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全社員に福利厚生をTrelloで公開!誰でも仕組みづくりに参加できるようにしてみた。

みなさん、こんにちは! バックオフィスの眞壁です。

福利厚生は会社が作ってシェアしたとしても、使われなければ意味がありません。RITではメンバーを巻き込んで、福利厚生制度を一緒に作っていくというスタイルをとっています。そのため2022年8月より、プロジェクト管理ツールTrello上で、福利厚生制度をメンバーに公開するという取り組みをはじめました。

Trelloを活用した福利厚生の運用方法はこんなカタチ!

下記の画像は運用中の実画面です。ライフステージでセグメントされており、それぞれ「検討してほしいこと」「検討中」「実際に運用されているもの」の3要素で構成されています。


「検討してほしいこと」

こんな制度があったらいいなと思ったら、自身で起票することができます。福利厚生施策の検討から制度化までのプロセスは以下の通りです。

1.「検討してほしいこと」リストから要望が多いものをピックアップ

2.その中で特に要望の多いものを3ヶ月に1件ピックアップ
  *全社会の前日に締切を全体に通知

3.人事とメンバーでワーキンググループを作成して議論
  *全社会にてワーキンググループの募集かける
  *パフォーマンスアップにどの程度寄与するかなどの検討
  *3か月以内に結論を出す

4.役員会で承認
  承認件数やスパンはやってみて検討を重ねる


「検討中」

制度化するか否か、有志のワーキンググループで検討中の案件です。


「実際に運用されているもの」

ここに分類されているカードには、その制度の内容が書かれています。例えば育児休暇を使用するにあたり、カードを見れば制度の概要や申請方法などがわかるようになっています。


課題も見えてきました。

この取り組みが始まって数か月が経過、運用をしているなかで、

●カードに起票しているメンバーが限定されてしまっている
●独身・既婚など、カテゴリーで不公平感がでないようにするのが難しい

というような課題も浮かび上がってきました。今後はこの課題にも対応をしていきたいと思います。



こちらは「検討してほしいこと」に起票されているカードの一例です。


福利厚生に力をいれる理由は会社のビジョンにあり。

なぜRITは福利厚生に力をいれるのか? という質問をよくお受けしますが、私たちRITの福利厚生の考え方として、会社のビジョン「チャレンジが称賛される世の中を作る」の存在が根本にあります。チャレンジするぞ!という時に何か不安を抱えていたり、何かを犠牲にしていたら、心からチャレンジなんてできないですよね。メンバーのチャレンジを応援するために福利厚生には力を入れています。

かざぐるま制度とは?

RITでは、各種福利厚生のことを「かざぐるま制度」と称しています。Trello福利厚生ボードの先頭にも、このかざぐるま制度の説明とロゴがあるのにお気づきでしたか?

福利厚生制度は使わなければ意味がありません。メンバーに関心を持ってもらいたい、新しくジョインしたメンバーに説明できるようになってほしいという思いがあります。名称があることで、少しでも身近に感じてほしいと思ってます。

また、メンバーが思いっきりチャレンジするために、仕事をするうえでの不安や障害となるものを解消し、メンバーとその家族が心身共に幸せで健康的に過ごせる環境を“考える”というのが、人事サイドからチャレンジを応援・後押しする方法だと考えています。その人事からの追い風(各種福利厚生制度)を活用して、メンバーがよりイキイキと働けるーー。そんな想いを込めて、「環境」「スキルアップ」「健康」「ライフイベント」、計4つのサポートを象徴する4枚の羽根で構成された「かざぐるま」をイメージし、呼称やアイコンがデザインされています。

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いかがだったでしょうか。
Trelloの福利厚生ボードはメンバーであれば誰でも閲覧・起票できるようになっていますが、もしかしたら実際に制度を利用する時ぐらいしか見ないというメンバーも多いかもしれません。新しく制度ができた、改訂されたなどの告知はもちろん、小さな事でも積極的に情報を発信していき、メンバーに少しでも関心を持っていただきたいと思います。

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