こんにちは!株式会社バカンのもっちです。
今回はバカンの成長エンジンとして革新的なプロジェクトで経営に直結したR&Dを推進するCEO室。そんなCEO室で活躍されている車塚さんと八幡さんにお話を聞いてまいりました。
CEO室ならではのスピード感と新規事業開発に対する取り組み方が学べる記事となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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◼︎車塚敏和 宮城県出身。ドイチェ・バンクにてミッションクリティカルなトレーディングシステムの開発に従事。同時にサーバー・ネットワーク等のインフラの構築や運用にも携わる。 その後は主にインターネットビジネスに関わるスタートアップ企業を中心にプロジェクトをリード。オンラインブックマークサービスを展開するblink.comではテクノロジー・ディレクターとしてテクノロジー部門を統括。 優しさをベースとしたバカンの価値観に共感し、2023年10月に入社。
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◼︎八幡直樹 東京都出身。東京工業高等専門学校専攻科を卒業後、法人データを扱う事業会社で事業開発・企画業務及び初期開発業務に従事。 バカンの保有するデータを使って世の中をより良くしたいという思いから2024年4月に入社。
"CEO室ってどんな仕事?"
(もっち)
まずはCEO室がどのような位置づけでどのような役割を持つ部署なのか教えていただけますか?
(車塚)
主に、戦略的プロジェクトの遂行や、MRR(毎月継続的に得られる収益)向上施策を推進していくというミッションを持ち、バカンを次なる成長へと押し上げていくための部署です。
戦略的プロジェクトでは、お客様からのご要望に応えていくのはもちろんのこと、ただそれだけを目的に行うのではなく、そのプロジェクトがフックとなり、バカンが展開している標準サービスの導入に繋がるような取り組みを行っています。
(もっち)
有難うございます。
DX事業本部やメディア事業本部は、売上・利益といった目標をかかげ、そこに向かって事業を推進していくわけですが、CEO室はそことはちょっと違った性質をもつ事業部なのですね。今まで既存サービスが導入出来なかった業界への導入をアシストしていくといいますか。
(車塚)
はい。そうですね。CEO室はサービス導入をアシストして、それぞれの事業を加速させられるアクセラレーター的な存在でありたいと思っています。だからこそ、チーム体制や業務内容には違いがあります。
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(もっち)
なるほど。CEO室として想いを感じます。
さて、話は変わりますが、CEO室で進めている仕事の流れについて具体的に教えてください。
(車塚)
では、戦略的プロジェクトについてお話しします。
最初はお客様のご要望を知るために要求仕様を固めるところから始まります。少し堅苦しい言葉ですが、平たく言うとお客様の夢を形にするということでしょうか。お客様はやりたいことのイメージはできています。しかし、どう実現するかは見えていないことが多いです。ヒアリングをしながら何を解消したいのか、どこに課題があるのかを丁寧に紐解いていきます。そして第一歩を要求仕様という形でまとめ、お互いに認識を共有するとこから始めます。
次に要求レベルから要件レベルに上げるために要件定義を行っていきます。機能的・非機能的な観点で要件を定義し、並行してUI/UXデザインを進めていきます。UI/UXを進めることで最終的なプロダクトイメージをビジュアルでも確認できるので、お客様はこの後の開発プロジェクトを進めて良いかどうかの判断ができるようになります。
このように、戦略的プロジェクトの取り組みでは、CEO室は上流工程から下流工程までを一気通貫でコンサルティングそしてプロジェクトマネジメントの立場で業務に関わっています。
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"誰も出来ない仕事にこそ価値がある"
(もっち)
上流から下流、提案・開発・検証まで幅広く関わるお仕事なんですね。
これまでの仕事の中で、面白かったお仕事や辛かったお仕事はありますか?か?
(八幡)
面白かったお仕事はコンサートに関するシステム開発のお仕事ですね。社内にも知見がない中で開発として上流から関われたので面白かったです。裏側の運用まで知らなければ適正な開発が出来ないため、業界を1から知ることが出来ました。
(車塚)
辛かったということではなく、危機感をもって取り組んだという意味では、短納期プロジェクトに挑戦したことです。納期が短いということは途中で手戻りする余裕がなかったり、失敗が許されません。
多くの人は躊躇すると思います。しかし、誰かが挑戦しなければお客様は困るわけです。その仕事を完遂できれば自分たちの自信になり、そしてお客様からの信頼にもつながるのです。
難易度の高い仕事に挑むことに価値があると思っています。そう考えると辛さはないですね。
"いいからやるのだ"
(もっち)
クライアントと信頼関係を築いていくために一緒に苦難を乗り越えるというのも重要ですね。
CEO室で働くお二人が大切にしていることを教えて下さい。
(車塚)
"いいからやるのだ。を戦略的アプローチで”ということを大切にしています。少し乱暴に聞こえるかもしれませんが、そこにはベンチャーとしての本質的な意味合いがあります。
上場企業や中堅企業の場合、業務を安定的に行うことができることが多いですが、ベンチャーには挑戦が必要です。挑戦していくと高い壁を目の当たりにすることもあります。しかし、壁が高いからといって諦めたり、怯んだりしてはいけません。
そこはもう自分自身に「いいからやるのだ」と言い聞かせ、まずは行動に移すということを大切にしています。とはいえ、闇雲に取り組んでも大抵は失敗します。なので難しいものに戦略的にアプローチしていくということも大切になってきます。CEO室は戦略的アプローチを大切にしています。
(もっち)
八幡さんは働いていて"いいからやるのだ"を実感することはありますか?
(八幡)
基本的に止まることはないです。難しい事をやろうとしている事が多いので、考えすぎると自身の経験から出来ないとブレーキが掛かることもありますが、一旦動いてみて、判断していく感覚がすごく重要だと思っています。
難しい事を見送ることは簡単ですが、そこを拾えることには価値があると考えて働いています。
"一緒に働きたい人ってどんな人?"
(もっち)
では最後に、お二人がどんな方と働きたいか教えて下さい!
(車塚)
ポジティブで前向きな方に仲間になってほしいと考えています。大切なのは切り拓いていこうとい気持ちです。スタートアップという本質を理解し、どんどん挑戦していきたいという方にはぜひCEO室に加わってほしいです。
八幡さんみたいな方です。笑
(八幡)
担当する業務の範囲が広く各々が独立して動くことが多いため、自走できる方が合うと思います。もちろん困った時にはフォローできる状態ではいたいので、まずい時ときはまずい!と言えたり、想定内と想定外をしっかり把握して周りに助けを求められる方だと気持ちよく働けると思います。
(もっち)
お二人共、本日はお忙しい中お時間いただきまして有難うございました!!
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バカンでは一緒に働く仲間を募集しております。是非一緒に胸を張って価値提供できるもの作っていきましょう!!
尚、今回インタビューしたCEO室の募集の詳細はこちらになります。