こんにちは。やる気スイッチグループの子ども英語・英会話スクール「WinBe」でGM(ゼネラルマネージャー)代理を務めている崎山ひな子です。
私は子育てと仕事を両立しながら、教室運営に取り組んでいます。子どもたちの成長を間近で感じられるこの仕事は、大変なことも多いですが、その分やりがいも大きいです。今回は、私が教室長として歩んできた道のりや、働き方の工夫、そして日々感じる喜びについてお話しします。
子どもに関わる仕事への転換とやる気スイッチグループとの出会い
私は沖縄出身で、大学卒業後はコールセンター向けの法人営業をしていました。東京の大手企業に駐在する経験もありましたが、結婚を機に夫の勤務地である千葉に引っ越しました。長時間の通勤や今後の子育てを考え、働き方を見直そうと思ったときに、やる気スイッチグループと出会いました。
これからの人生設計を見つめ直す中で、子育てと両立しながら自分自身も学びや気づきを得られる環境で働きたいと考えるように。英語が得意だったことに加えて、将来子どもができたときにも役立つ経験が積めるのではと思い、この会社への転職を決めました。営業で培った提案力も活かせる環境だと感じたのも大きな理由のひとつです。
子育てと仕事を両立しながら、信頼の輪で回る教室の仕組みを実現
2017年、スクールディレクター(教室長)として入社しました。入社後は保護者の方々と直接関わる中で、さまざまな子育ての考え方に触れ、学ぶことが多くありました。また、社内研修やグループ内の他教室との連携を通じて、教育に関する知識やスキルを日々深めています。自分自身の子どももグループ内の別ブランドに通っており、実際の教育現場を身近に感じながら働けていることも大きな喜びです。
印象に残っているのは、教室着任当時の経験です。前任の教室長がとても人気で、保護者の方に「前の教室長と違うね」と言われたときは正直落ち込みました。でも、「まずは子どもの変化をしっかりと伝えることが大事」と考え、丁寧にご家庭へ向き合っていきました。すると少しずつ信頼関係が生まれ、「この教室の先生たちにうちの子を見てもらいたいんです」と言ってもらえるようになりました。
そういった経験を重ねつつ、育休を経て職場に復帰しました。現在は複数教室の兼務やイベント運営を経験しながら、GM(ゼネラルマネージャー)代理として自教室に加え、他の2教室のマネジメントにも携わりながらスタッフ育成を行っています。
子育てとの両立は簡単ではありませんが、だからこそ “スタッフが自走できる教室” の仕組みづくりを意識するようになりました。たとえば、スタッフの育成や情報の見える化、保護者様とのこまめなやりとりなど、小さなことの積み重ねが、安心して任せられる教室運営につながっています。今では、無理せず子育てと両立できる働き方ができています。
限られた時間の中でも、子どもたちの成長に向き合いながら、スタッフが安心して働ける教室をつくること。そうした環境を整えたことで、今ではチームで協力しながらスムーズに運営できる体制ができています。
関わるすべての人の変化が、やりがいになる
この仕事の一番のやりがいは、やっぱり「人の成長」に関われることだと感じています。子どもたちの「できた!」という笑顔や、それを見た保護者の方から「家でも前向きになってきました」といった声をいただけると、自分の仕事が誰かのプラスになっていることを実感できます。
子どもたちだけでなく、スタッフの成長を見守れるのも大きな魅力のひとつです。最初は業務に手一杯だったスタッフが、だんだんと子ども一人ひとりに愛情を持って接するようになったり、「なんでできないの?」という言葉が、「どうしたらできるかな?」という前向きな姿勢に変わっていく。その変化をそばで見られるのは、本当に幸せなことです。
こうして、子ども・保護者・スタッフ、関わるすべての人と一緒に成長していけるのが、この仕事ならではの魅力だと思っています。自分自身も、知識面はもちろん、精神的にも人としても成長し続けられる。教育支援という仕事の奥深さを、日々感じています。
こんな人に向いている、教室長という仕事
教室長に向いているのは、子どもたちやスタッフの成長を自分ごとのように楽しみ、喜びを感じられる人だと思います。教室長の役割は、子どもたちの成長にコミットすることはもちろんですが、スタッフとも深い信頼関係を築き、一緒に成長していくことも大切です。スタッフのキャリア形成や成長を支え、それを喜びとして受け止められる人は、この仕事を本当に楽しめるのではないでしょうか。
また、コミュニケーションを大切にし、ひたすら取り続けることが求められます。一人ひとりの表情や状況に合わせて言葉を選びながら、日々漏れなく、会社の方向性から逸れないようにしっかりと誘導しつつ理解を深めてもらう。こうした地道なコミュニケーションを続けられる人が教室長には向いていると感じます。さらに、教室内でスタッフ同士が自然にコミュニケーションを取り合い、支え合う環境づくりにも力を注ぐことが求められます。チーム全員で教室をより良くしていこうという風土を作ることが、結果的に子どもたちの成長にもつながるからです。
これからも子どもたちの「できた!」を増やし、スタッフとともに成長し続けていきたいと思っています。
人の成長に心から向き合い、支え続けることができる教室長は、教室の未来をつくる存在です。チームとともに前向きに歩んでいける方と一緒に働けることを楽しみにしています。