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2025年2月28日より創刊した新レーベル『じるみて』。
創刊のきっかけやレーベルの特徴など、詳しいお話を漫画編集担当・秋葉さん、営業担当・渡邉さんのお二人にうかがいました。
ーー初めに、お二人の自己紹介をお願いいたします。
秋葉:
forcsのコミック制作チームでサブマネージャーを務めております、秋葉と申します。
普段はネームやプロットのチェックや、予実管理など、漫画制作に関わる全般を担当しています。
渡邉:
forcsの営業企画チームに所属しております、渡邉です。
私は主に、forcsで創った作品を外部の電子書店に販売していただくための営業活動を行っています。
また、作品において社外の方や他部署と連携する際の窓口なども担当しています。
ーーありがとうございます。では、今回創刊する新レーベル『じるみて』について聞かせてください。
『じるみて』は、一体どのようなレーベルなのでしょうか。
秋葉:
『じるみて』は女性向けレーベルでありながら、「男性が読んでも面白い」をコンセプトに掲げた、性別や年齢を問わず全ての方にお楽しみいただける作品を取り扱うレーベルです。「全人類に見てほしい」という思いを込めて創刊したため、「全人類見て」を略して『じるみて』というレーベル名を付けました。また、絵柄やストーリー、キャラクターがしっかりと作りこまれているにも関わらず、親しみやすく手軽に楽しめる漫画を取り扱う点も『じるみて』の特徴です。
渡邉:
現代は漫画においても「女性向け」「男性向け」という境界線がなくなってきており、女性が少年漫画を読んだり、男性が少女漫画を読むことが当たり前になっています。『じるみて』はそんな時代の流れを汲み取り、性別や年齢などの読者層を絞らず、全人類に面白いと思ってもらえるようなジャンルフリーの漫画を取り扱っていきます。
ーーこの度『じるみて』を新たに創刊しようと思ったきっかけを教えてください。
渡邉:
元々forcsは、『.FiZZ』をはじめ、女性向け作品を取り扱うレーベルを既に持っています。そこでは、女性の恋愛観や生き方など、時間をかけて深く読んでいただくような作品を取り扱っていました。そういったレーベルが既にある中で、今までの作品とは少し変わった「隙間時間で気軽に読める、だけどクオリティが高く面白い」というような作品を取り扱うレーベルが欲しいという意見が出たことが、創刊のきっかけとなりました。
秋葉:
現代では、特定のジャンルの作品をしっかり読み込みたいという方だけでなく、様々なジャンルの作品を、隙間時間を上手く活用してサクサク読みたいという方が増えています。そのため漫画の読み方も、無料で一気に読めるものや、SNSにアップされるものなど、紙媒体のみで漫画を楽しんでいた頃とは大きく変化しています。『じるみて』はそういったニーズにお応えできるレーベルとして、ジャンルの特性やターゲットにとらわれない、新しい漫画の形をお届けしていきたいです。
ーーありがとうございます。それでは、漫画編集担当の秋葉さんから見た『じるみて』の魅力を教えてください。
秋葉:
やっぱり、ジャンルフリーに様々な作品を楽しめることだと思います。そして、その要素は漫画を描かれている作家の皆さまにとっても利点だと考えています。
よくお聞きする話ですと、描いた漫画作品をどこかに持ち込んだ際に「面白いけど、うちのレーベルの読者層と合わないんだよね…。」と言われてしまう事があるそうです。
それが『じるみて』だと、作品はジャンルフリーで読者層も絞っていないため、ご自由に、本当に描きたいものを描いていただくことができます。そしてこちらも、幅広い作風を受け入れることができます。
「どこに漫画を持ち込めばいいか迷う時は、まず『じるみて』に!」という立ち位置のレーベルになれたら嬉しいなと思っています。
ーー読者だけでなく、作家さんにとっても魅力的なレーベルですね!では次に、営業担当の渡邉さんが思う『じるみて』の魅力を教えてください。
渡邉:
先ほどお話したように、手軽にサクサク楽しめる、だけどキャラクターやストーリーが洗練されたクオリティの高い作品を取り揃えていることだと思います。
普段馴染みの無いジャンルが気になった場合でも、敷居を感じずカジュアルにお楽しみいただける点も魅力の一つです!
ーーありがとうございます。では最後に、漫画編集担当・営業担当それぞれの目線で考える、『じるみて』の展望をお聞かせください。
秋葉:
『じるみて』はあえて作品の方向性を決めないレーベルです。ですので、漫画編集担当としては『じるみて』を「時代に合った形に変化していく」レーベルにしていきたいと考えています。作品ジャンルを定めないことの利点を活かして、その時代の流行に合わせた作品を柔軟に提供できるレーベルになっていきたいです。
渡邉:
営業の観点からですと、『じるみて』から販売された作品がアニメ・ドラマ化などのメディア露出を果たし、より多くの方にお楽しみいただけることが目標です! そのくらい注目を集める、バズる作品へと成長させるため、SNSなど書店以外の場所からも作品を知っていただくためのアプローチをしていきたいと考えています。
ーー秋葉さん、渡邉さん、ありがとうございました!今回ご紹介した新レーベル『じるみて』の作品は、マンガアプリ『comipo』や、電子書籍のダウンロード販売サービス『DLsite comipo』などで読むことができます。ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください!
マンガアプリ『comipo』
・App Store:https://apps.apple.com/jp/app/comipo/id1591548181
・Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.vivion.comipo&pli=1
『DLsite comipo』
https://www.dlsite.com/comic/