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「組織開発のプロとして価値あるサービスを広めたい」代表・宮本が語るクエスチョンサークルの魅力②

これまで“問い”にフォーカスした組織開発プログラム「クエスチョンサークル」を通して、さまざまな企業の組織課題の解決、支援型リーダシップ開発をサポートしてきた弊社・クエスチョンサークル。

代表インタビュー後編では、クエスチョンサークルの企業カルチャーや、代表・宮本が考える今後のビジョンについてお届けします。

問いによって仲間をつくる。クエスチョンサークルの企業カルチャーと4つの規範

--改めて「クエスチョンサークル」という社名に込められた想いについてお聞かせいただけますか?

「クエスチョンサークル」という社名には、「Question(問い)によってCircle(仲間)をつくる」という想いを込めています。

ここでいう「Circle(仲間)」は、単に仲が良い関係ということではありません。

この背景には僕がよく使う「健全な衝突」という表現があって、ここで定義するCircleとは、視点の違いを楽しむことで生まれる「健全な衝突」を歓迎し、個人や組織が持つ可能性が最大限発揮される関係性を表しています。

--そんなクエスチョンサークルの企業カルチャーについて教えてください。

クエスチョンサークルでは、企業カルチャーとして、「フォロワーシップ」「セルフマネジメント」「尊重」「成長志向」の4つの規範を大切にしています。

とはいえ、この4つ全てを常に実践できている人や組織って、世の中にそんなに多くないと思っているんです。僕自身、まだまだ不十分だなと感じることもあります。

--どういったところが難しい、不十分だなと感じられますか?

クエスチョンサークルの雰囲気として、いい意味での衝突はあるし、率直な意見を伝えることで相互理解はできていると思うんですね。

ただ、「尊重」でいう「自分とは異なる考えを受け止め、視点の違いを楽しむ」ことは、いざ自分が当事者になると、難しいことを痛感します。

というのも、僕はこの会社を立ち上げる前から、フリーでこの事業をやってきたので、

どうしても自分なりのやり方や基準にこだわってしまうことがあるんです。

クエスチョンサークルのプログラムの性質上、日頃からお客さんには尊重の姿勢を求めているので、自分ができていないと猛省します……(笑)

--宮本さんご自身が率先して実践を心がけているのが伝わってきます。「尊重」以外の規範についても、詳細をお話いただけますか?

まず「フォロワーシップ」とは、簡単に言えばリーダーを支援(=フォロー)すること。

ここでいうリーダーは上司や社長に限らず、部下や新人でも、手を挙げた人がリーダーで、それを周囲がフォローするという意味です。

この規範は、自らを律して自走する「セルフマネジメント」と両輪になるものだと考えています。

一人一人のメンバーが「セルフマネジメント」して自走できていなければ、周囲は「フォロワーシップ」を発揮できないし、「フォロワーシップ」を発揮してくれるメンバーがいなければ、「セルフマネジメント」で自走しても孤立してしまうんです。

--クエスチョンサークルでは、メンバーそれぞれが自走しつつ、プロジェクトなどのリーダーが孤立しない風土があるんですね。最後の「成長志向」についてはいかがでしょうか。

「成長志向」というのは、言葉通り成長に対する意欲を持っていること。

まずはメンバー自身が、このクエスチョンサークルというフィールドで何を実現したいのか、明確なビジョンを持っていて欲しいですね。というのも、いくら会社がビジョンを掲げても、本人にビジョンがなければ共感や共鳴が生まれず、成長には繋がらないんです。

僕たちひとり一人が成長すれば顧客企業は成長できるし、クエスチョンサークルという会社は、顧客企業の成長によってのみ成長できると、僕は考えています。

キーワードは「問い」と「組織開発」。クエスチョンサークルで活躍できる人とは?

--そういった企業風土をふまえて、クエスチョンサークルに向いているのはどんな人でしょうか?

「フォロワーシップ」「セルフマネジメント」「尊重」「成長志向」の4つ全てを満たしている人は、多くないと思っています。ただ、これらが大事だよねと、共感してくれる人は多いと思うんです。

そんな人たちと、このカルチャーを一緒に作っていきたいですね。

あとは、弊社の事業は「問い」をテーマとしているので、問いの力や問いが持つ可能性に強烈な魅力を感じる方には、ぜひ来ていただきたいです。

--事業内容は「クエスチョン思考による組織開発、及び支援型リーダーシップ開発」になるわけですが、必須のスキルなどはありますか?

ファシリテーションやコーチング経験があれば歓迎ですが、必須ではありません。

とはいえ組織開発がメインの事業なので、「問い」と同じく「組織開発」に対しても強い関心、学習意欲がないと難しいと思います。

--働き方の部分でいうと、どんな人が活躍できそうですか?

やっぱり、働くことを楽しめる人でしょうか。

というのも、組織開発プログラムを提供している以上、どうしても顧客のセッション(プログラム)が不定期に入ることがあるんです。夕方から夜だったり、ときには土日に入ることもあります。

土日の場合はもちろん代休をとっていただけますが、そういった働き方に抵抗がある人は厳しいかもしれません。

売上や利益は結果論。目指すは「問い」の力で可能性を拓くこと

--今後のビジョンについてお聞かせください。

少し抽象的ですが、顧客にファンになってもらい、応援していただける存在になることです。

自分で言うのもなんですが、「クエスチョンサークル」はいいプログラムだし、価値のある取り組みだと思っているので。

さらに言えば、クエスチョンサークルに限らず、問いを用いた思考法は、社会により良い変化を作っていくものだと実感しています。そんな問いの価値を伝えていくためにも、社会に対して影響力や発信力を持ちたいと考えています。

そういう意味では[1] 、売上や利益を求めるというより、このプログラムをより多くの企業に届けていくことをミッションにしています。

--売上や利益より、価値あるサービスを広めていきたいと。

その通りです。

これは僕の持論ですが、売上や利益はあくまで結果論だと思っていて。僕にとってビジネスの目的は顧客の成長や社会に価値を提供していくことで、売上や利益は、その価値の大きさを明るバロメーターなんです。

もちろん事業の継続のためには、赤字のビジネスにはしたくありません。でもそれ以上に大事なのは、顧客に対してどれだけ価値を提供できたかどうか。

今後も「“問い”の力で可能性を拓く」をスローガンに、組織開発のプロフェッショナルとして、組織の成長を支援していきたいと考えています。

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