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リゾートワーク制度を始めた理由を、想いを込めて3,000字かけて説明します(面白人事制度を作りたかったわけじゃないのです)

先日、弊社は、リゾートワーク制度に関するプレスリリースを打たせていただきました。

プレスリリースの中ではなかなか珍しく、80以上のはてブをいただき、かなりコメントもいただきました。ありがたいことです。本当にありがとうございます。


この制度は、エントリーシートによって選抜された社員が、宮古島に滞在できるというものです。

この制度の特徴は

  • 期間に関わらず、一律一定の手当を付与(長く滞在すれば、そのぶん自己負担が増えます)
  • 家族も同伴する場合は、家族に対しても一律一定手当を付与
  • もちろん、滞在期間中に有給を消化して、遊んでもOK
  • 対象者は、宮古島の小/中/高校のいずれかで、特別授業を実施する
  • 終了後は、体験談を会社のブログで公開する

というものです。制度としてまだまだ穴はあると思いますし、全員にとって100点な制度では全くありませんが、2018年1月の宮古島視察ツアーから半年で、何らか形にできて、すこ〜しだけホッとしています。


今年1月の視察旅行には、全国から6社11名の企業が参加していたのですが、参加していた企業の大半が、何らか宮古島という土地に対してのアクションを起こしており、素晴らしい土地、素晴らしいツアーだったんだな、と感じています。

今回の制度設置の背景

制度設置にあたって、ヌーラボの現状や背景をお伝えできればと思います。ここからめちゃくちゃ長文です。面倒な方は、宮古島の綺麗な写真だけご覧下さいw

背景(1) ヌーラボの社員は98%が中途入社

ヌーラボは、現在世界で100名以上の社員が働いています。しかし、新卒で入社した人は未だ2名のみで、中途入社者がメインの会社です。管理職不在の組織を作ってきたくらいなので、みんなの自主性はとっても高いと自負しています。そんな背景なので、あまり会社として教育面に対して具体的な策を打ってきた背景はありませんでした。


背景(2) 社内調査アンケートの結果もきっかけのひとつ

私の入社後、約2年間のうちに、様々な社内調査のアンケートも実施してきました。例えば、働きがいランキングの調査や、社内で自作しているeNPSなどです。総じて結果数値は高いと感じているものの、常に高い「働き方」に対しての満足度に対して、どうしても相対的に低い数値が出てしまいがちな、「仕事内容」や「研修等の体制」についての数字がありました。


背景(3) 自社プロダクトとずっと向き合う環境

ヌーラボは、自社プロダクトである、「Backlog」、「Cacoo」、「Typetalk」の3つを展開しています。それぞれできた時期など状況は異なるので、様々なフェーズのプロダクトが1社で見れるのはめちゃくちゃ面白い環境だと思います。逆に言えば、どんなに大変なことがあっても、自社のプロダクトと向き合い続ける必要があります。また、ここ数年で大幅に会社が大きくなったものの、"異動"というものにあまり向き合えていなかった背景もあります。

人間は、変化を恐れる性質があると、どこかで聞いたことがありますが、変化がなければないなりに、自分と向き合う時間が増えて、悩みも出てくるものかと思います。言わずもがな、変化から得られるチャンスや「当たり前」の概念の払拭、などなど、変化は成長機会としてはメリットも多いはずです。

制度を開始したねらい

そんな背景の中、この制度を始動しようと思ったねらいは、挙げてみるとこんな感じです。

ねらい(1) Nuice Waysが体現できる

ヌーラボには、昨年、社員で自ら策定した行動規範の「Nuice Ways」というものがあります。この行動規範は、一般的な行動規範と異なり"目指すもの"や"理想"ではなく、"今のヌーラボが残したいもの"にフォーカスして作成してきたという点が特徴です。このWaysは、作ってみてから実感したのですが、自社を体現する様々な場面で使えます。今回のプレスリリースにもこのように載せています。

ヌーラボの行動規範「NuiceWays」のひとつに、”仕事をあそぼう – 余裕と無駄から、想像を超える仕事が生まれる。真剣にあそび続けよう。” というものがあります。ヌーラボは、一見無駄だと思われることにも遊び心を持ち真剣に取り組むことで、プロダクトのアイディアや新たなチャレンジが生まれるきっかけになると考えています。

まさしく、これです。


ねらい(2) ワクワク感を社外まで届けることができる

個人的な意見ですが、採用活動などを頑張るのであれば、会社のワクワク感を、社外の人に認知してもらう努力が必要だと思っています。発信もせずに採用しようなんて…って思ってしまうのですよね。ちょっと極論かもしれませんが。個人的にはSmartHRさんの、特に【SmartHR】エンジニアの入社歓迎会の練習をする会なんかは、最たるお手本で、とても注目しています。

この文脈に沿ったフレーズも、Waysにあるんです。

楽しさを広げよう / Spread the fun atmosphere.
楽しさは人をつき動かし、楽しいところに人は集まる。自ら楽しさをつくりだそう。
Fun moves people, and people like being in fun places. It starts with you!

Waysもそうなのですが、そもそもヌーラボはコラボレーションツールの会社。会社として大事にしている考え方には、こんなものがあります。

つまり、「あるプロダクトを会社で取り入れるということは、その提供者の思想も取り入れるということだ(Clay Shirkyさんの言葉)」「だから私たちは会社のフィロソフィーを磨き続けるのだ(弊社代表、橋本の言葉)」という話です。

ヌーラボが文化の表明やワクワク感を作ることに熱心なのは、何よりも事業、プロダクトのためなのです。


ねらい(3) 何よりも、成長機会の提供

そして何よりも大事なねらいは、社員への成長機会の提供です。よりヌーラボにいると成長の機会がある、と感じられるようにしたい。だからこそ、いつもなら接することがなく、事前知識もぜんぜん違う小学生~高校生と接し、自分の仕事を説明したり、会社の事業を説明することで、いつもの"当たり前"を壊し、新たな気づきを得る機会もセットで提供したいと考えたのです。

また、全然関係ないのですが、最近読んだ、ライフネット生命の出口会長の本にあった、

インプットの量を増やすには、「人から学ぶ」「本から学ぶ」「旅から学ぶ」、この3つ以外にありません。(『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない』より)

という言葉も後押しになったのは付け加えておきます。

今回の制度にジャストフィットする「越境学習」というワード

越境学習という言葉を聞いたことはあるでしょうか?(私も最近知りました、すいません。)

越境学習は、その名の通り、職場や、自分の所属するチーム、暗黙の前提の壁、というような「境界」を乗り越えて学習することです。まさしく今回の制度は越境学習の一例になれるのではないかと思っています。先日、この領域を専門とされている石山先生のお話を直接伺う機会があり、お話を聞く中で「これだ〜!」感があり、自分の考えていたことがすごく言語化されました。

IT業界はもともと"職場"という垣根は越境しやすい業界だと思います。毎日、様々な場所で勉強会が行われ、新しい技術や知識を学び会うのが普通に行われている業界です。しかし、そこで出会えるのは、同業界・同職種がほとんどで、その先の垣根まで越えて行くには、何らか支援やきっかけが必要ではないでしょうか。

我々のユーザーさんは、私たちが想像している以上にたくさんの業界に広がっています。弊社プロダクトのBacklogは、エンジニアではない人の利用率はどんど上がっていってます。また、手前味噌ですが、Cacooは、日本よりもコロンビアのユーザーの方が多く、自分たちの想定の範囲内外にユーザーさんがいることも多くなってくることでしょう。

色々書きましたが、つまりはNuiceだからです

だらだら書き綴ってしまいましたが、つまりはNuiceだから始めました。それだけです!自身の中で、一度整理しておきたく、今回はブログにしてみました。

現在、絶賛エントリーシート提出期間中。ヌーラバーからの応募が楽しみです!

ヌーラボのブログもぜひチェックしてみてくださいね!4月に実施したGeneral Meetingのブログも絶賛更新中です!

それでは!ʕ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʔ

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