「こんな会社、辞めてやる!」というような激しい理由がなくても(笑)、なんとなく「転職してみようかな」と考えるきっかけが定期的に訪れることがあります。
例えば年齢や、会社の状況、部署移動など誰もが迎える当たり前の「タイミング」が、そのきっかけとなる場合は多いですよね。
これまでのキャリアを活かしながら、次の職場ではどんな自分に変わることができるのかを模索しているのではないでしょうか?
ポイントサイト「ハピタス」を運営する株式会社オズビジョンに転職した人たちはどうだったのでしょう?
このシリーズでは私たち、オズビジョンで働く人たちにフィーチャー。彼らがどのような思いの元、どのような仕事に取り組んでいるのか、リアルな現場をお届けします。
第二弾はアドソリューション事業部 メディアセールスチームに所属する齋藤 義輝(さいとう よしき)さんです。
齋藤 義輝(さいとう よしき)
入社:2024年4月1日 中途入社
所属:アドソリューション事業部 メディアセールスチーム
担当業務:ハピタス以外の他社広告枠を広告主に提案
出身:千葉県
ウルトラマンに憧れたワイルドな子ども時代
ーー小さなころはどんなお子さんだったんですか?
家の周りが自然一杯の場所で、木に登ったり、走り回ったりしていました。ヒーローになりたくて、ウルトラマンに憧れていました。
ーーウルトラマンになれないと悟った後は(笑)、どんな道を模索しましたか?
野球選手に憧れました(笑)。高校生まで陸上部にいたんです。棒高跳びをやっていたので、信号機位なら跳べます。それもあって、スポーツにかかわる道に進みたいなと思っていました。
ーーそれは選手と言うことですか?オリンピックを目指す的な。
そこまでではないんですけど、県大会くらいですかね(笑)。
実は僕は、部活動推薦だったんですよ。スポーツの強豪高校に入学したんです。
スポーツとの決別で何かが変わった
ーースポーツの道を進まないことにしたのは何か理由が?
高校の陸上部は推薦で入っただけに、プロや選手を目指している人しかいなくて「続けられないかも」と思ったことがきっかけです。僕は純粋に陸上を楽しみたかったっていうのがありますね。ある種、陸上=趣味みたいな。方針が違っていたのか、なかなか雰囲気に馴染めなかったんです。
それで退部しました。
それから土日は家にこもってゲームをしているような、インドアな趣味の時間が増えました。
40年飽きずに続けられる仕事じゃないと自分はできないと思った
ーー今はセールスの仕事をしている訳ですが、何がきっかけになったんでしょう。
正直に言いますと、将来的なことを大学生になっても真剣に考えたことがなかったんです(笑)。
ただ、就活の時に心の中で決めたことは自分の中で2つありました。
・大学を卒業してたっぷり40年以上、飽きずに継続できる仕事
・本当に好きな仕事
この2つのうちのどちらかですね。性格的に僕は飽きやすいのでこの二つじゃないと、就職してもうまくいかないと思っていました。
人と接することが苦手でもセールスはできる!だって仕事だから(笑)
ーーその2つのうちの一つに、今の仕事が当てはまったのは、人と接することが好きだったからですか?
僕、人と接することがめちゃくちゃ苦手なんですよ(笑)。
ーーええ?意外?今普通に話していますよね?
今は仕事として話しているし、全く知らない人と話しているわけじゃないから話せていますけど、人数の多い飲み会なんてメチャクチャ苦手ですよ。
話しかけられるまで話せない。それまでじっと見守ってますよ(笑)。
ーーそれは仕事になると切り替えられてしまうということですか?
そうです。仕事だからです。お休みの日はできれば外に出たくないし、1人でずっと家にいたいです(笑)。
大好きなゲームに関わるセールス担当になりたかった。
でも、インドアだからこそ、ゲームがとても好きになったんですよね。当時スマホが普及したばかりで、みんなスマホアプリをダウンロードして、ゲームに夢中になっていた時代ですよ。
本当に好きな仕事がしたい、40年以上、続けられる仕事がしたいと考えた時に、ゲームに関わる仕事がしたいなあって思ったんです。
調べていくうちに広告業界っていうのがあって、ゲームのアプリをPRするようなことができる仕事があるって気付いたんです。ゲームのアプリに広告を出してもらう仕事って、単純に面白そうだなと思いました。
それで前職のASP(広告主とメディア運営者を仲介するサービス提供会社)の広告代理店に新卒で入社しました。でも僕、最初からその企業にアプリの広告を担当する部署があることがわかっていたので、そこの配属しか希望していなくて。新卒の配属先が決まる前に「この部署にしか行きたくないです!」って宣言して全マネージャーを悩ませてしまいました(笑)。
ーー人と接するのが苦手な割には、ずいぶん強引な新卒さんですね(笑)。希望は叶いましたか?
叶いました(笑)。アプリに載せる広告を、広告主や、社内、社外の代理店から請け負って僕が担当しているメディアに「こういう広告があるんですけど掲載できますか?」っていう交渉をする感じです。
ライフスタイル系のアプリなら、ライフスタイルマガジン系のWEBとか、アプリに合う媒体を選ぶんです。
ーーそうするとアプリの研究はもちろん、メディアの研究もしないといけないですね。
はい。アプリを研究してから、提案させていただくメディアにどんな記事があがっているのか、すごく研究してからお話ししますね。
オズビジョンに入社したきっかけ
ーーそんな齋藤さんがオズビジョンへ転職したのは何故ですか?
転職理由は年齢的に29歳っていうのもあって、30歳を機に外の景色を見てみようかなって思って。
決め手は僕の経験がそのまま活かせることと、社員の雰囲気のあたりが良かったこと。
最終面接の日、オフィスに入れてもらって、ソファー席でアドソリューション事業部のメンバーとお話しさせてもらったんです。その時に部署の雰囲気が良いんだなって思いました。
ーー入社後にギャップを感じたことはありますか?
全然ないです。思った通りです。経験者なので、研修もなく「さあ、やってらっしゃい」というか(笑)。
僕の仕事はオズビジョンのメインであるポイントサイト「ハピタス」の仕事ではないんです。
アドソリューション事業部の中で一人のチーム
僕はオズビジョンの中の広告代理店機能のチームなので、ハピタスでは解決できない案件を他社さんの媒体に掲載する仕事をしているんです。
ーーなるほど。これは今後、齋藤さんと同じお仕事をする人も知りたいことだと思うので詳しくお聞きしたいのですが、広告をメディアに提案するという仕事は、前社と同じ。でも前社と違うポイントはどこですか?
前職の会社は広告を掲載したら僕の仕事は終わりだったんですけど、オズビジョンの仕事は掲載してからが始まりで責任を持つ時間が長いです。
掲載する付与率がどうするのかとか、メルマガ施策とか提案する幅も広いです。
――齋藤さんと同じ仕事をしている人は他にいるんですか?
チームは僕一人です(笑)。業務量的には早く人が入ったほうが良いですね(笑)。
今は一人のチームをどう成長させていきたいか。今は一人の齋藤さんが思うこと
ーー齋藤さんは大変な期待をされているそうですね。このチームも、もちろんそうですけど。
そう言われているんですが、凄いプレッシャーです(笑)。
ーーあ、じゃあ、言いません(笑)。今は齋藤さんひとりのチームですが、今後どうしていきたいですか?
戦闘力があるチームになってほしいです。僕がマネジメントする、しないは関係なく、フラットな戦闘力が理想ですよね。
例えば一人だけ戦闘力があっても、業務がその一人に偏っちゃうんですよ。それは良くないです。
あとは、意見や問題点をみんながはっきり言い合える方が、組織的に健全です。
ーー自分の後輩はどんな人が良いですか?
素直が一番ですよね。素直な人は仕事の飲み込みも早い。
そして何でも前向きに捉えられる人が良いですね。
もう一つは、良くも悪くも自分で考えられる人。
ジェネレーションギャップかもしれないけれど、スマホですぐ検索できてしまうせいか、途中の過程を考えるより結果が知りたい人も増えている気がします。
「どうしてだとおもう?」と聞かれて「わからない」となってしまうと、お客さんにも説明できないので、困りますよね。
ジョブチェンジの夢も、オズビジョンなら叶えられる
ーーメディアセールスに限らず今後はどんなビジョンを描いていますか?
いきなり子供の夢みたいなことを言い出しますけど、僕は何でもできるようになりたいんです。
今は営業をやっていますが、この仕事をするのは今後そんなに長くないかもしれません。
実はエンジニアになって、プログラミングや技術職にジョブチェンジをすることを考えていて、近いうちに資格の勉強を始めようと思っています。
エンジニアになって、サービスの裏側を作ったり、改修することに凄く興味があるんです。性格的にもそっちの方が向いてるんじゃないかなって思います。
ーー凄い強みですよね。もし今後、資格を取ってエンジニアになったとしても、 セールスに同行して一緒に話せるような人になるかもしれない。オズビジョンにとっては凄い戦力 になっちゃうかも 。
現場の営業が、システムがどうやって動いているのかって言うことが把握できていたら、凄く円滑に仕事が進んだんですよね。僕の場合は自分でどうやってシステムが動いているのか勉強したり、エンジニアに直接聞いたりしていたんです。そしたら「こっちの方が面白いな」って思うようになってしまって(笑)。
転職の時から考えていたことなんですが、エンジニアしか知らない、営業しか知らない、って言うと、お互いの気持ちが通じず受注できないこともあると思います。
エンジニアはリソースで考えるので「何でこれを開発するの?」「こっちの改修の方が先です」ってなるけれど、営業として、クライアントの温度感を知ってたり、状況がわかっていると、変わってくる。
どっちの解像度も高いと、凄く良い仕事ができるんじゃないかなって。
ーーオズビジョンにはエンジニアもセールスも必要だし、いつか叶えられるでしょうね。
いつになるかはわかりませんが、いつかエンジニアになりたいなと思います。
オズビジョンのメディアセールスに向いている人とは?
齋藤さんは、ポイントメディアである「ハピタス」を運営するオズビジョンにいながらメディアセールスという枠で、他社に広告の掲載を依頼するという、特殊な広告代理業に勤しんでいます。
また、今のところメンバーが一人しかいないチームであることから、仲間が必要なチームです。前職から培った経験も含め「どんなチームなのか、入るならどんな人が向いているか、部署自体はどんな部署でどんな人が入るべきなのか」率直な意見を聞いてみました。
①何でもやろうと思えばできるチーム
メディアセールスチームは今は僕一人しかいないチームなので、何のしがらみもありませんし、遠慮することもありません。新しいことやってみたい人なら、何でもできる環境があると思います。
②裁量が大きい
良くも悪くも人数が少ないので、任される仕事の範囲は大きいし、やってみたいと思うことは自分でできます。よく言えば「裁量が大きい」。もっとかっこよく言えば「 自分の限界を超えてみたい人」かな。
何かに挑戦してみたい人は、メディアセールスチームに向いていると思います。
③自由に自分の意志で挑戦できる
アドソリューション事業部で言うと、もし入社するとしたら、自分で考えて自走できる人が良いと思います。もっと自発的に何かやってみたいと思っている人や、もっと「自分はこうしたい」とかビジョンがある人は楽しいと思いますよ。
今の職場環境で決められたことしかできなくて窮屈な思いをしている人がいたら、自由に、メンバーの意志で色々な挑戦ができる部署だと思います。
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決められた枠内の仕事ではなく、自分で何かを成し遂げたい人は、オズビジョンの採用面接を受けてみては?
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