毎年、株式会社ポジティブドリームパーソンズ(以下:PDP)では、新卒内定者の内定期間を伴走する「メンター」を任命しています。PDPが考えるメンターとは、内定者が自分自身で考え、自発的に行動できるための後方支援をすること。行動支援のみならず、価値観や使命感・悩みなどの精神面もサポートする役割があるといえます。要するに、内定者へ単に“やり方を教える”のではなく“スタンスを作る”その支援をする重要な役割を担っているのがメンターです。
今回は、2024年新卒を担当したメンターを紹介します。
メンター:井田さん(2020年4月入社)
PDPにはウェディングプランナー職で入社。前職はアパレル業界と異業種からの挑戦でした。入社から3年目まではウェディングセールス(新規接客)を主に経験し、その後ウェディングプランナーとして打合せ~施工当日までを担っています。プランナーになってからは、商品開発プロジェクトの参加や感動グランプリ!!エントリー、コミッションリーダー等、PDPの様々なプロジェクトや企画に積極的に手を挙げ取り組んできました。2024年10月に神戸へ異動後、現在もウェディングプランナーとして活躍しています。
井田さん担当メンティー:真鍋さん(2024年新卒入社)
PDP入社後は神戸の会場に配属になりイベントプランナーとして個人・法人企業様への営業から施工担当を担っています。
※以下敬称略
Q.メンターに任命されてからどんな準備をしていましたか?
井田:まずは、初めてのメンターでしたので世の中の一般的なメンターって何だろう?と調べ始めました。研修に参加する中で、過去にメンターの経験がある方から色々情報を聞いていました。
「メンター活動中はこんなことを取り組んでいたよ」「学生は卒業に向けて学業も大変な時期。社会人としての在り方を教えていくだけじゃなく、その大変さに寄り添っていくことも大切だよ」
こんなアドバイスを貰いながら、自分自身メンターとしての在り方を模索していました。
▲2024年10月、内定式で担当メンターの発表が行われました
Q.メンター×メンティーの関係とは?
井田:担当メンターとなった学生の履歴書からPDPの志望理由まで、事前に色んな情報を拝見していました。担当する学生がどんな子なのか?将来どうなっていきたいのか?「知りたいな」と思った事を書きだし、内定者期間を通じて沢山会話をしていきました。担当した学生のひとり、真鍋さんは真面目で頭の回転が速い一方で自発的に行動することが苦手な子なのかな?と感じていたので、将来ウェディングプランナーになりたいと知った時には、苦手を打破しないといけないと感じました。
真鍋:緊張しやすいタイプで、どう私を出したらよいのかわからず、始めは口数も少なかったと思います。それでも井田さんが積極的に会話をしてくださり緊張がほぐれていきました。
井田:気になる事はとことん聞きました!「私はこう思うから聞くんだけれど・・・」「私はこういう意味でこれを言っているのだけれど・・・」と前置きをしたうえで、真鍋さんがどう思っているのかを探っていました。
真鍋:井田さんは「私」がどうなりたいか?をいつも寄り添って対話をしてくださっていました。内定者期間は時に厳しく接していただいたこともありますが、自分自身が変わらないといけない。と気付きを与えてくださったことに感謝しています。
Q.メンター・内定者期間を通して感じたことや理解が深まったことはありますか?
井田:私自身が新卒入社の経験がなかったので、学生から社会人になる期間が長いと、「こんなにも会社について理解を深める時間があるんだ。学生から社会人の転換期には、こんな悩みをもつんだ。」と知らない事を吸収する事ができました。メンティーを通してPDPの新卒の成長過程を見たことで、今PDPで働く新卒メンバーの姿に納得したというか、、率先して色んな事に挑戦したり、自発的に行動する姿は新卒らしさを感じています!
真鍋:内定者期間の約半年、同期との交流も深まりました。研修やメンター×メンティー制度がなければ、同期が内定者期間にどんな行動をしているのか。4月の入社までにどんなアクションを実行しているのか、知る事も無かったと思います。同期のアクションする姿を見て、私はまだまだだなと思うこともありました。
井田:確かに同期と比べて自分はどうだ、と悩みを打ち明けてくれたこともありましたね。私は、真鍋さんが周りの内定者の姿を見て素敵だな!と思ったアクションを自分にも取り入れる事は良いけれど、「それは本当になりたい人物像なのか?真鍋さんらしさなのか?」と何度も対話を重ねた記憶があります。切磋琢磨する事は良いけれど、決してネガティブにならないように。内定者それぞれに個性がある様に真鍋さんには彼女しかない魅力があったので、それを引き出せるように心掛けました。
内定者期間に対話を重ね、関係を深めたおふたりも今は同じ会場で働いていますね!
井田:まさか同じ会場で働ける日が来るとは思っていなかったので、嬉しいです!半年間メンターとして伴走してきた真鍋さんを今はとても近いところで見守っています。繁忙期を迎えたあたりから表情が変わったな!と感じましたし、今日表情暗いな~と思う日もあれば、なんか今日ピリピリしているなと思う日まで(笑) 先輩からレクチャーを受けて動いている姿を見るととても感慨深いです。同じ会場で職種は違いますが、チームをより濃くするためにセクションの垣根を越えて対話ができることがとても楽しいです!
真鍋:井田さんの異動を聞いた時、とても嬉しかったです!繁忙期に声をかけていただいた時にはとても救われました。これからは神戸の同じ会場メンバーとして、より交流を深めていきたいです!
最後に学生へ
井田:初めての社会人、ドキドキしながらも学べるフィールドがPDPにはたくさんあります。失敗してもサポートしてくれる先輩社員が沢山いますので、恐れずに、挑戦を楽しんで欲しいです!
真鍋:内定者期間は、メンターさんへ普段の仕事の様子や面接で聞けなかったことも率直に聞ける機会です。思っていること、感じていることを積極的に話すことで自分自身の悩みの解消や入社に向けて取り組むことができます!
PDPには、内定者が自分自身で考え自発的に行動できるための後方支援をする環境があります。行動支援のみならず、価値観や使命感・悩みなどの精神面もサポートしていきます。毎年、内定者にはそれぞれ担当のメンターがつき内定期間をともに伴走していきます。