのようなビジネス的なスピード感、プラクティカルな対応力もここで養っていきます。
このような研修が成り立つのも、議題をもちよる社員の「自分自身が成長したい」、「人間力を鍛えたい」、「周りの仲間の成長にもコミットしたい」というような成長に対するマインドセットがあるからこそだと思います。
Acroの教育はすべからく、社員がおもしろくない、やりたくない研修は実施しません。
教育を受ける意識は大切ですね。
⑤ EDU ~体系的なキャリア別カリキュラム~
次は、スキルを体系的に学ぶキャリア別カリキュラム「EDU」に関してです。
アプリケーション開発、AIエンジニア、営業、人事、マネジメントなど様々なキャリアがありますが、
アクロクエストではそのキャリアに合わせて、計年間100を超える社内講習会があります。
講習会の最後には必ずテストがあり、その結果が履修カードに見える化されていきます。
各キャリアの対象講座のうち、80%以上の合格が無ければ昇格はありません。
なので、受けていない社員やその上司にも積極的に通知し、徹底していきます。
この徹底した教育により、CMMIレベル3を取得することができました。
※CMMI・・・高い品質の製品を作り続けられるかどうかを評価し、組織成熟度を表す国際指標。
レベル3は、簡単に言えばペンタゴン(アメリカ国防総省)からの仕事を引き受けることのできるレベル。
また、キャリア別に必須の講習が決まっていますが、スキルを上げたい人は対象外の講習を受けることもできます。教育文化が生み出したこのカリキュラムがあれば、スキルアップのためにお金を払って外部のセミナーに参加しなければならない機会を効率的に、コスパ的にも減らすことができ、成長していきたい人にはもってこいの環境だと思います。
また、講習会の成績はオープンに社内掲示します!
この点について学生から「競争意識が激しいんですね」「雰囲気悪くなりそうでは?」「自分が点数低いと恥ずかしい」などと意見をもらいますが、これを実行している基本的な考え方はネガティブな感情とは違います。
もちろん掲示されるので高い点数をとりたいというモチベーションがあがることもあるでしょう。
が、ただそれだけでなく、「○○があの講座を受けていない」ということから「受けたらどう?」、
だったり、「○○さんはこの講座の点数が高いから○○さんに質問しにいこう」など、「誰がどの分野を得意なのか見える化して助け合う」という環境や、考え方も含まれています。
なので、実際は競争などといった関係にはありません。
社内には、もう少し競争精神が生まれてほしいくらいです(笑
⑥ Give & Takeな勉強会、LTxRT
次は、社員が自主的に社内勉強会などを開催するLTxRT(Lightning Talks x Round Table)についてお話します。
内容はカンファレンスのフィードバックや、 知識の共有など、様々。スピーカーも同じく若手から上位者まで様々です。
ここで重要なのはGive & Takeの精神です。
周りの各分野の最先端で活躍するエンジニアから教えてもらうかわりに、自分も周りに教えます。
この精神がお互いに気持ち良い教育文化を支えていきます。
また、教えることによって、技術が定着していくというサイクルもできています。
まとめ
いかかでしたか?
当社の教育文化について少しは伝わったのではないかと思います。
もちろん私たちもまだまだより効果的でかつ先端技術でも楽しく吸収できる教育のやり方について試行錯誤中ですが、教育文化やシステムを創る上で少しでも参考になれればと思います。
また、当社にはまだまだ数えきれない仕組み・社風があります。
多数の賞をいただいたこともあり、おかげさまで計450社を超える国内外の経営者の皆さまが、企業視察 / 社内見学に訪問されます!
なんだかおもしろい会社だな。。。と、少しでも興味を持たれた方は、ぜひ当社まで遊びに来てみてください!(当社HPよりお問い合わせください)
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