オペレーター部門「Marketing Operations Div」とは?
PIGNUSのMarketing Operations Divに所属するオペレーターは、コンサルタントと並んで案件を支える「もう一人の主役」です。
コンサルタントが戦略設計や広告運用に集中できるよう、オペレーターは入稿やレポーティング、資料作成といった実務を担い、案件全体の効率と成果を底上げしています。
「裏方の事務仕事」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、PIGNUSのオペレーターは決して受け身ではありません。案件の一員としてコンサルと肩を並べ、同じゴールに向かって伴走します。
「どうすればもっと正確にできるか」「どうすれば効率的に進められるか」
――そんな問いを常に持ちながら、自分の工夫で案件の価値を高めていく。
PIGNUSのオペレーターは、考えて動くことを楽しみながら、自分の手で案件の価値を高めていける存在なのです。
業務内容と役割分担
具体的な仕事内容
オペレーターの業務は多岐にわたりますが、大きく分けると以下の3つに整理できます。
①入稿
Google、Meta、LINE、Xなど各媒体への広告入稿を担当します。
専用エディター(Google広告エディターなど)を用いてバルク入稿を行うケースが多く、スピードと正確性が求められる工程です。
②レポーティング
広告配信の結果をまとめ、コンサルが分析できる状態に整えます。
自社開発のADXツールやLooker Studioを活用して効率化を図っており、Excelやスプレッドシートでの集計が基本です。SUM関数、IF関数、VLOOKUPなど、基本的な関数は日常的に利用します。
③ADXのシステムサポート
PIGNUSには、自社開発したマーケティングデータ可視化ツール「ADX」があります。広告媒体のデータを集計し、コンサルやクライアントがすぐに分析・意思決定できるようサポートしてくれるツールです。
オペレーターは、このADXを実務で活用するだけでなく、運用保守にも関わります。エラーを発見して解消したり、よりスムーズに使えるよう改善に関わったりと、ただの利用者にとどまらない役割を担えるのが特徴です。
このように、オペレーターは“ルールに基づく実行”を担いつつも、案件の一員として責任を持って動き、コンサルと二人三脚で成果を追求していきます。
クライアントと直接やり取りする場面は少ないですが、データの受け渡しやレポートの補足説明など、局所的に関わることはあります。
コンサルとオペの違い
PIGNUSでは、基本的に案件を「コンサル × オペ」のペアで担当します。
※案件規模によって、複数名のオペレーターで分担することもあります
コンサルタントは戦略設計から広告運用の改善までを担う、“案件の舵取り役”。
一方でオペレーターは、その戦略を形にする実行部分を担当します。入稿やレポーティング、資料作成といった業務を通して、コンサルが本質的な改善活動に集中できる環境を整えることが大切な役割です。
ここでよく誤解されがちなのが「分析業務」。
面接でも「オペレーターは分析も任されるんですか?」と聞かれることがあります。実際には、分析は基本的にコンサルの仕事です。オペが担うのは、分析の土台となるデータ整理や数値のチェック。レポートを読み解いて戦略に落とし込むのはコンサルの役割です。
ただし、日々の実務の中で異常値に気づいたり、媒体に問い合わせて原因を探る場面もあります。
つまり、ただの“事務作業”ではなく、データに目を配りながらちょっとした工夫を積み重ねる仕事です。
1日の仕事の流れ
PIGNUSのオペレーターの働き方は、担当する案件の規模や内容によってさまざまです。
3〜4案件を並行して担当する場合もあれば、大規模案件を1つ集中して持つ場合もあります。
毎日が全く同じルーティンというわけではありませんが、ここでは一日の流れをイメージしやすいように代表的な例をご紹介します。
午前:定期レポート作成とエラー対応
午前中は、「定時までに納品」が求められる担当案件の定期レポート作成から始まることが多いです。
また、ツールにエラーが発生した場合は、その修正やツールの保守もオペレーターの大切な役割です。
午後:入稿作業と付随するレポーティング
午後は、新しい広告クリエイティブやキャンペーンの入稿作業に取り掛かることが多いです。GoogleやMetaなど媒体の管理画面やエディターを使い、設定を正確に反映させます。
あわせて、定例報告に必要な追加レポートや、コンサルから依頼されたデータ抽出を行うこともあります。広告アカウントに異常が見つかれば、媒体に問い合わせたり、改善点をコンサルに共有したりといった作業を行うこともあります。
ミーティングは最小限
PIGNUSのオペレーター部門は、会議がとても少ないのも特徴です。部署全体の定例ミーティングは、週1回・30分だけ。
もちろん案件ごとに必要な打ち合わせが入ることはありますが、基本的には自分のタスクにしっかり集中できる環境です。余計な会議に時間を取られることなく、「手を動かすこと」「成果につながること」に力を注げるようになっています。
働き方と環境
働く時間と環境について
現在募集中のオペレーター職は、基本的にフルリモート勤務。全国どこからでもパソコン1台で業務が完結できます。
勤務体系はフレックス制を採用しており、10〜12時をコアタイムとして、それ以外の時間帯は自由に調整可能です。
お昼休憩も決まった時間はなく、タスクの進み具合や家庭の事情に合わせて自由に取るスタイル。自分の生活リズムにフィットさせやすいのが大きな特徴です。
案件によっては夕方に新しい依頼が入ることもありますが、無理に引き受けるのではなく、納期を相談したり担当を調整したりと、柔軟に対応できるカルチャーがあるので、残業を強いられることはありません。
プライベートとの両立
「安定して長く働けること」も、PIGNUSのオペレーター職の大きな魅力です。
直近3年間の平均離職率はわずか年5%台。その中には社内異動も含まれているため、純粋な退職はさらに少ないのが実情です。
さらに、有給休暇の取得率は90%超え。子育て中の社員や時短勤務のメンバーも多く、産休・育休からの復帰実績も豊富です。
「キャリアを続けながら、ライフイベントも大切にできる」。その両立が自然に実現できるのは、PIGNUSのオペレーター部門ならではの強みです。
部門カルチャーと雰囲気
PIGNUSのオペレーター部門には、他社の“事務的なオペレーター像”とは異なる独自のカルチャーがあります。
まず一番に挙げられるのは、なんといってもサポート気質の強さ。
コンサルが戦略立案や改善に集中できるように、「どうすれば成果を最大化できるか」を常に考えながら動く姿勢が根付いています。
また、メンバーの属性は20〜30代の女性が中心で、全体的に穏やかで落ち着いた空気が流れています。
互いを自然にフォローし合う文化があり、困ったときにすぐ相談できる安心感があります。実際に、新人や派遣社員にも定期的な1on1を行うなど、誰もが安定して働ける環境が整っています。
つまり、和やかな雰囲気の中に「成果をきちんと出す」というプロ意識がしっかり共存しているのが、PIGNUSオペレーター部門ならではの魅力です。
成長できる環境
入社後研修の流れ
入社後はまず1ヶ月間の研修で入稿やレポーティングの基礎を学びます。その後、半年ほどOJTで実務経験を積みながら案件を担当。半年が経つ頃には、一人で案件を回せるスキルと自信が身についていきます。
OJTを終えて業務に慣れてきたらダブルチェックや後輩育成も担うようになります。その上で発揮されたスキルや姿勢は、評価制度を通じて昇給・昇格に繋がります。適性に応じて、マネジメントに挑戦できる場合もあります。
もちろん「マネジメントはやりたくない」という方に無理に求めることはなく、安心して日々の業務の質に集中できる体制が整っています。
幅広いスキルが身につく
多くの企業では「入稿専門」「レポーティング専任」といった縦割り体制を敷いていますが、PIGNUSでは案件を一気通貫で担当します。
入稿・レポーティング・ツール運用まで幅広く経験できるため、広告運用に必要なスキルをまんべんなく習得可能。結果として、どの会社に行っても通用する汎用的で実践的なスキルを身につけることができるのです。
AIも活用、進化し続けるオペレーション
「仕組み化」と「効率化」は、オペレーター部門にとって欠かせないテーマです。単に与えられた業務をこなすだけではなく、「どうすればもっとスムーズに、もっと正確にできるか」を考え、実際に仕組みとして形にしていきます。
最近では、AIを活用した入稿の効率化や、Looker Studioを使ったレポート自動化など、新しい技術を取り入れる取り組みも進んでいます。
時代の変化にあわせて柔軟に体制を整えられるのは、ベンチャーならではの強み。日々の工夫の積み重ねが、そのまま自分のスキルアップにもつながります。
おわりに
PIGNUSのオペレーターは「変化を恐れずに挑戦する」姿勢を持ちながらも、案件にはできるだけ長く関わる方針を大切にしています。
環境をころころ変えるのではなく、一つの案件に腰を据えて取り組むことで、クライアントへの提供価値を最大化できると考えているからです。
現在募集中のリモートオペレーターも、関わるメンバーは担当コンサルと他のオペが中心。安定したチームの中で、自分の“城”を守るようにじっくり取り組んでいただける方を歓迎しています。
「受け身ではなく、自分の手で仕組みを作り、価値を届けたい」
「今持っているスキルで、安定して働ける環境を探したい」
そんな想いを持つ方に、PIGNUSのオペレーターはぴったりの環境です。
もしこの記事を読んで少しでも「ここで働いてみたい」と思ったなら、ぜひ一度お話ししましょう。あなたの次のキャリアの一歩を、PIGNUSで一緒に踏み出せることを楽しみにしています。