高級品を売るという概念を当たり前に。買い取り専門の事業「BRAND REVALUE 」が4 年で成長率1000% を記録するまでの軌跡 / BRAND REVALUE
みなさん、こんにちは。採用広報担当です。STAYGOLD社員の勇姿をお届けするこのインタビューでは、社員の想いにフォーカスしていきます。今回は、株式会社STAYGOLDの事業の一つである「BRAND REVALUE」の創業メンバーであり、全国各地のフランチャイズ展開にも従事した、高田(BRAND REVALUE事業部 副本部長兼営業部長)にご自身の入社から今に至るまでの軌跡をインタビューしました。ぜひ、最後まで御覧ください。
PROFILE|
大手金融機関への勤務時代に大学の友人(後のBRAND REVALUE事業部の森事業部長)とBRING渋谷店を利用する。友人に続く形で2017年に入社し、前職で鍛えた営業力、コミュニケーション力、損益計算書の読解スキルを武器に会社の土台を築いた。現在では店舗数も23に到達、年間売上115億円を超える事業部の副本部長兼営業部長として活躍。
◇面白いビジネスになると直感で感じ、入社を決意
大学卒業後、大手金融にて営業としてキャリアをスタート致しました。法人営業に従事しており、数十、数百社のお客様を担当させていただきながら、数千億単位の融資を行っておりました。STAYGOLDとの出会いは、旧来の友人である森(事業部長)さんとBRING渋谷店に来店したことがきっかけとなります。当時は店舗も1つだけの小さな古着屋で、その現場で接客をしていたのが弊社の柏村(社長)さんでした。店舗に通い、友人として交友関係を深めていた時に、森さんから「STAYGOLDに入社して新しい事業を立ち上げた、一緒にやらないか。」と誘いを受けました。買い取り専門の事業を展開すると聞いて、当時はフリマアプリの参入等でモノを売るという消費者行動に火が付き始めていた頃で、面白いビジネスになると直感で感じて入社を決めました。
◇市場に浸透していない、高級品を売るという行為を日常にするために奮闘
メルカリなどのフリマアプリが普及して、日常的にモノを売るという行為が行われていましたが、高級品や高単価なものはリスクがあるため市場にあまり出ていませんでした。そこにアプローチするために買い取り専門店として事業展開をしたので潜在的なお客様も見えていること自体は非常に良い兆しだったかと思います。当時は私を含めて、3名のスタッフでお客様からの問い合わせから買い取りを行っておりました。急拡大が故にこちらのリソースが足りないという事態にもなりましたが、多少無理をしてでも、事業を進めていかなければならないという使命感で当時ははたらいていましたね。
SDGsの取り組みも相まって、リサイクル、リユースの風潮もありました。以前は買い取り専門店がCMを流すことや一度買ったものを売るということは当たり前では無かったと思います。しかし、大手買い取り専門店や時計販売店などを皮切りに、ロレックスなどの高級時計の売買が世の中に浸透し始め、市場が拓けてきました。結果として、高級品やブランド品の売買を行うユーザーも増え、世間一般的では無かったことが当たり前になったのではないでしょうか。
◇事業が拡張する中での組織編成で、マネジメントの壁にぶち当たる
事業が拡大し、個人ではなく組織を編成していくフェーズでは沢山の苦悩がありました。1店舗の運営から始まり、渋谷や新宿、関西にも店舗を立ち上げた後に、私はフランチャイズ展開のために一度事業部を離れていました。1年程経った後に事業部に戻りましたが、社員も店舗も増えてはいるが、マネジメントが円滑に進んでいないという事態に陥っていました。そこで店舗エリア毎にマネージャーを設け、シフトを再編成し、組織の布陣を改めることから始めました。加えて、各社員にミッション、役割を与えることでより個人のはたらきを活性化させようと取り組みました。結果的に細かな議論や伝達が分散することは改善され、ラインコントロールが出来るようになったので、より組織として全体が機能するようになりました。元々、1店舗だけで行っていた事業が拡張する中で組織編成が必要でしたので、この壁は乗り越えるべきものだったと改めて感じましたね。
結果として組織を再編成して事業を伸ばすことができ、2020年には会社として初の業界成長率1位を獲得しました。青天井で頑張ろうという意識を持ち、取り組んだ結果が一つ出た経験でしたね。STAYGOLDとして、業界を牽引してくつもりでアクセルを踏んできた毎日でしたので素直に嬉しかったです。小さな進歩だったと思いますが、業界に爪痕を残せたなと感じています。事業部としても創業期からとにかく事業存続、拡大のことを考えて進んできましたし、創業から4年で売上115億円を突破し、現在まで歩みを止めずに進めています。ただ、まだまだ業界的なシェアを獲得出来ている訳ではないですし、更なる事業拡大や海外進出など、やるべき事は沢山あります。社員を信じて、自分を信じで取り組んでいくしかないです。
◇自分が出来ることをただひたすらやり続けた
何も整っていないところからプロジェクトを進めていく必要があったので、志の高さや仕事への視点は確実に変わりました。不条理な社会や外部要因ももちろん発生しますし、それを自分で行動して変えていかなければいけない。事業を進めていく上で、経営者的視点でものごとを捉えることは必須でした。ただ、すごくシンプルな言い方をすると「達成したい目標」のために「用意、準備」は万全かを考え抜くことを徹底していました。エベレスト登頂に挑もうとしている人が、ボロボロのシューズで、何の防寒対策もせずに、器具も持たずに達成できるか?ということです。そのための準備をシンプルに考え、実行してきた6年間だったかと思います。
事業全体を通じて今お伝えしたことが成長だと感じるのですが、私個人としては「自分が出来ることをただひたすらやり続けた」だけだと思っています。学生時代から健康食品を売ったり、家庭教師の営業をしたり、社会人になっても金融機関での営業を行っていましたし、とにかく様々な営業をしてきました。培った営業力と金融機関で学んだお金の流れ、成功するパターン、経営に関しての知識を使ってきただけなんです。森(事業部長)さんから誘いを受けた時も、自分にお願いされたことができることだったから、やらせてもらっているという感覚が強かったですね。
◇当たり前のクオリティーをより向上させ、ものを売るときに行きたいと思ってもらいたい
会社が掲げるビジョンの実現、会社に関わっていただいている人の期待に応えるために様々なことに取り組まなければなりません。会社は村であり、国であると私は思います。「言うは易く行うは難し」という言葉がありますがまさにその通りで、私たちが立派な国を作るためには、掲げているビジョンを業務の中に物理的に落とし込む必要があると考えています。もちろん今出来ている部分もありますが、そこ以外を伸ばしていける組織でありたいです。
BRAND REVALUEに関しては、当たり前のクオリティーをより向上させたいです。お客様の希望はお品物を売りたいというシンプルなものなので、その希望を叶えるための行動を取るだけかと思います。現場では高級感のある店舗を用意し、信頼できる接客を行い、社員も一流の身だしなみでお客様のご対応をさせていただく。事業部としては新しい市場を開拓して、店舗のお客様へご納得いただける金額が提示出来るように環境を整える。そうやってお客様に満足いただける、ものを売るときはBRAND REVALUEに行こうと思っていただける事業を目指します。これが弊社のサービスの真髄であり、今後目指すべき「頂」だと私は考えています。