教えるだけでは物足りなかった——塾講師から“教室を創る”教室長へ
こんにちは。スクールIEの教室長を務めている久保清香です。
私は中学生の頃から「英語を本気で学びたい人に教えたい」という想いを持ち、塾講師を志してきました。そして、長年講師としてキャリアを重ねてきた私が、なぜ教室長という新しいステージに踏み出したのか——今回は、その理由と実際に働いて感じたやりがいについてお話しします。
「教える」から「場をつくる」へ。塾講師の枠を超えたくなった理由
これまで、個別・集団両方の塾で講師として指導してきました。
結婚・出産を経て、再び個別指導の講師職に復帰。しかしコロナ禍の影響で、思うような指導ができなくなったり、もどかしい時間が続きました。
一時は「自学自習の教室運営職」に転職しましたが、生徒の学ぶ力を引き出す経験を積む中で、やはり私は“直接指導”と“教室全体の成長”の両方に関わりたいと強く思うようになりました。
そんなときに出会ったのが、やる気スイッチグループの「教室長」という仕事でした。
人生に“遅すぎる”はない。憧れだった教室運営に挑戦
求人で目にした「教室運営」の文字に、心が躍りました。
「年齢的に難しいかも…」という不安もありましたが、「挑戦しないと何も変わらない」と思い切って応募。
実は前職を続けながらの選考で、「適任者がいたらお譲りします」とすら話していた私に、丁寧に向き合ってくださり、ご縁あって採用。新しいキャリアの扉が開いた瞬間でした。
配属直後は“学びの連続”。でも一歩ずつ、自分の存在価値を築いていけた
教室長になる前に、まずは複数の教室でサポート業務に携わるところからスタート。
清掃・電話対応など、どんな小さなことも「教室の役に立つならやる」という気持ちで取り組みました。
教室長になってからも最初は右も左もわからず、他教室の先輩方に何度も質問。そんな私を、誰も否定せず「大丈夫?」と気にかけてくれる環境に、本当に救われました。
結果がすぐに出ず、焦ることもありましたが、「この教室に通いたいと思ってもらえるには?」と、自分に問い続ける日々でした。
教室長の仕事は、戦略と想いの両輪
今では、毎月があっという間に過ぎていくほど充実しています。
上長からのフィードバックをもとに教室の運営戦略を考える時間は、講師時代とはまた違う“面白さ”があります。
数字だけでなく、生徒・保護者との信頼関係をどう築くか、教室全体の空気をどう整えるか…自分の判断と行動がダイレクトに教室の成果につながる感覚は、まさに“経営者の入口”という感じです。
目標は生徒数100名以上、自分らしい教室づくりを
将来的には100名を超える教室にするために、他教室の良い点を積極的に学び、取り入れていきたいと思っています。
教室長という仕事に、年齢もブランクも関係ありません。
人生に“遅すぎる”ことなんてない。私自身がそれを実感しています。
もし、あなたが今「講師のままでいいのかな?」と少しでも感じているなら、教室長という新しいキャリアを、ぜひ視野に入れてみてください。
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