1
/
5

アトピーでほとんどのお菓子を食べられなかった少年が小さなおやつの会社で働くまでの話

はじめまして。バックオフィス業務全般をやっている今西です。
今日は、僕がなぜスナックミーに入社したいと思ったのか、という話を書いてみようと思います。

アトピーの世界で生きる幼少期

入社したいと思った僕の気持ちを紐解いていくと、幼少期の体験までさかのぼります。
僕は、生まれて間もなくアトピー性皮膚炎の影響で「卵アレルギー」を発症しました。
アレルギー物質が体に入ると強いかゆみとぜん息に似た症状がでてしまうため、
両親と祖母は僕が食べるもの、特に卵と添加物にはかなり気をつけてくれていました。

そんな幼少期で一番辛かったのは周りと同じものが食べられないことでした。
当時、卵や添加物が食べられないということは、ケーキやクッキー、スナック菓子や菓子パンなど、
子供の好きなお菓子のほとんどが食べられないのと同じ意味でした。
学校の給食、誕生日会、駄菓子屋、テーマパークや遊園地、、、などなど。
友達と同じお菓子をたべて「これおいしいね!!」と共感した記憶が僕にはほとんどありません。
一方で、自分は周りと違うという疎外感を感じていたことは、今でもはっきり覚えています。
自然と僕は、誰とも共感できないお菓子に対して興味を失っていきました。

※余談になりますが、、
 両親は僕のために自家製で卵や添加物をつかわないケーキをつくり、誕生日を祝ってくれていました。
 当時は今のように簡単にネットで情報を探すこともできないなか、本当に苦心してくれたと思います。
 いまでも人生でいちばん美味しいと思っているお菓子は、あのケーキです。

大人になり、再び思い出す幼少期の記憶

そんな僕も、年齢を重ね、結婚して家族をもつということが現実味をもつ時期がきたのですが、
そのとき、いままで考えたことのなかった大きな不安を感じるようになりました。
自分の子供が、自分と同じような体質をもち、同じような幼少期を体験するのでは、という不安です。
できることなら子供に自分と同じ思いはさせたくない、でもどうしたらいいのかわからない。
そんなモヤモヤを抱えながら、ちょうど結婚のタイミングで転職を検討していた時期に、
小さなおやつのスタートアップの求人をwantedlyで見つけました。
それが、株式会社スナックミーです。

「答え」になりえるサービスとの出会い

はじめは自分がやりたい仕事を任せてもらえるのかな、くらいの気持ちで会社のHPをみていたのですが、
「添加物不使用」、「パーソナライズ」、「多品種」という言葉で一気にサービスに興味がわきました。
これなら、自分の子供がもしアトピーになってしまい、なにかのアレルギーを発症してしまっても、
食べることのできるお菓子をいろいろな種類の中から選んだり提案してもらえることで、
子供が友達と一緒に「これおいしいね!!」と共感しながらお菓子を食べられる未来もあるのでは。
自分の中のモヤモヤした不安をなくす答えがみつかりそうな気がしました。

気づいた"おやつ"の楽しさを未来につなぐ

当時のスナックミーは創業4年目で社員も10人くらいの本当に小さな会社でした。
倉庫なのか物置きなのかもよくわからない場所で、
いまにも壊れそうな椅子に座って面接を受けたのをよく覚えています。

面接を受けたあと、僕はスナックミーのおやつの定期便サービスをはじめました。
実際に手にとって、食べて、この会社に入ろうと決めました。
お菓子への興味を失っていた僕でも、家族と一緒に楽しくお菓子を食べることができたからです。
体質にあったお菓子の中から、どのお菓子を食べるかで悩み、ときにお菓子の美味しさで共感する。
いまを生きる人たち、これから生まれてくる子供たちのために残していきたいサービスだと思いました。

あとがき

スナックミーでは、飾らずシンプルにやさしい雰囲気を持った人たちが働いてくれています。
それぞれがいろいろな想いをもって仲間になってくれましたが、
みんなスナックミーのサービスがとても好きな人たちです。

もし、そんなスナックミーで働くことに少しでも興味をもってくれた方がいましたら、
ぜひwantedlyやコーポレートサイトの求人からご応募ください!

スナックミー採用・求人情報
スナックミーの採用・求人サイトです|現在、スナックミーは事業拡大中につき、面白いおやつと世界を一緒に作っていく仲間を募集しています。IDEAL(理念)に共感していただき、共通の価値観を持つ方からのご応募お待ちしています。
https://team.snaqme.com/
株式会社スナックミー's job postings
19 Likes
19 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社スナックミー
If this story triggered your interest, have a chat with the team?