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こんにちは、ユニファ採用&広報チームです。今回は、ユニファの第一営業部 ソリューション営業一課で課長を務める西山にインタビュー。学生時代の国際協力活動から、新卒入社後に国内外で得た営業スキル、ユニファ入社に至るまでの経緯やマネージャーとして描くチームの今後などについて語っています。ぜひ、ご覧ください!
※本インタビューは2025年10月時点の情報です。
プロフィール
西山直哉(にしやま・なおや)
ビジネス本部 第一営業部 ソリューション営業一課 課長
学習院大学在学中、学生団体の副代表としてカンボジアの教育支援活動に従事。2016年に全国で専門学校などを展開する三幸学園に新卒入社。入社後は、学生を対象とした個人向けの営業を経験した後、ベトナム現地法人にて法人営業、新規事業立案を4年間担当。コロナ禍をきっかけに自身のキャリアを見つめ直し、2022年4月にユニファに入社。現在はソリューション営業一課の課長として、チームを率いながら保育現場の課題解決に日々取り組む。
国際協力をきっかけに、“人が育つ”素晴らしさに関われる教育分野へ
― サッカーを通じた国際協力活動がキャリアの原点
私のキャリアの原点は大学時代の経験からだったと思います。当時、様々な大学の学生が集まるインカレの学生団体に所属し、大学在籍中の4年間、カンボジアの教育支援活動に没頭していました。副代表を務めていたこの団体では、「サッカーを通じた国際協力」をテーマにしており、電気も水道も通っていないような農村地帯で、こどもたちと一緒にサッカーをする環境を整えたり、大会を企画したりしていました。
毎年現地を訪れる度に、こどもたちの成長に驚かされました。サッカーという一つのきっかけを通じてみんなが目標を持ち、仲間と関わる中で、彼らの目の輝きが明らかに変わっていくんです。この“人が育つ”という瞬間に立ち会えた経験から、途上国の教育に、「ボランティアや学生支援だけではなく、今後持続可能なビジネスとして関わりたい」という思いが強くなっていきました。これが、私が教育業界を志したきっかけでした。
大学時代、学生団体の一員としてカンボジアを訪れた際の様子(写真左:中央、写真右:一番右が西山)
― 教育現場で目の当たりにした「自己肯定感」の重要性
この思いを実現すべく、新卒では全国に専門学校や保育施設、高齢者福祉施設などを運営する三幸学園に入社しました。最初の2年間は、オープンキャンパスに来てくれた高校生や保護者の方への営業や、専門学校のクラス運営を担当しました。専門学校のクラス担当として進路指導などを行う中で、私の価値観を大きく揺るがす出来事があったんです。
就職活動を控えた学生たちに、自分の強みや成功体験を書き出すワークをしてもらった時のこと、多くの学生のペンが全く動かないんです。不思議に思って学生達に面談を実施すると、「今まで、何かに取り組んでうまくいった経験がない」「小さいころ褒められたことがない」「そもそも自分にできることがわからない」というような言葉が多く返ってきました。
この時、人の成長の根幹には「自己肯定感」が重要な役割を果たしていて、それが育まれる幼少期の教育・環境がいかに重要かを痛感しました。もちろん、普段はとても活発で素敵な考えを持つ学生達でした。ただ、この学生達が幼少期に自己肯定感を育める環境や基盤がもっとあれば、「また少し違った考え方や、今後より深く人生を楽しむことができるかもしれない」という可能性を感じたんです。
この気付きが、後のユニファへの転職に繋がる経験にもなりました。
海外での挑戦と葛藤の後、出会ったユニファ
― ベトナムでの事業立ち上げと、キャリアの転機
入社3年目からは、ベトナムの現地法人に赴任し、約4年間を現地で過ごしました。日系企業で働くベトナム人向けの日本語教育サービスを提供する法人営業から始まり、後には新しいエリアでの事業展開、日本への留学・就職を支援する人材紹介事業の立ち上げなど、新規事業の立案にも挑戦しました。
当時、3年目で海外赴任を任されたことは珍しく、非常に貴重な経験となりました。やりがいと責任感を持って臨みましたが、実際には多くの葛藤もありました。アイデアはあってもそれを持続可能な事業として形にすることが難しい場面が多く、思い描いていた成果を出すことができないことも多かったんです。言葉や文化の壁にも阻まれ、もどかしさを感じる日々が続きました。
そんな中、コロナ禍でロックダウンを経験し、日本に帰国することになったんです。この期間に自身のキャリアを深く見つめ直し、「もっと自分の武器を明確にし、専門性を高めながらキャリアを積んで成長していきたい」という思いが強くなっていきました。国内外で多くの経験を積み、帰国後も日々奮闘しながら充実した毎日を送っていましたが、さらなる挑戦を求め転職活動を始めました。
―「家族の幸せ」というパーパスへの共感
転職活動の軸は、変わらず“人を育てる”という環境や可能性に携われるかどうか、でした。特に、学生達と関わった経験などから、人としての土台が作られる“幼少期の教育や保育”に関わりたいという思いが強くなっていました。
いくつかの企業を検討する中でユニファに出会ったのですが、最終的な決め手は「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創りだす」というパーパスに、シンプルに共感できたことでした。直感的にこの言葉が持つ力に強く共感し、事業内容を理解したうえで、ここで働きたいと思ったんです。
― メンバー一人ひとりの成長にコミットするマネジメントを目指して
ユニファ入社以来、法人営業担当として、日々ルクミーの利用拡大に尽力しています。現在は、私立の中・小規模保育施設を担当するソリューション営業一課で課長を務めており、5名のメンバーと共に全国の保育施設の先生方とさまざまな課題に向き合っています。先生方の現在抱える課題や、今後実現したい保育の形を深く伺い、ルクミーがどのように貢献できるかを共に考え、日々ご提案しています。今年2025年7月に課長になって以来、私自身メンバーに対する責任の捉え方や意識が大きく変化しました。
私は、マネージャーの役割は「組織が個人に期待すること」と「個人がキャリアを通じて叶えたいこと」というこの2つの円の重なりを最大化することだと考えています。
メンバーのみんなには、日々の疑問や質問はもちろんですが、その他にも週1回の1on1などを通じてメンバーが今何に悩み、何を目指したいのかを丁寧にすり合わせる時間を大切にしています。メンバーのキャリアや人生が、ユニファで過ごす時間を通じてより豊かなものになるように支援することが、私の責任だと思っています。
営業課長として描く未来。現場に寄り添い、新たな価値を創造するチームへ
― チームで目指す今後の展望
私たちが目指しているのは、単に決められたサービスを売るチームではありません。日本の少子化やそれに伴う保育現場の課題は、世界でも前例が多くないと思っています。だからこそ、私たちはこれまでの当たり前を疑い、保育現場に対して「こんな考え方もあるかもしれません」といった、新しい価値を自ら提起していく存在でありたいんです。
ルクミーは現在15のサービスを提供しています。一つひとつのサービス単体ではなく、ルクミーはトータルソリューションとして保育現場のさまざまな課題を一つのサービスでデジタル化できることが強みでもあります。
先生方には、複雑な業務はルクミーや保育AIなどに任せて、こどもたちと向き合う時間をもっと増やしてほしいと願っています。保育業界は、未来あるこどもたちの可能性をさらに広げ得る大切な場所であり、保育・子育てに関する様々な社会課題を解決するヒントに満ちていると感じています。
― 今後、一緒に働きたいメンバー像
社会課題解決に強い関心がある方や、あらゆることを“自分ごと化”できる方と一緒に働きたいですね。実際、今のメンバーも”自分ごと化”して、先生方の課題と向き合えるメンバー達です。自身の成長、チームや仲間、そして先生方が抱える課題。そのすべてに当事者意識を持って向き合える人は、このチームで大きく成長し活躍できると思います。
保育現場では、現場の先生方にしか分からないさまざまな課題に溢れています。いかに自分ごととして捉え、その課題に対して向き合えるのか。私も難しいと感じる課題も多くありますが、課題から逃げずに真摯に向き合うこと、それが自分自身の成長にも必ずつながると考えています。
保育という社会の未来を創るこどもたちやそのご家族、先生方を支える領域で、課題解決に挑戦し、新しい価値を創造していく。そんな私たちの挑戦やユニファのパーパスに共感いただけましたら、ぜひご応募をお待ちしております!
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