新卒研修の紹介とチーム開発前にやったこと - Safie Engineers' Blog!
2024年新卒エンジニア研修の紹介! セーフィーの新卒研修ではチーム開発をおこなっています。このチーム開発研修を通してチームマネジメント・開発(フロント、サーバ、デバイス、CI・CD)・運用・保守を学んでいくのが目的になります。
https://engineers.safie.link/entry/2024-engineer-training-1
初めまして。2024年新卒のエンジニアとして入社した古谷です!
この記事では、私がなぜセーフィーに決めたのか、実際にセーフィーに入社してみて感じたことをまとめています。
就職活動に悩む方の一助になれたらと思い記事を書いたので、参考にしていただけると嬉しいです。
現在、開発本部システム基盤開発部サーバー第1グループに所属しています。
セーフィーに入社する前は名城大学で機械工学を専攻、研究では自分の体重を支持できない方でも褥瘡にならないような車椅子を開発するための研究を行っていました。
大学の授業ではほとんどプログラミングに触れなかったため、大学外でプログラミングを学びました。ハッカソンへの参加や、自分のバイト先の飲食店に向けてシフト作成が自動でできるアプリを開発するなどをしていました。
趣味は運動全般が好きで特にバスケが大好きです。また、自然が好きでキャンプや自転車で遠くに行くことも好きです。
私が就職活動を始めたのは大学3年になったばかりの4月からでした。大学は機械系でしたが、この時にはWEB系のエンジニアになると決めていたのでWEB系企業中心に探していました。就活エージェントが開催する逆求人イベントやサマーインターンなどに参加し、自分がどんなエンジニアになりたいのか、どんな企業で働きたいのかを模索していました。
また、このような就職活動と並行して、エンジニアとしての実力をつけるため、ハッカソンへの参加や、飲食店に向けたシフト自動作成アプリの改良を続けていました。
9月から本選考の面接を受けるようになりました。この頃には自分の中にいくつか就活軸ができていました。大きくは以下の3つです。
1つ目は「日常で困っている誰かの助けになるようなプロダクトを開発したい」という軸です。
背景としては、シフト自動作成アプリの開発を通して困っている方々を助けることにやりがいを感じたからです。雑務などで本業に集中できない人の課題を解決したいと考え、主にtoB向けの企業を多く見ることにしました。
2つ目は「掲げる目標が大きく、企業が成長中である」ことです。
背景としては、企業が成長していればおのずと優秀な方が集まり、そのような企業に身を置けば自分自身も成長していけるはずだと考えたからです。また、ただ事業が拡大しているのではなく、まだ実現できていない大きな目標に向けて進んでいる企業のプロダクトを成長させたいという思いもありました。
3つ目は「営業、企画、開発などの部署間の距離が近く、簡単にコミュニケーションが取れる環境がある」ことです。
背景としては、ユーザーと距離の近い開発を行い、ニーズに合った開発がしたかったからです。学生の時に開発していたアプリのユーザーインタビューを店長さん何人かにさせていただいた時、私たちが当初考えていた解決したいであろう課題と実際の課題にずれている部分があり、それによって私たちが作る機能がニーズに合っていなかったことがありました。
この体験から、実際の顧客の声を聞くことが重要だと考え、開発する機能を誰が何のために欲しているのか、なぜこのような仕様なのかをすぐに聞ける環境であることを重視していました。
1月頃にはいくつかの企業から内定をいただきましたが、私の中ではセーフィーの一択でした。
セーフィーを知った当初は「カメラ映像とAIを組み合わせた面白そうな会社」という程度の印象でした。しかし、調べれば調べるほどその魅力に引き込まれていきました。
・急成長中の企業であり、かつ困っている方の助けになるようなプロダクトが多くあること
・「映像のプラットフォームになる」という目標も大きく、事業もまだまだ拡大し続けておりワクワクすること
・面接にて役職が上の方とお話する中でエンジニアが営業やユーザーインタビューに帯同することに賛同いただけたこと
これらから、どんな企業よりも私の軸と当てはまっている企業ではないかと感じ内定承諾をしました。
内定承諾後、4月から内定者インターンを始めました。
内定者インターンでは社内ツールの開発をしながら、アプリ開発の基礎を学びました。
オフィスはフリーデスクのため、誰がどこに座っているのかが直感的にわかりません。そのため、カメラで顔認識をし、誰がどこに座っているのかがわかるアプリを開発してほしいという要望をいただきました。
要件定義書や設計書などから自分で作成をし、実際に働くエンジニア社員の方からレビューをもらえることはとても貴重な経験でした。
入社してから入社してから7月までは2024年新卒の7人で社内課題を自分たちで探し出し、カメラを用いて解決するプロダクトを開発するという研修を行いました。私たちは異才ランチ(他部署の方とランチにいくと月2回までランチ代を負担してくれる制度)をより良く活用できるようにするための「isai connect」というプロダクトを開発しました。
この研修については以下のテックブログでまとめているのでぜひご覧ください。
8月からは新卒社員が各部署へ配属され、私は希望したサーバーサイドを開発する部署に配属されました。
サーバーサイドを希望した理由は、プロダクトの基盤となる部分を担当することで、システム全体の設計思想やビジネスロジックへの理解が深まると考えたからです。
実際に働いてみて感じたことは、ウェブアプリケーションのみより、デバイスが絡んでくるのでより複雑で面白いということです。
セーフィーではカメラに搭載するファームウェアを開発しているのですが、セーフィー独自の配信基盤があったり、デバイスの開発もしていたりと普通のウェブアプリ開発ではできないような経験ができます。
また、とても優秀なエンジニアの方々が集まっていることも、入社して一緒に働く中で一層感じました。
年齢層は30〜40代の方が多く、色々なバックグラウンドを持ってセーフィーに入社しています。元々メガベンチャーで働いていた方やスタートアップで働いていた方など人それぞれバックグラウンドがあります。
複雑な仕様への理解やコードを読み解く力などまだまだ自分の未熟さを痛感させられる毎日ですが、優秀な方々と一緒に、未来を作っていくプロダクトを開発できるのはとてもやりがいがあり、楽しく感じています。
私が入社する前に考えていたセーフィーの魅力はほとんど間違っていませんでしたが、一方で入ってから感じたギャップもありました。
それは、思ったよりもコードがプロダクトごとに分割されていないということです。
実際に働いてみると、サーバーサイドではいくつかの大きなリポジトリに複数のプロダクトを内包しており、複数のチームが同じリポジトリ上で開発をしていました。これにより、開発する際は、多くのコードを理解して、影響範囲の特定などを注意深く行う必要があり、開発効率には改善の余地があると感じました。
開発本部は現在この課題を解決するために、事業を拡大させながらリアーキテクチャに取り組んでおり、組織の構成も大きく変化していくでしょう。
・影響範囲の特定などを注意深く行う必要がある
・組織の構成が大きく変化する
などは一見マイナスにも感じますが、私はプラスに捉えています。
なぜなら、企業が成長していく中で「どのようにリアーキテクチャが行われていくのか」「企業がこれからより成長していく中で何が必要になっていくのか」を中から見て考え、意見を出しながら主体的にサービス創りに寄与できることはとても貴重な経験であり、自身のエンジニアとしての成長に繋がると感じているからです。
これらの環境を楽しむことができるという方には、ぜひセーフィーをお勧めしたいです!
ここまでお読みいただきありがとうございます!
私がこの会社で実現したいことは映像のプラットフォームを作ることです。
私たちの蓄積したデータを活用して多くのAIベンダーの方に高性能なAIを開発してもらう。そのAIを私たちのプラットフォームでカメラに搭載することができれば、日本のAI市場は急速に拡大していけると考えています。
そんなプラットフォームを作っていくためにも、まずはとにかく勉強して先輩方にくらいついていこうと考えています。
このnoteが少しでも皆さんの就職活動のお役に立てれば幸いです。
就職活動の中で悩むこともたくさん出てくると思いますが、最終的に皆さんが納得のいく就職活動ができることを願っています。
セーフィーの作る未来にワクワクしてくださり、興味を持っていただけたらとても嬉しいです。もし興味があればぜひご応募ください!