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都市開発の次に挑む━━NOT A TOKYO 代表に大森みどりが就任

森ビルで長年にわたり、六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズをはじめとする都市開発を牽引してきた大森みどりが、NOT A HOTELの新たな試みである「NOT A TOKYO」の代表取締役 CEOに就任した。都市のハードとソフトの両面を熟知し、「都市を育む」という長期的な視点を持ち続けてきた大森の思想は、なぜNOT A HOTELの思想に共鳴したのか。そして、「NOT A TOKYO」という社名に込められた真意とは何か。森ビルで培われた「東京」の文脈を踏まえながら、新しい都市のあり方について語ってもらった。「NOT A TOKYO」に込めた二重の意味━━━まずは、長年日本の都市開発をリードしてきた森...

移動で日本の体験を変える──NOT A GARAGEが目指す姿

「世界中にあなたの家を」──NOT A HOTELはこのコンセプトのもと、一つの場所に縛られない新たなライフスタイルのあり方を提案してきた。そのコンセプトは、2025年7月に発表された新事業 「NOT A GARAGE」 によって、さらに拡張しようとしている。多彩なモビリティを“使いたい分だけ”所有できるこのサービスでは、オーナーがヘリコプターやクルーザーなど、特別な乗り物をシェアし、自由に楽しむことができる。建築という物理的な「点」から、移動という時間軸を伴う「線」へ。この事業拡張の背景には、どのような狙いがあるのか。上級執行役員 CFO兼CSO 江藤 大宗氏に、NOT A GARAG...

日本の価値を届ける、Destination Experiencesが始動

上質な体験を求めるゲストに向けて、プログラムを企画・運用する「Destination Experiences」チームが2025年2月に発足。そのチームリーダーを務めるのが、中村友美だ。教育、フィットネス、フレキシブルオフィス、と幅広い分野でグローバルなプロジェクトを手がけてきた中村は、2023年11月にNOT A HOTELに参画。当初は経営企画部イベントマネージャーとして入社し、NOT A HOTEL ABROAD(海外ホテル相互利用サービス)のリードや、海外セールス戦略の立案・実行を担ってきた。現在は新チームの立ち上げをリードし、NOT A HOTELの体験価値をさらに広げている。そ...

オフィスとは何か━━NOT A HOTELのひとつの答え

2025年7月、NOT A HOTELはオーナーラウンジなどを併設した複合型ワークスペース「NOT A HOTEL OFFICE」を東京・晴海にオープンした。本施設には、NIGO®氏がプロデュースする「THE NIGO LOUNGE」が併設されており、倉庫建築をベースにした大胆で洗練された空間構成が特徴的だ。単なるオフィスではなく、NOT A HOTELがこれまで培ってきた“空間体験”の哲学を、新たにワークスペースへと昇華させた象徴的な場となっている。今回は、この空間をゼロから創り上げたプロジェクトメンバー4名、志甫 景(Designer)、松井 一哲(Creative Director...

土地ではなく願いを託された、ISHIGAKI EARTH 建築秘話

2025年7月1日、石垣島の豊かな自然のなかに、NOT A HOTELにとって初となるフラッグシップモデル「NOT A HOTEL ISHIGAKI EARTH」が開業を迎えた。曲線的なフォルムが島の風景に溶け込み、その設計思想は島の風土を深く受け止める。ここでしか成立し得ないプロジェクトは、建築家・藤本壮介氏との協働、そして数々の挑戦と対話の末に実現した。今回の記事では、プロジェクトマネージャー兼ブランドディレクターの須磨 哲生と、エンジニアリングマネージャー兼ライフサイクルマネージャーの杉山 元にインタビューを実施。EARTH開業を迎えた今の率直な想いから、プロジェクトの出発点、建築...

長編記事:NOT A HOTEL ARCHITECTSの全貌

クリエイティブディレクターであるNIGO®氏とのNOT A HOTEL TOKYO “THE NIGO HOUSE”やビャルケ・インゲルス率いるBIGとのNOT A HOTEL SETOUCHIなど、世界的な建築家・クリエイターとの協業のみならず、NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA “IRORI”やNOT A HOTEL MIURA など自社設計も手掛けているNOT A HOTEL ARCHITECTS(建築チーム)。先月、さらなる事業拡大に伴い採用を強化するため、NOT A HOTEL ARCHITECTSによる採用説明会を開催しました。今回のnoteでは「事業開発」「...

NOT A HOTELにBusiness Acceleratorが新設ーー狙うは事業と組織の“超進化”

創業5年を迎えた、NOT A HOTEL。累計の契約高は400億円を突破、オーナー数は約800名に届く。この急成長するこの事業を内側から支え、次のステージへ押し上げるべく発足したのが「Business Accelerator(以下、BA)チーム」だ。従来のIT部門やデータチームの枠を超え、会社そのものの進化を加速させる存在として位置づけられる。2025年3月25日、NOT A HOTELはBAチームを主体としたオンラインイベントを開催。「データ、Salesforceをどう活用する?」をテーマに、チームのビジョンや具体的な取り組みを紹介した。登壇したのは、CTOでありBAチームをリードする...

【新執行役員対談】プロダクト・組織に共通するNOT A HOTEL“らしさ”

2024年5月、NOT A HOTELは新たな執行役員を7名発表した。そこには、創業期からプロダクトマネージャーとしてソフトウェア開発を担ってきた八代嘉菜がCPO(Chief Product Officer)に、一人目のHRとして事業拡大に貢献してきた冨永麻美がCHRO(Chief Human Resource Officer)に名を連ねている。二人は、事業や組織の過渡期においてどんな経験を重ね、どんな成長を遂げてきたのか? 就任発表から約二ヶ月。これからの展望を踏まえ、彼女たちのまなざしを聞く。目の前の仕事に本気で向き合ってきただけだった―八代さんは入社3年、冨永さんは入社2年での執行...

営業組織を次のフェーズへ。元セールスフォース・ジャパン執行役員 川崎哲也がNOT A HOTELに参画した理由

2023年11月、NOT A HOTELのSales/Relationsにセールスフォース・ジャパンで執行役員を務めた川崎哲也が参画した。新卒で入社したセイコーを経たのちにのち、日本オラクル、そしてセールスフォースと、IT業界で20年超のキャリアを歩んできた川崎。そのキャリアを紐解くと、その中心はいわゆる“営業”という職種ではなく、“カスタマーサクセス(既存顧客支援)”だったことが分かる。現在、NOT A HOTELのビジネスチームは、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、オーナーリレーションと役割が分けられている。急速な事業拡大に伴って最適なセールス組織体制の構築が求...

不動産ではなく、NOT A HOTELを届ける。業界未経験のリーダーが大切にする“頑張るよりも楽しむ”視点

NOT A HOTELには業界未経験者で活躍するメンバーが数多く存在する。Sales/Relationsの当真嗣就(とうま つぐなり)は新卒で入社したサイバーエージェントで、二年目から広告プロダクトの事業責任者を務めた後、2023年3月にNOT A HOTEL参画。業界未経験でキャリアチェンジし、10月の新体制移行後、Sales/Relationsのキャプテンとしてチームをリードしている。未知の分野へ飛び込むことに躊躇はなかったのか?NOT A HOTELに参画した理由に加え、セールス未経験ながら、急速にキャッチアップを行い活躍できた背景を探る。「本当に楽しそうに営業していますよね」ーー...

投資家と起業家が本音で明かす“NOT A HOTELのすべて”ー佐俣アンリ×濵渦伸次

NOT A HOTELは11月に開業一周年を迎え、さらに総販売金額119億円を突破することができました。2022年11月に青島(宮崎県)、同年12月に那須(栃木県)が開業し、2023年11月には国内で5つ目の拠点となる福岡が開業。今後も北軽井沢やみなかみ、石垣、瀬戸内など、新たな拠点の開業も控えています。♦️ NOT A HOTEL 1st ANNIVERSARY今回は開業一周年を記念し、NOT A HOTELを投資家の立場からご支援をしていただいているANRI代表の佐俣アンリさんとNOT A HOTEL創業者兼CEOである濵渦伸次による対談イベントの内容をレポート。開業前後の日々をさま...

NOT A HOTELを卒業し、父と花屋の経営へ。創業期を支えたオーナーリレーション 富吉夏樹の決めた道

2023年10月末。NOT A HOTELへ2021年4月に参画し、セールスや商品設計、さらにはオーナーリレーションチーム(オーナーの方々と関係構築し、NOT A HOTELの体験価値を向上するチーム)の立ち上げなど、チームのみならず会社の成長を支えてきた富吉夏樹が退職します。彼女の実家は目黒川沿いにあるフラワーショップ「FLOWERS NEST」。彼女はこれからは父親と二人三脚で、30年以上も続く家業を経営するという道を選択しました。一部の仕事は業務委託として担当を継続しつつも、入社以降、まさに人生を懸けてコミットしてきた彼女の退社は、私たちにとっても一つの節目になることは間違いありま...

人と土地への想い、超高速スケジュール、トップクリエイターとの協働…NOT A HOTEL ARCHITECTSが初めて明かす“建築秘話”

さまざまなテーマでNOT A HOTELをブレイクダウンするイベント「NOT A HOTEL TALK」。第10回は建築チームの視点で「NOT A HOTELのつくり方」に迫ります。開催当日、静かな熱気に満ちた会場には、約30名の参加者のみなさんにお集まりいただきました(満員御礼)。司会の「設計ノウハウのように実務的な話ではなく、建築や土地へのこだわりなど、ここでしか話せない裏話をお届けします」という言葉から、総使用スライドが174枚にも及ぶ熱量のこもったイベントがスタート。まだ世の中には出ていない、NOT A HOTEL建築チームによる「NOT A HOTELの建築秘話」を余すことなく...

"起業家ではない創業者〟の自覚。 NOT A HOTEL CFOが初めて明かす事業構想と秘められた想い

「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、建築・ソフトウェア・ホテルサービスなどを掛け合わせることで、これまでにない暮らしをつくるNOT A HOTEL。CFOを務める江藤大宗は2020年、新卒から一貫して勤めたJPモルガン証券(以下、JPモルガン)を離れ、立ち上げの創業メンバーとしてNOT A HOTELに参画した。CFOのタイトルにとらわれることなく全領域を越境し、新産業の創造に挑んでいる。これまで明かされてこなかった江藤のキャリアとNOT A HOTELへの思い。まずはキャリアチェンジの決断の背景にある日本への思いと人生観から話を聞いていく。“起業家ではない創業者”の知られざる苦悩と...

建築士としてのあらたな生き方がNOT A HOTELにあった。Creative Director of Architecture 松井一哲

建築・ソフトウェア・ホテルサービスなどを掛け合わせることで、これまでにない「あたらしい暮らし」を追求するNOT A HOTEL。そこには、これまでの建築士が出会ってこなかった「建築のあたらしい仕事」も多くあります。いま建築チームでCreative Director of Architectureを務めている松井一哲も、そんなNOT A HOTELでの仕事に惹かれた一人です。大手組織系設計事務所である日建設計や外資系スタートアップのWeWorkを経て、NOT A HOTELに参画した理由とは。そして「Creative Director of Architecture」としての役割を、どう捉...