SuccessBox( サクセスボックス ) | 人材をお探しの企業向けページ
OneBox株式会社が提供する、カスタマーサクセスの実現を支援する「SuccessBox(サクセスボックス)」のサービスサイトです。CS人材の募集から面談まで無料で提供。CSに特化したコンサルタントが伴走支援します。40時間/月の稼働からお気軽にお試しいただけます。
https://1-box.co.jp/service/success-box
OneBoxは2025年6月、新たに加藤大輔を取締役に迎え、代表取締役1名・取締役2名の役員3名体制で第二成長フェーズへとスタートを切りました。
SaaS・カスタマーサクセス(CS)・組織再構築という三つの領域で豊富な実績を持つ加藤はなぜ今OneBoxを選び、どんな未来を見据えているのでしょうか。
加藤のキャリアと、今このタイミングでCS領域に賭ける理由、そしてOneBoxと共にしていきたいチャレンジについて、広報の安井が話を聞きました。
SaaS・CS・組織再構築を横断したキャリアと、OneBoxとの出会い
グロース市場の生存ライン100億円時代に、CSの“ブルーオーシャン”を拓く
成長フェーズのスタートアップに、CS立ち上げの実践知を提供したい
「SuccessBox」は、CSタレントが育つキャリアアップの舞台
組織と市場、どちらも「成長の伸びしろ」がある
安井:
加藤さんのこれまでのご経歴と、OneBoxを選ばれた背景について教えてください。
加藤:
私はこれまで、SaaS、CS、組織再構築という三つの領域を横断してキャリアを築いてきました。直近では、株式投資型クラウドファンディング事業の中で、投資先のスタートアップに対して「成長を支えるCS」のような立場で支援をしてきました。
OneBoxとの出会いは、数年前にある交流会で鎌田さん(OneBox取締役)とお会いしたのが最初でした。その後もCSに関する意見交換をさせていただく機会がありました。
そういったご縁もあって、前職を退任後、20社以上の企業から声をかけていただくなかで、最終的にOneBoxを選びました。
最も大きかったのは、OneBoxが取り組む領域が、私がこれまで積み上げてきた経験とぴったり重なっていたことでした。ここでなら、本質的に自らの価値を出せると確信しました。
加藤:
現在、スタートアップ市場は明らかに転換期を迎えています。上場企業の時価総額が伸びにくくなり、「小粒上場」による資金調達の課題も増えています。
グロース市場において、今後は「時価総額が100億円を超えるか否か」が一つの生存ラインになると言われています。
このような状況下で、スタートアップが持続的に成長するためには、新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客のLTV(顧客生涯価値)をどう高めていくかが極めて重要です。
にもかかわらず、CSの仕組み化は多くの企業にとってまだ難しく、属人化や人材不足がボトルネックになっています。
私は以前、CSを業務設計のレイヤーから支えてきましたが、日本にはまだ「顧客の事業を自分ごととして捉えて伴走できるCSパートナー」が少ないと感じています。
だからこそ、OneBoxでその“ブルーオーシャン”を切り拓くことに強い可能性を感じました。OneBox代表の伊藤と話す中で、経営スタイルや価値観に強く共感できたことも大きかったです。
安井:
どのような企業や課題に注力していきたいと考えていますか?
加藤:
特に注力していきたいのは、IPOを目指すシリーズA〜C段階のスタートアップです。こうした企業は、資金調達後に一気に事業をスケールさせる必要があります。その際、CSの仕組みやチームをゼロから整えるのは非常に難しく、リソースも不足しがちです。
OneBoxが提供する「SuccessBox」によるCSのBPO・RPOのソリューションは、こうした成長スタートアップにとってのボトルネック解消に大きく貢献できると確信しています。
私はこれまで、業務設計や人材育成を通じて、アルバイトや未経験者でも質の高いCSが提供できる環境をつくってきました。OneBoxでもこのノウハウを活かして、スタートアップが短期間で成果を出せるCSの仕組みを提供していきたいと思っています。
安井:
OneBoxの中核事業である「SuccessBox」には、どのようなビジョンを持っていますか?
加藤:
SuccessBoxは、単なる業務委託サービスではなく、CSのプロフェッショナルたちが“次のステージ”へ進むためのキャリアアップの舞台だと考えています。
SuccessBoxでの仕事は、ただ目の前の業務をこなすだけではありません。お客様の声を受け取り、それを起点にプロダクトやサービスをどう磨いていくかを考え、実際に改善に関わっていく——そんな経験ができるのが大きな特長です。
その経験は、ゆくゆくはプロダクトマネージャーやマーケター、コンサルタントなど、さまざまな職種へのステップにもなり得ます。
私たちはSuccessBoxで働くメンバーのことを「タレント」と呼んでいます。単なる業務スタッフではなく、それぞれが“才能”を持った存在であり、その才能をもっと活かして、もっと羽ばたいていってほしいという願いを込めています。
年齢や性別、これまでの経歴に関係なく、「もっと成長したい」「もっと自分の力を発揮したい」と願うすべての人にとって、SuccessBoxが自分の力を試せる・広げられる場所になれたら嬉しいですね。
安井:
最後に、これからOneBoxでチャレンジしていきたいことを教えてください。
加藤:
組織として、より強く、しなやかに変化できる土壌をつくりたいと思っています。
そして、「カスタマーサクセスといえばSuccessBox」と想起されるようなCSの新たな業界標準をOneBoxで作っていきたいです。
サービスも人も、まだまだ伸びしろがある。その成長を実現するために、私自身も変化し続けなければならないと感じています。
OneBoxが掲げる「プラスワンを積み重ね、過去を超えていく」というバリューを体現しながら、新しい成長曲線を一緒に描いていけたらと思っています。そして、その道のりを「面白がれる仲間」がこれから増えていくと嬉しいですね。
編集後記:
加藤の視点には、これまでの知見と、組織の未来を信じる熱量が同居していると感じました。
OneBoxの第二成長フェーズは、まだ始まったばかり。新たな変化と挑戦を、一歩ずつカタチにしていくプロセスがこれから楽しみです。
OneBoxの描くCSの未来にぜひご期待ください。
なお、この記事は、OneBox公式noteに掲載中の記事を転載したものです。