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働き方改革の1つである「テレワーク」。
テレワークの効果や課題、導入時に気を付けたい マネジメントのポイントなどをご紹介します。
こんなテレワークが、生産性を下げる!
「今日はテレワークだから、のんびり仕事をしよう」「誰も見ていないから、多少手を抜いてもばれない」……。というさぼることを考えている部下や、
「深夜までかかってもテレワークだからばれないし……」という部下もいます。一見すると、仕事熱心ですが、これは立派な「残業」です。
基本的な仕組がない中でテレワークをはじめると、よほど社員の自律性が高くない限り、成果が上がらなかったり、長時間労働を助長した結果になり、決められた時間内で成果が上がらない(生産性が低い)状態を放置することになります。
テレワークは、どのようにマネジメントするかがカギになってきます。テレワークを管理できれば、マネジメントスキルが身に付き、さらなる生産性を向上できます。しかし、上司がマネジメントをわかっていないと、生産性を著しく下げるきっかけにもなりかねません。
あなたが上司なら、部下の管理は「経過で管理」しますか?それとも「結果で管理」しますか?
できる上司の答えは、「結果で管理」です。
結果で管理するには、生産性が上がっているか、下がっているかの判断をするためにも、上司は部下の業務に必ず完了期限を設定することが肝心です。
期限設定をすることで、部下が期限内に成果をあげられたかどうかがわかります。上司は期限時の状態で「できた」か「できなかった」を判断することができますので、プロセスを管理する必要がありません。
一方で「経過を管理」すると、部下は上司の言われた通りにしか動かなくなります。同じ結果に向かっていても人それぞれやり方は違います。やり方を指示されると、部下は「上司の指示通りに動けばいいや」といったように、指示待ちの部下に育ってしまいます。そのため上司は、細かい指示を入れることになり、頻繁に入る上司からの連絡に追われてしまい、本来の業務に集中できなくなります。
「結果で管理」すれば、部下は期限内に終わらせることに集中しスピードも増してきます。
弊社サービス、識学クラウドのサービスの中に、「結果の管理」というサービスがあります。結果の管理は、いわゆるタスク管理表です。他社が出しているタスク管理との大きな違いは、他社は、各人が自身の仕事管理をすることをメインにタスクツールとして使用してもらうものですが、識学の結果の管理サービスは、各個人のタスクを上司が管理し、設定した期限時に抜け漏れなく「できた」、「できなかった」を判断することができます。
その事実情報を積み上げていくことで、評価を正しく実施することができます。そのため働き方の多様化を採用している会社でも、評価に対しての不平等感が発生しません。これにより、テレワークだからと言って特別な管理方法を導入する必要はありませんし、多様な働き方が増えてきても、このマネジメントを実施していれば生産性が落ちることはありません。