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起業するインフラエンジニアに、起業前に見て欲しい記事

アレですよ。 たまには真面目に採用向きの話を書くわけです。
(画像はてきとう)

なんでターゲットが『起業するインフラエンジニア』なのかと言うと、その辺の層じゃないとお互いのメリデメが合いづらいんじゃないかなと思うからなんでありますが。

背景から説明しますとですな。


1.『起業するインフラエンジニア』を求める背景

1-1.自社の特性

うちは、ざっくり言うと下記の様な特性のカイシャでありまして

・バックエンドのアプリ屋(Java・Kotlin・Goのあたり)とPMOがいる会社。
・クラウドネイティブ(?)な技術領域の経験者が多め
・重厚長大なシステム開発プロジェクトは不向き
・アジャイルをやるって言っている。
・新規開発・未体験の業務知識などに対応する。

そういう会社ですと、ビジネス領域が下記のあたりになります。

・その時々の需要が高まる領域で、技術的にとっぴじゃないもの、競合が少ないもの。
 (過去例。 コロナ後市場への対応、RPA、DDD、SPA化、マイクロサービスなど、新規開発のモノ)
・小規模過ぎないもの。(Webサイト等は守備範囲外)
・アジャイルらしいアジャイルをやろうという話
・金融など、IT業界のメインストリーム領域の仕事は得意ではない。

何らかの切り口で投資資本が集まり、特に経験者のいない業務知識のシステム新規開発をやるので、そこで新しめのスキルセット要求が発生。そういう案件に吸い込まれやすく、その様な分野を渡り続けるのが得意になっているという感じでしょうか。

メインストリーム領域ではないので、同じ領域でずっと利益が上がり続けるという事は無いでしょうし、常に技術を更新(かってにされる)しつつ、ビジネスシーンの先端チョットウシロあたりを移動し続けるイメージになります。


1-2.顧客の特性

エンドユーザーは、『法人』となり、上記の様なタイミングで資本が集まる事業領域となります。

コンサルファームが関わる案件は規模が大きく、エンジニア側で関わる事は少ないです。(PMOはそうでもない) SIerの中の、新規需要狙いの部署(メインじゃないのでさほど大きくない)と一緒に切り込んで、広げるような立ち回りになります。 直近ですと、あきらかにWebビジネス系のエンドユーザーに偏っている傾向はあるかなと。

SIerは、ブランド・信用・営業力・マネジメント力を有しており、その他QCDの定義や納品責任そのものなど、いろいろなものを顧客に対して担保していたりします。そのおかげでその傘の下にいる我々は、営業コストをはじめ様々なものを負担せずにおれる訳で、これはこれで良しとしつつ。大手SIer向けの単価が払えない、中小規模のエンドユーザーと言うのも、これはこれで世の中には存在します。

この層のエンドユーザーの、特に新規事業領域の需要と言うのは、まさに我々が狙える領域と考えておりますが、そこで問題になってくるのが、弊社のスキル領域。【バックエンドのアプリ屋(Java・Kotlin・Goのあたり)とPMOがいる会社】という部分になってきます。

インフラの専門家がおらんやんけ!



1-3.インフラ部署が無い背景

10数年前のIT業界であれば、未経験者を採用、ゼロから営業力任せでインフラエンジニアを育てるイメージは持てました。とにかく、UNIXかWindowsサーバの構築の経験まで行ってしまえば、あとはなんとかなった。しかし、2021現在では難しい。理由に、下記の要素を挙げます。

・AWS等クラウドサービスの浸透
弊社起業の前、2012年ころにはもう、ぶわんぶわん来てました。クラウドサーバ。体感ベースになりますが、純粋にオンプレ構築の案件は減少したと考えています。案件が少ないという事は、それだけロースキル層の不利に跳ね返ります。最悪、会社・営業のスペック不足で、運用監視領域を卒業できずに終わるものが多数発生する可能性があり、初期の弊社にとって飲めるリスクではありませんでした。

・商流制限・契約適正化の影響
現在では実際のところ、準委任であれ、リーダーを立てて、その下に配下をつけて作業する様な体制を取る必要があります。この配下ポジションであればスキル不足の若手であっても参画させてもらえるわけでありますが、普通はリーダーをアサインしている会社の社員が優先される訳でして。このリーダー層が育ってくるまでは、在籍エンジニアのキャリア面も相当の不利を覚悟し、耐える必要がある訳です。もはや自社の営業事情どうこうで済む話ではありません。

1-4.で。

事業スタートするにも、リーダークラスのインフラエンジニアが必要と言う話になる訳なのですが、そんな立ち回りができる人、ふつうにソフトハウスの中核社員として活躍している人ばかり。平場の転職市場に出てくるはずがないのです。
いや、出て来たとして、アプリとPMOの会社のインフラのリーダーポジションにどういう魅力があるでしょうかね。ただ単にそのクラスの人員が応募してくると言うことは考えづらい訳であります。

・商流を開拓していかねばならない。
・採用面でも首を突っ込んでいかねばならない。
・部署として重視する主な要素技術なども判断していかねばならない。

などなど、自身の技術的な作業範囲以外の要素が大きく、ふつうにメンバーとしてやりたいな。って人にはまずアンマッチ。というかこれ、こういう戦略レベルの要素を自分で決めたいとか、どの様な組織にしたいかイメージを持っていて、しかもそれを自社で実現したいができない状態にある人。な訳でして。これもう、責任と引き換えにそれができる権限を得るため、独立も考えるパターンですわな。


2.起業してでも権限が欲しい人向けのセールストーク

まあ、目的とするものがどのくらい近いかどうかによるんだけれども。例えば1~3名くらいでの新規創業ってよくあると思うのだけど、そういうタイミングだったらメリットがあるカモシレナイ話。まあ、みるだけみてよ。

・まったくの新規部署で、今回はその責任者ポジションの募集となる。
現在は事業部制です。(得意な技術ごとに、顧客・営業・採用・マネジメント方針などが変わる為。)事業部ごとに最適な立ち位置や手段を取る必要があります。 その為、既存の他事業部の影響はほぼ受けません。(ただし、カニバるのはダメ。シナジーは重視するべき。)
その為、上長がどうとかその手のシガラミは無いですな。自分の事業の為にやるべきと思うことをやってください。逆に、指示待ちタイプだと地獄かもです。

・資本の用意の必要が無い。
すでに存在している会社の資本を使用しての新規投資となります。起業初期あるあるな、ギリギリのキャッシュでカツカツ運営とか、黒字倒産とか、そういう心配は無しです。採用活動も初期から可能となります。

・赤字にならずにそれなりの金額を投資できる
赤字にならない様に行う投資活動は、その年の利益の範囲内でしか行うことができません。(キャッシュだけあってもダメ)赤字になると、新規取引先との取引などでも悪影響が発生。やはり遠回りする結果になります。 今回のケースでは、会社全体の利益が投資できる額の総額になりますので、初年度の採用活動などで投資可能額上限に至るようなことはまずないかと思います。


・総務・営業・採用 などの業務は会社側で処理できる。
予算組みとかが必要になっていくので、会計は把握できるスキルがあった方が良いですが、それはともかく、事務的な実務は、ほぼ発生させずにスタートできます。

・特に自社の営業がいる影響は大きい。
また、自事業部の方針にフルコミットした、経験のある営業マンが最初期から存在する事になります。(個人的見解だけど、これが無いと会社の成長でマジ苦戦する)
営業時に自分たちの都合で案件を選べることはとても重要です。拡大可能な話を狙っていきませんと、単なる個人事業主ムーブで終わってしまいますし、採用しても決められないとなれば、採用ハードル自体を上げざるを得ず、増員が難しくなります。パートナーを探してくる活動も、営業がいなくてはうまくまわりません。そんな営業を採用しようにも、なかなか良い経験者は取れないもの。意外と見落とされがちな重要要素です。

・すでにある商流はそのまま流用できる。
商流は単価・権限(チームの枠確保等。)に影響する為、ダイレクトに事業の成長速度に影響します。この開拓に3~5年を浪費しません。
開発側で取引のある顧客は、そのままインフラ側でも開拓する事が出来ます。エンドユーザとの取引もありますが、増員を考えますとやはりSI商流。SIerでインフラ部署が無いという事はほとんどありません。また、新規取引に必要な条件。【資本金・社員数・社歴】などはそろっており、赤字決算の実績もありません。必要であれば、過去の既知のお客様とそのまま新規取引できるケースもあるかと思います。
(ぶっちゃけ相手によるので、そこは面談の際とかに確認してほしいス)

・当然だが、安定はする。初期にでたらめに安い報酬額に設定しなくてよい。
会社の成長側にカネを回すため、みんな20万円台の給与で数年踏ん張るなども、起業あるあるになりますが、当然ながら本件ではその必要は無いです。


このような感じで、他の事業部とのカニバリゼーションや、無用な摩擦は避ける必要はあるものの、起業で実現したい内容によっては、より早く、確実に実現できる可能性も高いと言えます。
会社全体側からの要望であったり、現在イメージするインフラ部署のイメージなどは、下の方にある求人のほうが詳しいです。 譲れるもの譲れないものがお互いにあるはずで、そこが折り合うものなのかどうかは話をしてみないとわかりませんが、可能性がある様でしたら、実現したいものの実現方法の一つとして、一度お目通し頂けますと、幸いに思います。




3.すでに起業しちゃったけど、なんだか停滞気味。な、小規模事業者さまへのセールストーク

フリーランスにとっては、市場価値が減少する45歳以降の安全確保と言う問題から、『起業』は現実的に選択肢に入ってくるものです。

で、起業したあとのあるあるなんだけども。まずは、

・採用が難しい問題は、結構みんな言うかもしんない。

・営業マンいない問題。これもリンクしている。

・商流上がらない問題。これもリンク。

これらがそれぞれ鶏と卵の関係性で。

まず採用だが、『待機しても大丈夫なだけの余剰利益』や、『仕事取って来れる営業力』こんなものが必要になる。自社と利害を共有する強力な営業がいるかいないかは、採用ハードルと育成面に影響を及ぼす。また、商流が深いと、プロジェクト内で権限を得る事が難しく、増員枠を作る事も容易ではない。(どうもアプリよりは楽らしい?)これも採用と育成に影響を及ぼす。

で、営業マンの雇用だが、上記の採用を行っても平気な余剰利益に加えて、本業界ではコストセンターとなる営業職の給与を払う必要が出てくる。余剰利益は、基本的には戦力の頭数(採用)と、単価の高さ(商流)の影響を受ける訳で、早くもニワトリタマゴ。

最後に商流だが、社員数や資本金、社歴、派遣の免許だったり、セキュリティ認証。協業できる期待リソース量などなどが新規取引の際に要求されることが多く、そもそも開拓してくるのに営業マンが必要なことが多い。ここでもニワトリタマゴと。

初期の状態である程度の頭数を用意しているか、未経験を決めまくる方法を用意しているか、商流を用意しているかしないと、なかなかに初期状態を突破しづらい。 フリーランスの延長のノリで、参加者全員が高額な報酬設定にしていたりすると、上記の投資に必要な余剰利益すら出ない訳で、なかなか最初の一歩が踏めないものなのである。(世の中の超初期の社長連中は、自分の給与をめちゃ安に設定していたりする。)

こんな感じで最初、フリーランス3名でスタート。採用ハードルを下げるも、すぐに離職など、回収すらままならず、時間だけが過ぎ、一人抜け、二人抜け、解散。

めちゃめちゃよくある話なんよ。


そんな、起業したけどこのままじゃあかんな...と言う方々が、もしいれば。
提案なんだけど、うちとの合併や提携を検討してみて頂きたい。
(それも、無理目な採用を行って、ロースキルだらけになる前に!!)


なんでもOKとはもちろんいかないものの、そのまま事業部やそれに類した、自立したビジョン・戦略を持つ組織として存続しつつ、お互いの強みを活かす事が出来ます。(さすがにフリー並の報酬額希望では、どうにもならないが)

採用・待機の為の余剰利益。営業力に関しては、こちらで用意ができるでしょう。
商流も、今既に取引のある先を掘るだけでインフラの仕事は出てくると思いますし、新規で開拓していく事もできるでしょう。(むしろ今まではインフラエンジニアが在籍していない為、手が出なかった。)キャッシュもある訳で、基本的には赤字にならない範囲で投資を行う分には安全性が確保されています。

マトモなメンバーだけで仕事したい

その為に、場所を用意したい。

みたいな方々は、ぜひ一度ご検討ください。


もちろんこちら側が『実現したい』事もあり、その為の新規事業のお話ですので、下記の求人の内容もご確認ください。Wantedlyですので、その求人からカジュアル面談と言うやつで、OKです。
正社員応募以外はNGとか、どこにも書いてないです。

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