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はじめまして、プロトソリューション営業部門の執行役員を務めています日向野(ひがの)です。
この年齢になるとあまり自分の過去を話す機会もないのですが、、今日は少し振り返ってみたいと思います。長いですが、ご一読いただければ幸いです。
何故プロトソリューションへ入ったのか?
大学時代に音楽と映画に明け暮れたので、就職をするつもりはそもそもありませんでした。
ミュージシャンか、俳優か、で食っていこうと思っていたのですが、大学まで行かせてくれた両親を説得しなくちゃいけない。そう思って、ノートに「自分が就職をしない理由」をつらつらと書き始め、最後のページに到達したときに、「駄目だ。就職しよう。」と思いました。笑
その時点でもう大学4年生の4月だったので、いわゆる業界研究なんてしてる暇もない。1日に2社、3社とひたすらエントリーして、面接して、という短期間勝負の就職活動をし、内定いただいたNTTドコモに入社しました。
NTTドコモでは栃木支店に配属になり、販売企画という部署で、栃木県内のFOMA契約拡大に向けたプランニングなどをしていました。(懐かしすぎる・・・。)
仕事はひたすら楽しく、毎日会社の鍵を開けて、会社の鍵を閉める生活でした。が、同時に、大学時代に「俺には音楽しかない!」と言っていた仲間たちがみんな音楽を辞めていくことがとても寂しく、「俺は絶対に栃木にいても音楽と仕事を両立する!」と目標を決めて、バンド活動を続けていました。
そのうち、メンバーが勝手に出した(笑)デモテープが事務所の目に留まり、僕の知らぬ間に、トントン拍子で契約が決まり、全国リリースでデビューすることになりました。
僕の目標は「両立」でした。だから、最初のアルバムのレコーディングから全国ツアーは、栃木に勤務しながらツアーを回りきりました。
そしてそのときに「両立が目標なんてダサい。」と思った僕は、なぜか、仕事を辞め、バンドを選んで専業バンドマンになりました。
僕の小学校の卒業アルバムに「将来の夢はミュージシャン!」と書いてあった通り、僕は夢を叶えてミュージシャンになりました。
ところが、夢の生活は本当に甘くなかった。笑
365日のうち300日くらいメンバーと一緒にいて、音楽漬けの毎日です。
お客さんのいないライブだってある。メンバーと喧嘩して口を利かない日もある。
売れなければ全然未来が見えない。
事務所からの給与ではとても生活がギリギリで、下手すればガス止まる、電気も止まる、最後には水道も止まる。商店街の喫茶店で朝から手伝って、賄いを食べさせてもらって。。
気づけばミュージシャンになって5年目、28歳でそんな生活をしていました。
その頃から「自分の人生、これでいいんだっけ?」という疑問を抱くようになり、でも応援してくれる人もたくさんいる、喫茶店で働いてたくさんのお客さんたちと会話を共にするのも本当に素敵な時間でしたが、その裏側でいつも、どこかで「もう1回、人生を賭けて自分の全力を仕事にぶつけたい」という気持ちを拭い去れないでいました。
そんなときに、いよいよ所属事務所から給与が出せないので、それでも所属するか、退所するか選べ、というタイミングがあり、それを期に、僕はもう一度、ビジネスマンとして戦いたい、という思いを信じてみることにしました。
それでも「元ミュージシャン」での就職活動は、当然甘くなく、しかも29歳で営業未経験です。そんな人間を採用してくれる会社なんてあるのか?という不安な再就職活動のスタートでした。
そこで出会ったのがプロトソリューション(当時のプロトデータセンター)です。面接で緊張して部屋で待っていたところに、扉が開き、開口一番「お!来たなミュージシャン!」それが現プロトソリューション代表取締役社長の白木さんでした。
面接の最後に、「いつから来れる?」と仰ってもらったあの日は忘れません。
それから僕は、29歳営業未経験、元ミュージシャンの新人営業マンとしてこの会社に拾ってもらった恩返しをしなくちゃ、という想いでこれまで走っています。
2011年6月16日の入社から、気づけば11年経ってました。
やりがいを感じられる瞬間
入社してからは、もうここまで11年、止まらずに走っているので、入社したときからずっと、楽しくワクワクできています。その理由をいくつかまとめますね。
1)なんでもチャレンジできる
僕らの仕事は「クライアントワーク」です。お客さんの課題を解決できることなら、なんでもできます。そして、「これはやってはいけない」「そういうのはうちのビジネスじゃない」なんて言う人も一人もいません。お客さんのためになって、仲間や自分が成長できれば、なんだってできます。
入社した頃、外販売上は2.2億円で、メインの仕事は名刺や伝票の入力、旅行パンフレットの入力、簡単なWeb制作(当時は簡単ではなかったですが、、)だけでしたが、今は年間150社を超えるお客様に恵まれ、僕の事業部がメインでやっているベンチャー企業向けSNS広告、それから大手企業の沖縄センター構築など、普通なら関われないようなたくさんのお客さんと共に、クライアントの事業成長を支援できる最高の環境になっています。外販売上も12億円を超え、当時の6倍くらいになりました。
2)お客さんからたくさんのことを学べる
とにかく、お客さんからたくさんのことを学べます。事業会社の「自社事業の成長にひたすらコミットする」という仕事の仕方も素敵ですが、我々のようなサプライヤー、エージェンシー業は、100社いたら100通りの課題に対して向き合い、少しでもその課題を解決し、お客さんの事業が成長するように支援することができます。昨日と今日が、もっというと、1時間前の商談と今の商談では全然違う課題に向き合い、知恵を振り絞ってお客さんと議論をしていく中で、本気になればなるほど、たくさんの学びがあります。
今はメインで広告事業をやっているので、顧客のサービスや、その先にいるユーザーのことまで考えて、どうすればお客さんのサービスがもっと世の中に広がるか、ということを、ベンチャー企業の経営者の方々と一緒に考えています。いわば、プロトソリューションに所属しながら、たくさんのベンチャー企業の広告、マーケティングに携わることができる、最高に刺激的な環境です。
3)仲間と共に成長できる
みんな知らないことを必死に勉強しながら仕事をしています。
とくにインターネット広告業界は本当に変化のスピードが早い。
お客さんのサービスを拡大するための戦略を練るには、いつも「最新のトレンド」を分かっていないと、最善を提案することはできません。
なので、本気の仲間と一緒にいつも勉強し、最新の情報をキャッチアップできるようにしています。
私達は感動カンパニーを目指しています。
お客さんに感動を届けるには、まず、仲間に感動を、そして、自分自身がたくさんの感動をする必要があります。
いつもチャレンジし、お客さんから学び、そして仲間とともに成長する。そこから一つでも多くの感動を繋いでいく。もっともっとそういう会社にしていきたいですし、そういう仲間を求めています。
これからのビジョン
ここから先、会社をもっともっと成長させて拡大していきます。
その分だけ多くのお客さんとの出会い、成長、感動があると信じているからです。
メインでやっているベンチャー向けSNS広告事業は、現在40社で年間3億円くらいですが、3年間で100社10億円まで拡大したいと思っています。
そのためにはもっと多くの仲間が必要です。
お客さんに本気で向き合い、自分自身の成長に本気でコミットし、仕事を楽しみながらワクワクできる仲間を一人でも増やして、より大きな感動カンパニーを作っていきたいと思っています。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
プロトソリューションは、本気で感動カンパニーを目指しています。
少しでも興味を持っていただいた方は、気軽にコンタクトください。
全員、僕がお会いさせていただきます。
皆様のご連絡を心待ちにしています!
ありがとうございました!