こんにちは。やる気スイッチグループの英語で預かる学童保育「Kids Duo」のスクールディレクター(SD)を務めている九良賀野ジェシカです。
私はブラジル出身で、日本・オーストラリアと多文化の中で暮らし、さまざまな業種・職種を経験してきました。現在は、子どもたち一人ひとりの「好き」や「個性」を尊重するこの環境で、日々教室運営に取り組んでいます。
この記事では、私のこれまでのキャリア、Kids Duoとの出会い、そしてスクールディレクターとしてのやりがいや想いについてお伝えします。
育まれた「怖いもの知らず精神」を活用して
私はブラジル生まれで、中学生のときに日本へ移住しました。慣れない言語・文化の中で日本語を習得するのは、正直もう二度と経験したくないほどの大変さでした(笑)でもこの経験が、言語習得そのものへの興味を生み、やがてオーストラリアの大学で英語を学ぶ道へとつながりました。
大学卒業後、「面白そう!」と思ったら迷わず飛び込むタイプの私は、システムエンジニアやキッズミュージカルのスタジオマネージャー、ライターなど、さまざまな仕事にチャレンジしてきました。実は大学時代はライティングが専門で、子どもが苦手なタイプ。教育に興味を持ったのは、子ども向け英語ミュージカルのスタジオマネージャーを経験したことがきっかけです。最初は子どもたちとの距離感に戸惑い、「本当に自分に向いているのか?」と悩むことも多かったですが、少しずつ自分なりの楽しみ方を見つけるうちに、子どもたちの成長や笑顔にやりがいを感じるようになりました。
その後、一度フリーランスのライターとして働きましたが、やはり自分にとって本当にやりがいを感じるのは教育の現場だと気づき、やる気スイッチグループへ入社。今では、多様な経験を活かしながら、子どもたちの成長をサポートできることに大きな喜びを感じています。
独特なバックグラウンドをもつ私は「変わっている」と言われることもあるのですが、同時に自分の経験が活かされる場面に多く出会ってきました。
「好き」を大切にできる力が身に付くKids Duoだから
大人になっても自分の興味ある分野を大切にしながら生きている私だからこそ、Kids Duoの「自然に楽しく英語を身に付ける教育」に強く共感しました。
英語習得とテクノロジー知識は不可欠な時代ではありますが、子どもたちが学ぶ過程で「楽しい!」という気持ちを育めれば、取り組み方が大きく変わります。「言語を学ぶ力」が「大人になっても好きなことを追い求め続けられる力」になれば、言語の枠を超え一人ひとりの人生幸福度に大きく貢献すると信じ、Kids Duoに入りました!
みんなハッピーに働ける場所を目指して
最初に教室へ配属されたときは、生徒数も50名ほどで、「英語キライ!」と正面から言われることもありました。スタッフのモチベーションも下がっていて、正直なところ、空気もあまりよくなかったんです。ただ、私はチームで動くことが好きなので、「どうせ長い時間を過ごすなら、ここで働くみんながハッピーでいられる場所にしたい」と思って、子ども・ご家庭・スタッフそれぞれと丁寧に向き合ってきました。何ができるかをとことん考えて、とことん話して、地道に積み重ねてきた感じです。
少しずつ変化が出始めて、今では生徒数も100人超え。サマースクールの参加率も上がり、レッスンのクオリティやスタッフの満足度もぐっと高まりました。今では「ワンチームで教室を守れている」という実感が持てています。
子どもたちの個性を最大限に活かせるように
一人でも多くの子どもに英語の楽しさを知ってもらえるよう尽力したい想いはもちろんのこと、子どもたちが自分の個性をに誇れるようになって欲しいと思います。
Kids Duoでは、ただ英語を教えるのではなく、子どもたちの「自分らしさ」を尊重し、個性を伸ばすことを大切にしています。保護者の方から「うちの子はシャイだから心配で…」と相談されることも多いですが、Kids Duoでは英語を通して自然に自己表現できるようになる子がたくさんいます。自信がついて、自分の意見が言えるようになって、顔つきがどんどん変わっていく。そういう姿を間近で見られるのが、この仕事の何よりの喜びです。
「この教室に通って、自分らしさに気づけた」「やりたいことを見つけられた」──そんな声をもっともっと増やしたい。そしていつか「変わっている」ことが素晴らしい事であり、自分力として認識され評価されるような世の中づくりに貢献をしていきたいです!
個性を強みに。好きと向き合う仕事の魅力
スクールディレクターは、子どもたち・保護者・スタッフ、すべての人と関わるポジションです。だからこそ「人が好き」で「人の成長に本気で向き合える人」に向いていると思います。
スタッフのちょっとした変化に気づいたり、子どもたちの頑張りを言葉にして伝えたり。毎日の小さな積み重ねが、信頼関係や子どもたちの自信につながっていきます。
私自身、「変わっているね」と言われてきたことも多いですが、Kids Duoではそんな個性こそが強みになります。「好き」を大切にできる人、自分の人生も楽しみながら、子どもたちの可能性を広げたい人にぴったりの仕事です。
子どもたちの笑顔に囲まれて、自分自身もチャレンジを楽しめる毎日。この仕事には、自分の“らしさ”を活かせる瞬間がたくさんあります。
これからも「変わっていること」を価値に変えて、一緒に教室づくりを楽しめる仲間を待っています。