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チーム発足から1年。なぜSmartHRのデジタルマーケティングで働くのか

こんにちは。広報のたけべともこです。

SmartHRは、マーケティンググループの中に「リードマネジメント・ブランドマーケティング・メディア・広報(PR)」の4つのユニットがあります。そのうち、リードマネジメントユニットの中に、「デジタルマーケティング」を担当しているチームがあります。

メンバーは、鈴木良紀(スズキヨシノリ)さん、清水勝也(シミズカツヤ)さん、森岡つきか(モリオカツキカ)さんの3人。チームの発足は、約1年前といいます。
 

● SmartHRのデジタルマーケティングってどんなことをしているの?
● そもそも、なぜSmartHRに入社したの?
● BtoBとBtoCのデジタルマーケティングの違いとは?
● どんな人と一緒に働いてみたい?

……これらを3人に聞いてみました。

デジタルマーケティングって、どんな仕事?

ーー「いつもどんな業務をしていますか?」と聞くと、「Web広告の運用やサービスサイトの改善、メルマガ、記事広告などです」と話してくれたのは、清水さん。

清水勝也(以下、清水):私は、リード獲得を目的としたオンライン施策を担当しています。直近では、新規広告メニューの企画・開発やテレマーケティングといった、オンライン・オフライン問わずリード獲得に必要な施策を幅広く実施していますね。

▲清水勝也(シミズカツヤ)さん


森岡つきか(以下、森岡):私は、獲得したリードをインサイドセールスに引き渡すまでの、ナーチャリング施策の企画・実行とデータマネジメントを担当しています。
具体的には、メールマーケティングと、そのためのコンテンツ企画、他チームとデータをスムーズに共有するためのMAツール(マーケティング・オートメーションツール)とCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント;顧客関係管理)を使った、リードマネジメントの仕組み作りです。

▲森岡 つきか(モリオカツキカ)さん

これまでの経験と、SmartHRに入社した理由

ーーでは、SmartHRに入社する前はどんな仕事をしていたのでしょうか? 鈴木さんは「新卒では広告会社に入社し、3年半営業をしていました」と話します。

鈴木良紀(以下、鈴木):広告会社では、クライアントの売上に貢献するためのプロモーションについて、ひたすら考えていましたね。次第に「プロダクトにより深く関わりたい」「TVCMやイベントといった、オフラインのスキルも積みたい」との思いが強まり、オンラインゲームの会社にマーケティング担当として入社。ここでも3年半勤めたのち、2018年11月にSmartHRに転職しました。

▲鈴木良紀(スズキヨシノリ)さん


森岡:以前は、予約管理システムの開発とメディアを運営するBtoBtoCの企業で、企画職として働いていました。会社の転換期だったこともあり、システムの導入プロジェクト、プロモーション企画、社内システムの開発ディレクションなど、様々な業務を浅く広く担当していましたね。
その中で、「この分野に自信がある!」と胸を張れる専門性を身に付けたいと思ったことが、転職のきっかけです。


ーー続いて、転職先として「SmartHRを選んだ理由」を聞いてみます。

鈴木:お客さまの課題解決のための、社会貢献度が高い商品に携わりたいと思ったからです。情報をオープンにする文化が強く、キャッシュフローが社内開示されているので、「決裁の背景が汲み取りやすく、ステークホルダーとの調整を最小限に抑えられそうだ」と確信しました。スピード感を持って仕事ができそうだな、と。

森岡:私も鈴木さんと同じく、SmartHRは素晴らしいプロダクトだと入社前から感じていて。「SmartHRをもっと世の中に広めたい!」と考えるにいたり、入社を決意しました。
プロモーションを担当していると「この商品って、本当にお客さまにおすすめすべきかな?」と不安に感じる場面もあると思いますが、SmartHRはその不安が無いと感じたんです。

働く中でのオモシロさ

ーーでは、デジタルマーケティングらではのオモシロさとは。「他のチームと協力することで効果が最大化される点に面白さを感じます」と話してくれたのは、清水さん。

清水:例えば、私が担当しているのはオンラインですが、オフライン施策との連動性を考えて進めています。
ユーザーはオンライン・オフラインを切り分けずに情報収集していますし、ユーザーの生の声はセールスやCS(カスタマーサクセス)が一番知っています。複数の施策や他のチームを巻き込みながらPDCAサイクルを回すのは、やりがいの一つです。

鈴木:各チームがお客さまのことを真摯に考えているからこそ、顧客満足度が高い。それが実感できて面白いです。
BtoCは広告からの流入とWeb上のコミュニケーションで完結する場合が多いですが、SmartHRは人を介してお客さまに価値を届ける楽しさを感じます。マーケが獲得したリードをIS(インサイドセールス)に引き渡し、クロージングセールスやCSに繋いでいく……という進め方ならではの楽しさかなと。


▲写真左から、清水さん、鈴木さん、森岡さん


ーー次に、「BtoBならではのオモシロさは何ですか?」と聞いてみました。

清水:BtoBのWeb広告では敬遠されがちな動画などのフォーマットや、メディアと連携した幅広い広告メニューの企画・開発にチャレンジできるところです。
SmartHRは、継続利用率が「99.5%」と極めて高いこともあり、攻めのマーケティング施策を打ち続けられるんです。一般的に「BtoBには合わない」と思われがちな広告手法にも挑戦し振り返ることで、成果も出てきていて。

鈴木:清水さんと同じく、継続利用率の高さはSmartHRならではですね。あとは、BtoCに比べて商材単価が高いところもBtoBならではだと思います。既存の広告だけでなく、企業の営業網を活用したアライアンス展開でのリード獲得など、一般的な広告のイメージにとらわれない施策を実行できて面白いです。

BtoBとBtoCの違いって何ですか?

ーーさらに、BtoBとBtoCの違いを聞くと、「組織作りの違いと、ブランドについて全社員が考える必要がある点でしょうか」と答えてくれたのは鈴木さん。

鈴木:前職を思い出すと、BtoCは検討から購買までが短期スパンでした。オンラインで完結するビジネスモデルだったので、「認知〜比較検討〜商品購買〜アップセル・クロスセル」の一連のプロセスを、マーケティング部門が担っていましたね。
対して、BtoBのSmartHRは、「THE MODEL」ようにマーケティングで獲得したリードをISへ繋ぎ、クロージングセールスに繋ぎ、さらにCSへ……と、人を介してクロージングする必要があるんです。

森岡:私が感じたのは、「CVまでに必要なプロセスの数と時間」と「各チームの専門性の高さ」の2点でしょうか。
「各チームの専門性」は、鈴木さんの話に近いですが、ビジネスのフェーズごとに担当チームが決まっていて、それぞれがプロフェッショナル。こうしてお話しすると単純ですが、入社して慣れるまでに一番時間がかった部分です。

清水:あとは、「受注までの登場人物の多さ」も挙げられますね。
導入検討中のお客さまが決裁するまでには、人事担当者・人事部長・情報システム部・経営企画・役員の方……といった多くの方の巻き込みが必要です。SmartHRを検討しているときに、決裁に関わる皆さまが「事前にSmartHRを知っている状態」をつくることも重要です。

▲デジタルマーケティングのミーティング中の1コマ


ーーでは、前職などでの「BtoCの経験」は、今どのように活きているのでしょうか。

鈴木:回収の見通しがあるなら、積極的に広告投資をする……という姿勢は、前職で身に付いたと思います。SaaSでは、「LTV/CAC > 3」が積極的投資の判断基準とされていますが、私たちは今、どんどんチャレンジできる状態です。

森岡:ブランドイメージを維持するときに、BtoCで培った「リードに対する責任感」が活きていると感じます。SmartHRは、ユーザーフレンドリーさと誠実さで信頼いただいている部分が大きいと思うので、利用開始前のお客さまへの接し方もより丁寧さを意識したいな、と。

清水:競合他社との差別化と魅力付けを考えたときに、「より興味を持ってもらえるクリエイティブ」を考える力は、前職の経験によるものが大きいです。BtoBのマーケティングは、訴求したいメッセージが競合と似やすいのですが、Web広告のバナーやサービスサイトのクリエイティブでも、「SmartHRらしさ」を重視しています。

大変だった仕事と、乗り越え方

ーーBtoBとBtoCの違いや、仕事が楽しそうな様子は伝わってきましたが、大変だった業務もあるのでは?「働く中で大変だった仕事も教えてください」と聞いてみました。

清水:獲得するリードの「量と質」のバランスを取り方が難しかったです。マーケティンググループが獲得したリードに対しISが架電するのですが、リードの量だけを追うと、どうしても温度感のミスマッチが生じやすくなります。
そこで現在は、獲得チャネルごとに商談化率を可視化するダッシュボードを活用しています。リードの量を増やしつつ、ISチームが架電しやすい条件をヒアリングするなど、試行錯誤中ですね。
入社当初は「大変だなぁ」と感じましたが、今ではSaaS企業で働く面白みの一つだなと思います。

森岡:本来進めたかった「攻め」の施策が滞ってしまうので、イレギュラーの「守り」の業務が飛び込んできたときは辛かったです。
つまり、人手不足ですね。守りも攻めもバランスよく進めていけるよう、一緒に働いてくださる仲間を大募集中です!

デジタルマーケティングとして、挑戦したいこと

ーー最後に、「今後SmartHRでどんなことに挑戦したいですか?」と聞いてみました。

鈴木:そうですね……数字へのコミットメントの意識を強く持ち、「オンライン・オフライン両軸を活かした施策を実行するスキル」を各メンバーが身に付けていきたいと考えています。チームとしての強さも大切ですが、マーケティング担当者として、各自の市場価値も高めていけたらなと。

森岡:私は、自社製品の売り上げを伸ばすだけではなく、人事業界で働く方にとってSmartHRが「新たなスタンダード」となる考え方を提案していきたいです。
私たちの業務はSmartHRを導入前の方をメインターゲットとしていますが、既存顧客の皆さまにも「SmartHRを使ってよかった」と喜んでいただけるように挑戦したいです。

清水:私は、マーケティング施策の「拡大」と「高度化」を進めていきたいです。
「拡大」とは、Web広告の動画をはじめとした新規フォーマットやクエリエイティブ、テレマーケティングなどオフライン施策へのチャレンジのこと。「高度化」とは、データを収集・可視化し効率的に結果を出すことです。施策の幅を広げ、データを活用することで、効率的かつ効果的に施策のPDCAサイクルを回していきたいです。

▲写真左から、清水さん、鈴木さん、森岡さん


入社の理由や働く上での面白さなど、初めて聞く話が多く楽しかったです。鈴木さん、清水さん、森岡さん、ありがとうございました!

そして、森岡さんも「守りも攻めもバランスよく進めていけるよう、一緒に働いてくださる仲間を大募集中です!」とコメントしていましたが、SmartHRのデジタルマーケティングは、現在仲間を募集しています。

鈴木さんは「目まぐるしく変わる環境の中で、有効な手段を考え実行に移せる方と一緒に働きたいです」と言っていました。気になった方は、ぜひ下記よりご応募ください。


マーケティング
リードのライフサイクルを回し、生かせるデジタルマーケターを募集!
2013年1月23日設立。2015年11月にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供開始。雇用契約、年末調整などの人事・労務業務をペーパーレス化し業務効率化を実現する機能にくわえ、人事評価、配置シミュレーションなど蓄積された情報を活用し組織戦略を支援するタレントマネジメント機能を提供しています。さらに様々な機能を持つアプリケーション と「SmartHR」が連携し、個社ごとのカスタマイズを実現するアプリストアサービス「SmartHR Plus」も運営。個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。  SmartHRは、労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会の実現を目指し、働くすべての人の生産性向上を後押ししています。 ■SmartHRコーポレートサイト https://smarthr.co.jp/
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