組織行動研究所|調査・研究|人材育成・研修のリクルートマネジメントソリューションズ
組織行動研究所は、リクルートマネジメントソリューションズの組織・人材マネジメントに関する調査・研究、情報発信を行い、産学の架け橋となる研究部門です。
https://www.recruit-ms.co.jp/research/organizational-behaviour/
Photo by 🇸🇮 Janko Ferlič on Unsplash
こんにちは、
リクルートマネジメントソリューションズ(以後、リクルートMS)の吉田です。
本記事では、「リクルートMSが持つ3つの研究部門」についてご紹介します。
採用活動でリクルートMSを知っていただいた方が驚くことの一つが
「3つの研究部門を持ち、学会発表などの発信を含めて積極的に活動していること」です。
約600人の組織で3つの研究部門を有するのは、業界でも非常に珍しいと思います。
ブランドスローガンである「個と組織を生かす」社会の実現に向けて、リーディングカンパニーとして業界・社会全体のために調査・研究活動に取り組んでいます。
今回は3つの研究組織の活動をご紹介します。
組織・人材マネジメント領域において心理学(組織行動学、産業組織心理学等)や経営学の知見を活用し幅広く調査・研究・情報発信を行う研究部門です。
(研究テーマの一例)
・人生100年時代の「働く」とキャリア
・マネジャーやリーダーのあり方と育て方
・個を生かす職場とエンゲージメント 等
人事課題の解決をアナリティクスによって加速させるため、アセスメントやサーベイを中心とした人事データ利活用の推進を行う2017年に発足した新しい技術開発部門です。
開発した分析技術の学会発表やクライアント提供を主に行っています。
(研究テーマの一例)
・新人若手のオンボーディング
・チーミング(異動配置)
・マネジメント変革
心理測定技術をベースとしたアセスメントやサーベイの商品開発および品質の維持・向上,測定ツールの基礎・製品化研究に取り組む研究部門です。
リクルートMSの看板商品の一つである総合適性検査SPIの開発を担当しています。
(研究テーマの一例)
・採用人事に役立つアセスメント
・採用面接評価の研究
発信活動によって得られた知見は、積極的に社外でも情報発信を行い、業界だけでなく、社会に還元しています。
調査の実施・結果公表や書籍の出版だけでなく、「RMS Message」という機関紙を35年に渡って年4回発行し人事の持論形成を支援することを目的に組織・人材マネジメントのイシューを発信し続けています
RMS Message最新号・バックナンバーはこちらから↓
(過去の特集)
2024年2月特集 Z世代と共に創る未来 異質さに学び組織をアップデートする
2024年5月特集 オーバーマネジメント―管理しすぎを考える
2024年11月特集『選び・選ばれる』時代の新卒採用
リクルートMSの3つの研究部門はそれぞれ専門とする領域は異なりますが共通する特長もあります。
特長①実践現場の課題解決
仮説や提言にとどまるのではなく、クライアント企業の現実の課題に根ざした研究推進、また解決手法の実践を通じて得られた知見・実証結果をもとにアウトプットを行っています。
クライアントと共同研究を行うこともあります。
特長②アカデミアとのネットワーク
学術分野の知見・理論のインプットはもとより、研究結果を国内外の学会活動を通じてアウトプットすることで、アカデミアへの知の還元を積極的に行っています。
各領域の専門家とも共同研究を行うこともあります。
3つの研究部門が持つ専門性を融合させながら研究を推進することで、「基礎研究」「応用研究」「製品化研究」といった多様な研究アプローチを行っているのも特長と言えます。
HRに関して、何かリサーチをしたい時に社内専門家がいるのはとても心強いです。
研究部門の充実は、スピーディーかつクオリティが高いサービス開発や顧客に提供できる価値の向上に繋がります。
リクルートMSの利益に留まらず、企業・アカデミア・業界や社会の発展のために、日々研究活動に取り組んでいる仲間が大勢いるのもリクルートMSが誇れることの一つです。
本記事では、「リクルートMSが持つ3つの研究部門」についてお伝えしてきました。
マーケットに大きな影響力を持つ人・組織領域のリーディングカンパニーの中で、
私たちと一緒に次のステップに挑戦してみませんか?
その他「リクルートMSの実際」をデータで公開もしておりますので、是非ご覧ください。