こんにちは、スパイスファクトリー株式会社でPublic Relations（広報）担当をしている前田です。2024年新しい挑戦として、当社でラジオ放送を開始します。なぜラジオを始めるのか、どんなラジオなのかをこの記事でお話ししたいと思います。「みんなで育てて、成長するラジオ」をコンセプトに放送を開始しました。この記事を開いたみなさんも、すでにこのラジオを育てる一員に参加しています！

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放送公開情報などは各種公式SNSで投稿しますのでぜひcheck👀してくださいね✅✨

【読了目安：この記事は約5分で読めます。】

なぜラジオを始めるのか

「動きが早い＆多くて情報出すのが追い付かない問題」は割とスタートアップ企業には、あるあるかもしれません。なかなか「現在（いま）」をタイムリーに伝える難しさに直面し、いくつかの課題を抱えています。

1. 会社の動きが早い＆情報が多すぎて、最新情報として伝えたい情報を出すのが追い付かない問題
   
2. 話してみるまで当社メンバーの魅力が伝わらない問題
   （逆に、採用面談やクライアントとの初回面談などの評価は高いので、当社自ら言うのもなんですが非常にもったいない…）
   
3. 社内のメンバーの増加＋フルリモートのメンバーが増えてきて、誰が何しているのか見えない問題

それでも、社会的にインパクトのあるプロジェクトのことや会社の最新情報を伝えていくこと、メンバーの魅力を伝えていくこと、全部諦めたくない！！！

ということで、考えた結果「ながら聞き」できる音声配信としてラジオを始めることにしました。コンセプトにもある「みんなで育てて、成長するラジオ」として、当社コアバリューであるFail Fastー素早く、賢く失敗しようーを体現し、いろんな人に育ててもらいながらラジオを運営していくことになりました。

「みんなで育てて、成長するラジオ」ってなに？

参加者も制作者も本気で楽しんでつくることを大事にしたいと思っています。
「みんなで育てて、成長するラジオ」のコンセプトは、言葉そのままです。
スパイスファクトリーはラジオを通して、一方的に情報を届けるのではなく双方向のコミュニケーションをつくっていきたいと考えています。

応援してくれる人・聴いてくれる人・教えてくれる人・参加してくれる人・制作する人、みんなで育てていきたい。そうすることで誰かにとって、新しい学びが届けられたり、いい体験をつくることができたり、話のタネになったり、新しい何かを知るきっかけになったりして。

関わってくれる人とコミュニケーションという手段を使って、何かしらの”触媒ースパイス”になれたら嬉しいです。そうなれるように、様々な企画を考えたり、ゲストをお呼びしていく予定です。

そして、アジャイルにラジオを制作していく過程を一緒に感じていただきたいと思っています。
先述しましたが、コアバリューであるFail Fastを体現していきたいので、一定の制約を作りながら、ラジオ番組制作を始めます。
そのため、ラジオ制作の裏側にかかる工数上限を20時間／月と固定の作業時間を設定します。編集済みの完成されたラジオをリリースできるとは限りません。
それも含めて、ラジオ内でも振り返りをし改善していく様も感じていただけたらと思います。

パーソナリティー(仮)の紹介

ラジオ始動初期メンバーとして、PRチームの流郷と前田がパーソナリティーを務めます。それぞれ自己紹介していきます。

スパイスファクトリー株式会社
取締役CSO（最高サステナビリティ責任者）
流郷 綾乃 / Ayano Ryugo

中小企業の広報として活躍後、フリーランスの広報として独立し、With Media 代表としてスタートアップ等に対して広報・戦略コンサルティングを提供。2017年、生物資源ベンチャー 株式会社ムスカの広報戦略を支援し、2018年に代表取締役CEOに就任。数々のビジネスコンテストにて最優秀者やSDGs賞を受賞し、経産省J-Startup企業に採択。同社の認知度の向上および、資金調達に貢献後、2020年に退任。2021年、スパイスファクトリー株式会社 取締役CSO（Chief Sustainability Officer）に就任。民間ロケット開発企業でPR・サステナブル推進の顧問も務める。

スパイスファクトリー株式会社
Public Relation担当
前田 梨沙 / Risa Maeda

愛知県出身。2023年3月、スパイスファクトリーへの入社をきっかけに東京へ移住。飲食業や、BtoBの金属加工部品の製造業でのPR・マーケティング、スマホゲーム会社のPRなどのキャリアを経て、現職入社。PRを担当。メディアリレーションズだけでなく、広報の立ち上げ、インナーコミュニケーション施策、コーポレートサイトや採用サイトの新規立ち上げなど、広報としての情報発信の仕組みづくりをはじめとした「０→１」で取り組むことが得意です。

現在のラジオ収録環境の状況を写真でお伝えします

二人でしゃべるのに、マイク一本。なのに、オーディオインターフェースだけはある（笑）とんでもない、ありあわせの環境ですよね。

前田が持参した私物のボーカルマイクです。（笑）

会議室：OPENNESSでのラジオ収録風景です。お気に入りのGitHubキャップをかぶっているがゆえに、「技術スタッフみたいじゃん！」と流郷さんに言われる。（笑）

でもなんとか、沢山の皆さんと繋がれるこれからの未来を信じて楽しくやっております！(^^♪

音声配信コンテンツについての各種調査データ

以下の調査データで、音声配信コンテンツのメリットについて広報担当者らしく探ってみました。

・朝視聴するユーザーは情報収集や学習意欲の高い方が多い
・動画コンテンツよりも音声コンテンツの方が疲労感を感じづらい
・ビジネス分野の音声コンテンツの視聴率が成長中である

そのような状況から見て、企業が情報発信するにあたって非常に明るいものが多い傾向にあります。

■世界的な音声コンテンツの需要

イギリスの調査会社MIDiA Researchによると、世界の音楽配信・ストリーミングサービスは、2021年にサービスの有料ユーザー数が5.23億人を突破しました。2020年の有料ユーザー数と比べると26.4%増加しており、世界的に音声コンテンツの需要が高まっていることがわかります。
参考データ：https://www.midiaresearch.com/blog/music-subscriber-market-shares-q2-2021

■ビジネス分野での音声コンテンツの視聴率の成長

Spotifyが2023年「ポッドキャストトレンドレポート」では、カテゴリ別の視聴成長率TOP10を発表しています。ビジネス＆technologyニュースは72％増加、technology＆スタートアップ68％増加しています。（※2022年と2023年のデータを比較）
参考データ：Megaphone by Spotify / 2023 Podcast Trends Report

■音声コンテンツの視聴者動向と属性

さらに、株式会社朝日新聞社に株式会社オトナルが共同で実施したポッドキャストの利用実態調査「PODCAST REPORT IN JAPAN ポッドキャスト国内利用実態調査2022」によると、Podcastを聴く際に最も多く利用されているプラットフォームはSpotifyで、全体の47.6%の人が利用しています。

・ポッドキャストユーザーの14.9%、朝ポキユーザーの2割は、企業の意思決定層。ポッドキャストユーザーは非ユーザーに比べ、ビジネスパーソンと学生が多い
・ポッドキャストユーザー、特に朝ポキユーザーは情報感度が高い。違う意見への受容性、新サービスや流行への感度が大きく上回る
・ポッドキャストを聴くシチュエーションはコロナ禍以前の生活スタイルへの回帰を反映。就寝前と移動中の聴取が増加
・「動画視聴と比較して疲労感を感じることがない」などのユーザーの声も

引用：国内のポッドキャストユーザーは1,680万人に。Z世代は約3割が毎月利用。「ポッドキャスト国内利用実態調査」を発表から抜粋
国内のポッドキャストユーザーは1,680万人に。Z世代は約3割が毎月利用。「ポッドキャスト国内利用実態調査」を発表

これからのラジオ運営について

OPENNESSという名前の付いた会議室、ここにラジオブースをつくります。

現在、オーディオインターフェイスとPCを繋ぐケーブルと、オーディオインターフェイスしかありません。あとは何もありません。（やる気はあります！）「みんなで育てて、成長するラジオ」ということで、ゼロベースのラジオを立ち上げる段階から赤裸々に配信していこうと決めております。色々挑戦しながら実験していきたいと思います。

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https://twitter.com/spicefactory310