こんにちは、広報の加藤です🐶
前回のストーリーに引き続き、表彰式でQ1 VPを受賞した社員にお話を聞いていきます。
今回の記事は、法務部でリーダーを務める岡尾さんにインタビューをおこないました!
前回の記事:
管理本部 法務部 リーダー
岡尾さん
【経歴】
青山学院大学卒業後、大手小売業で販売、チェーン店の本部で事業側の仕事を経験。医療系人材紹介を経て、不動産会社で経理・総務・労務などのバックオフィスを担当。2022年4月、TYLにジョイン。
総務・経理・労務を経験。働く環境をよりよくしたいという想いから、様々な資格の勉強を開始
本日はよろしくお願いします!現在は法務部で働かれていますが、前職もバックオフィス勤務だったと伺いました。
前職で総務の仕事を経験して以降、バックオフィスのあらゆる仕事に従事していました。周辺業務の理解がよりよい仕事につながると考え、簿記二級や税法能力検定の資格を取得し、経理も担当しました。経理である程度の実績を積んだ後、社会保険労務士の勉強を始めました。社会保険労務士の試験に合格し、労務の仕事も経験しました。
管理の仕事で活かせる資格をたくさんお持ちなのですね!きっかけはあったのでしょうか?
子どもが生まれた後、仕事にフルコミットができない状況になったときに、やりづらさを自分自身が感じたことがありました。育児だけではなく、家族の介護やご自身の体調不良などで働きづらくなることは、誰にでも起こり得ることだと思います。働く環境をどのようによくしていけばいいのかを考えていくうちに、労働法に興味が沸き、時間ができた時期に勉強をして、社会保険労務士に挑戦しました。
労務の仕事をするようになってからは、メンタル面でダウンしてしまう方に対し、会社としてサポートできることがすごく少ないと感じることがあったんです。自分にできることがないか探したり、世の中の医療や福祉で受けられるサービスを調べたりしていくうちにその分野に興味を持ったため、精神保健福祉士の資格も取りました。
ご自身の経験もあっての想いがあるのですね!
そうですね、その時々の想いがありました。総務、経理、労務と聞くと、一見離れているように感じるかもしれませんが、私のなかでは点が繋がって線になり、自分自身になっていると思います。労務の仕事も含めて、どうしたら働く環境がよくなるか?とか、もっとよくするにはどうすればいいかと考えさせられる機会が多かったです。
TYLのバリューに共感し、入社を決意。会社の一員として動いている手触り感がある環境で働きたかった
TYLに入社した理由を教えてください。
入社を決めたのはTYLの価値観に共感したからです。TYLには「Challenge」「Client Value」「Grit」「For Mission」「Respect」といった5つのバリューがあります。
そのなかでも、ChallengeとRespectにすごく共感しました。Challengeは、常によりよいモノを求め、挑戦し続けるという意味がありますが、新しいことをおこない、今までと変えていきたいという想いが入社前からありました。
1社目の企業は規模が大きい会社だったのですが、意思決定している役員や部長に滅多に会えない環境で、会社の情報を社内ではなく外部から知ることもありました。もちろんその会社で働くことで勉強にはなったのですが、私にはこういう環境は合わないかもしれないと感じました。一緒に会社の一員として動いている手触り感、やりがいを感じながら働ける環境で仕事をしたいなと。それ以来、比較的規模が大きくない会社でやりがいを感じながら働いています。
入社後に感じたことを教えてください。
ミッションやバリューといったような、会社として大事にしていることが明確にされていて、それを社員一人ひとりが本当に大事にしている文化だと感じました。まだまだ足りない部分があると思うこともあるし、浸透度合いにはもちろん課題がありますが、事前に思い描いていたイメージと相違はなかったです。会社をよりよくしていこうと、社員の多くの方が意識していると感じます。改善点をお互いに出し合い、「もっと業務を進めやすくするためによりよくしていこう」という気持ちに伴う行動が、皆さん自然にできていると思います。会社がそのような空気感だから、行動してみたときに上手くいかないときがあっても、マイナスに捉える人がいないという安心感があります。誠実に、きちんと物事に向き合う方が多い職場です。
それと、新しいことにチャレンジすることを大事にしたいと考えているのですが、それには、個人の資質ももちろん必要だけれど、会社として後押しする雰囲気が必要だと思います。Challengeすれば失敗することもありますが、TYLにはその失敗を許容して次に繋げられる風土があり、私自身もそういった考えや行動を大事にしていきたいと思います。
会社が成長期で課題は山積み。新しく考えたことが会社の仕組みとして活きていることがやりがい
現在の仕事と、そのやりがいについて教えてください。
法務部では、会社のフェーズにあった統制体制(法令順守・規程順守)を構築することを業務としています。また、それらが円滑に運用され、法令・規程に則った会社運営が実現できるような状態を目指しています。私の役割は、取締役会などの会議体の事務局、規程や業務ルールの整備、弁護士相談窓口、法令に関する相談対応などをおこなっています。
私が入社した2022年4月に法務相談の窓口ができ、担当しました。最初は本当に模索しながらで、何をすればいいか分からない状態のため、出てくる課題に対してやるのが精一杯でした。知識的なところはもちろん足りなくて、勉強しながら対策していました。十分回答ができないという想いを抱えながらの業務だったと思います。
協力していただいてる弁護士さんと連携しながら、その都度一番よいものを、事業部の方々と考えながら走ってきました。法務部が2022年10月に正式に立ち上がり、戦略的な進め方の土台ができた感じです。ですが、まだまだ課題があり、解決していくために取り組んでいる真っ最中です。先回りする仕事の仕方は、まだ実現できていないですが、だんだんとそういう形を作っていきたいし、そういう素地が見えてきたような状態です。
会社が成長期で課題が常にあり、新しくしていかなきゃいけない段階だからこそ、自分自身が考えたことが会社のしくみとして活きていくところがやりがいだと感じます!
バックオフィスとして、対社内の方に対して心がけていることを教えてください。
一緒に走っている感覚を忘れないようにしたいと思っています。事業部側は、自動車でいうとアクセルで管理部側がブレーキだと思っています。ブレーキがない自動車は危険だし事故に繋がります。走るためのブレーキであって、ブレーキのことだけ考えていたら存在意義がないです。言い換えると、法務のことだけを考えるのではなく、事業部にどういう風に走ってもらうか、一緒に走るためにどう取り組みたいかが大切で、寄り添って考えられるように意識しています。
「法務が仕組みを構築してくれて、隣にいるから安心して業務に取り組める」と、事業部の皆さんに思ってもらえるような安心感を作っていきたいと思います。
チームで仕事をする上で心がけていることを教えてください。
法務部はまだ結成したばかりで、色々な面で模索中なところがあります。過去の経験を考えると、最大化するために自分がどういう役割をするかどうかが大事だと思っています。得意分野がそれぞれあるメンバーが集まるからこそ、自分が何をすればチームに貢献できるのか、日々どうすればいいかということを心がけています。
存在感をなくすこと=機能を成熟させることが、これからの目標です
これからの目標があれば教えてください。
バックオフィスの仕事はすごく好きで今後もやっていきたいと考えています。チャンスがあれば法務以外のほかの分野にも挑戦してみたいです。
管理(バックオフィス)の仕事の共通点は、仕組みが機能し上手く回っているときは、存在感がなくなるということです。つまり、事前に手当や対策がされていれば相談する必要もないということで、管理の機能が成熟していくほど、存在感が薄れていき、それがある意味理想だと思っています。
今回表彰していただいたのはとても嬉しいことでしたが、課題がたくさんあって出番が多かったという捉え方もできます。仕組みを作っている段階だからこそ、積極的に活動して課題を皆さんと解決していきたいです。「あれ、いたっけ?」と思われるくらいになったら成功で、それが目標になります!
TYLに入社される方に向けて、一言お願いいたします!
TYLでは大事にしたい価値観を5つのバリューに表現しています。個性豊かな仲間が集まる職場の中で、「Challenge」「Client Value」「Grit」「For Mission」「Respect」のバリューは私たちの共通言語になっています。共感できるもの、気になるものがある方にはぜひTYLをもっと深く知ってほしいです!想いを共有できる仲間が増えるのをとても楽しみにしています。
TYLでは、ミッションである「ペットの家族化推進」や5つのバリューに共感し、お互いに尊重しながら高め合える仲間を募集しています。
一緒に働きたいと少しでも思ってくださった方は、ぜひ一度、お話しましょう!