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2代目社長だからこそ変革できる!中小企業DXの第一歩を踏み出そう

こんにちは、タビアン代表の難波です。

今回は「2代目社長の業務システム・WebサービスのDX支援を成功させよう」というテーマでお話ししたいと思います。

私自身、中小企業やベンチャー企業と協働していく中で、事業継承をした2代目社長がDXを起点に新しい価値を生み出す場面を数多く見てきました。事業の成長や組織の拡大を狙う上でDXは非常に重要なアプローチですが、どこから着手すればよいのか分からず、手探りのまま進めてしまう方も少なくありません。最悪の場合、現状維持のままリスクを抱えて事業運営をしてしまうケースもあるでしょう。

本コラムでは、「なぜDXが必要なのか」「成功のためのポイントは何か」といった基本的な事項から、現場への浸透方法やリスク回避策までをお伝えしていきます。2代目社長として前任から事業を継承された方や、経営層・IT担当者の皆さんの参考になれば幸いです。

2代目社長の挑戦が企業の未来を拓く

2代目社長には、先代が築き上げたブランドや顧客基盤がすでに存在します。これは大きなアドバンテージですが、同時に旧来の業務フローやシステムを引きずりやすいという課題も抱えています。

  • レガシーシステムの放置:カスタマイズや保守が困難になりがち
  • 属人的なノウハウ:ベテラン社員の頭の中だけに残っている情報の可視化不足
  • コストと手間の負担:システム刷新の費用と時間をどう捻出するか

こうした状況でこそ、2代目社長の「変革していこう」という意思決定が鍵を握ります。先代が築いた基盤をベースに、新しいシステムやWebサービスを積極的に取り入れ、DXを推し進めることが組織の未来を大きく開くのです。

失敗例から学ぶ、DX推進の落とし穴

DXを成功させるには、「ビジョン」「人材」「テクノロジー」の3つの観点が欠かせません。

ビジョン

    • どんな未来を描きたいのか、経営者自身が明確に言語化する
    • 会社全体を巻き込むためのコミュニケーションが必須
    • 「何を実現したいか」の根幹を共有することで、現場の抵抗感を低減

人材

    • DXに詳しいIT人材を社内で育成、もしくは外部人材を活用する
    • 現場担当者がシステム導入に参画し、意見をフィードバックする体制づくり
    • 組織内でDXを推進するキーパーソン(CDOなど)を明確にする

テクノロジー

    • 自社の業態や規模、予算に合ったシステムや開発パートナーの選定が重要
    • クラウドサービス、SaaSの活用など、小さく始めてスケールさせる方法
    • セキュリティ面やアフターサポートも含めた検討が必要

これら3つの観点を踏まえながらDXプロジェクトに取り組んでいくことが求められますが、実際にDXに取り組んだものの、思うような成果が出ずに終わってしまう例も残念ながら存在します。

たとえば、

  • システムだけ導入して満足してしまい、現場が使いこなせていない
  • 目的が曖昧なままソリューションを買ってしまい、結局活用されない
  • 導入までに時間がかかりすぎ、時代の変化に追いつけなかった

DXはあくまで手段であり、ゴールとなる事業ビジョンや競争力強化の目的がないと、本質的な成果に結びつきにくいのです。その意味でも、2代目社長が先頭に立って明確な方向性を示し、社員や社外パートナーと進め方を共有することが重要だと感じます。

タビアン流・DX推進の4ステップ

私たちタビアンでは、DXプロジェクトを以下のステップで進めることを推奨しています。

  1. 課題の可視化
    • 現在の業務フローやシステムの問題点を洗い出す
    • 既存資料やヒアリングで具体的な課題を把握
  2. 要件定義・計画策定
    • ビジョンをもとに、「何を」「いつまでに」「どこまで」実現するのか決定
    • 開発体制や予算配分も含めて計画を立てる
  3. 開発・導入
    • プロトタイプ段階から現場の声を反映しながら作り込む
    • 必要に応じてアジャイル開発やスクラムを取り入れる
  4. 運用・改善
    • リリース後に収集したデータやフィードバックを生かして改善を継続
    • 社員がシステムを正しく運用できるよう教育体制を整える

特に2代目社長の皆さんは、現場と経営の両方を俯瞰しつつ、新しい変革への投資判断を素早く行う必要があります。私もこれまで多くの企業とお付き合いしてきましたが、経営者自身が積極的に関わってくれるプロジェクトほど成功率が高いと感じています。

2代目社長が描く未来、そしてタビアンが提供できるサポート

DXは企業を生まれ変わらせる大きなチャンスです。2代目社長としての立場は、新しいことに挑戦しやすいという大きなメリットがあります。歴史を引き継ぎながらも、時代に合わせて変革を起こすことで、組織は新たなステージへと成長していきます。

私たちタビアンは、DX推進のトータルサポートを得意としています。

  • 現状分析から要件定義、開発、運用まで一貫した支援
  • 経営者視点とエンジニア視点を融合させるコンサルティング
  • 小規模から始められるシステム導入プランの提案

中小企業やベンチャー企業の2代目社長の皆さんが、組織の未来を切り拓く一手としてDXを成功させることを、私も全力で応援しています。一緒に新しい時代の扉を開きましょう。

まとめ

DXはあくまで目的ではなく、ビジョンを実現するための手段です。2代目社長の皆さんこそ、先代から受け継いだ企業をさらに飛躍させるパワーを持っています。ぜひ本コラムを参考に、DXを推進する具体的なアクションを始めてみてください。私も微力ながら、タビアンとして全力でサポートしていきたいと思っています。

自社のDXについて壁打ちをされたい方へ

本記事の内容をお問い合わせをしたい事業承継した自社内システムのDXについて壁打ちをお願いしたい、といった2代目社長の皆さまは、お気軽に以下日程調整URLより私難波との打ち合わせをセッティングしてくださいませ!

https://meetings.hubspot.com/kazuyuki-namba/meeting-dx

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