こんにちは!
日本PCサービス株式会社 採用担当です。
今日は、Wantedlyのトレンドハッシュタグ「#私の就活」に乗って、私自身の就職活動とその軸がどうやって出来上がったかについてお話ししたいと思います。
「就職って、自分にも関係あるんだ」──就活の始まりは、ある授業から
就活のきっかけは、ある日の大学の授業でした。
「キャリアデザイン」という講義で、インターンシップの案内を受け取った瞬間、
「あ、私も大学を卒業したら就職するんだ」と、ようやく現実として実感したのを覚えています。
大学紹介で訪問したのは、イベントのコンサルティング事務所。スタッフは5名程度で、仲介や企画を通じて売上を上げている会社でした。それまでの私は、実際に手を動かしてお金をもらうアルバイトしか経験がなく、「“企画”や“紹介”でお金が生まれるの?!」と、まるで目から鱗の体験だったのです。
アルバイト4つ掛け持ち。忙しい毎日から見えてきた“好き”と“苦手”
私は大学時代、4つのアルバイトを掛け持ちしていました。
- スパゲッティがウリのカフェで接客・調理補助(1年生~)
- マジックバーで接客・マジック補助(2年生~)
- 大学のパソコン授業アシスタント(3年生~)
- 輸入販売会社での事務作業
業務内容に飽きると別の仕事に挑戦したくなる性格で、どれもやめられず結果としてこんなスケジュールに。
▼ある日のスケジュール(大学4年生)
9:00~11:00|輸入販売の事務
11:00~12:00|移動・昼食
12:00~16:00|授業
16:00~17:30|PC授業アシスタント
18:30~21:00|カフェで接客
22:00~01:00|マジックバーで接客・マジック補助
「とにかく忙しいのが心地いい」
「いろいろな場所に行けて、たくさんの人と関われる仕事がいい」
という考えが自然と自分の中に芽生えてきました。
ゼミの先生にそんな話をしたところ、「テレビやラジオ、雑誌のディレクターやライターが合いそうだね」と言ってもらい、実際に関西のテレビ局のディレクターさんを紹介していただきました。局を見学して、ディレクターという仕事の面白さに惹かれたものの、説明を受けるとそれは「総合職」の扱いで、配属は経理や総務の可能性もあると。「いろんな人と関わる仕事がしたい」「絶対ディレクターがいい」
とこだわりすぎて、選考は進んでも3~4次で落ちる、そんな日々を過ごしていました。
実は、アクセサリーも作って売っていました
バイト・就活に加えてもう一つ、私が続けていたのがハンドメイドアクセサリーの制作と販売です。
ピアスの穴を開けていなかった私は、可愛いイヤリングを探してもなかなか見つからず、
「自分で作ってしまえ!」と手芸店に行ってパーツを揃えて制作を始めました。
すると、友人や先輩たちから依頼が入り、次第に
- 「この浴衣に合う髪飾り作って!」
- 「推しのライブに着けるメンバーカラーのワンピース作れない?」
と、依頼の幅が広がっていきます。
やがて、心斎橋・アメリカ村の店舗に納品するようになり、「納品先を増やしたらもっと売上が上がるかも」と、新規店舗をまわって関係構築を始めていました。
アクセサリー販売を通じて気づいたこと。
- 1人ひとりに合わせた対応をするのが好き
- 自分の作ったものが多くの人に見てもらえると嬉しい
- 新しいお店を開拓していくのが楽しい
という“自分の好きな動き=動詞”が明確になったことです。
そして就活軸はこうなりました
- 実際に人と接する仕事
- 単調なデータ入力ではない仕事
- 忙しい仕事
- いろんな人に会える仕事
- 自分のアイデア・対応が反映される仕事
- 成果が“目に見える”仕事
- 新規開拓できる仕事
この軸で出会ったのが、オーダーメイド系のメーカー営業。
内定をもらった企業は自社工場を持ち、0から1を生み出せる点にも惹かれました。
「ここだ」と思ってすぐに内定承諾を決めました。
「名詞」ではなく「動詞」で考える就職活動を
ある番組で聞いた言葉が今でも心に残っています。
「好きな名詞ではなく、好きな動詞に関われる仕事が天職」
本当にその通りだと思います。
「職種」や「業界」ではなく、“何をしているときに自分はワクワクするか”に目を向けてみてください。
当時入社してからもミスマッチは無く、好きだと思える仕事を存分に楽しみました。
そして現在は、採用担当として皆さんの“天職探し”をお手伝いする立場に。
人事を志すようになったきっかけは…それはぜひ、面談や説明会で直接お話させてくださいね!