- Product Manager
- エンジニア オープンポジション
- Customer Support
- Other occupations (54)
- Development
-
Business
- Product Manager
- プロダクトマネージャー
- スクラムマスター
- 人事/人材開発・組織開発担当
- 人事/組織開発・人材開発担当
- エンジニアリングHRBP
- 障がい者定着支援
- 広報
- 知財戦略立案・推進・発明発掘
- 金融コンプライアンス
- ビジネス採用担当
- 経営企画(予実・IR)
- HRBP
- Legal
- 債権管理/MFK
- 電話によるアポイント獲得
- ToB Sales
- フィールドセールス
- インサイドセールス SDR
- インサイドセールス企画
- オンラインセールス
- SaaS営業、MFBC
- インサイドセールス MFBC
- セールス MFBC
- Public Relations
- コンテンツ制作アシスタント
- マーケター
- データマーケター
- BtoBマーケティングリーダー
- イベントマーケター
- Other
マネーフォワードの中の人を知ってもらうため、いろんな部署にインタビューをするこの企画。今回は、「MFクラウド給与」の開発チーム (以後、「給与チーム」) へのインタビューです。
語り手
増山 大輔
大学在学中より、不動産系WEB制作会社にてインターン(その後入社)。不動産会社向けASPや社内ツールの開発、既存システムのリプレイスなどフロント・バックエンド、インフラ全般を担当。2014年5月にマネーフォワード入社。Railsエンジニアとして「MFクラウドシリーズ」のWebアプリケーション開発を担当し、2016年12月から「MFクラウド給与」のプロダクトオーナーに着任。
大津 裕昭
大学卒業後、SIerに就職。大手SIベンダのシステム開発や基盤構築などの業務を経て、2015年11月にマネーフォワードにジョイン。Railsエンジニアとして「MFクラウド給与」「MFクラウドマイナンバー」の開発を担当。
植村 紗衣子
バンクテック・ジャパン株式会社(現 株式会社プリマジェスト)に入社、ITコンサルティングに携わる。退職後、汐留社会保険労務士事務所(現 汐留社会保険労務士法人)、株式会社シマンテック等に勤務。その後、株式会社ウィゴーに入社し、勤務社労士として人事労務に従事。2016年10月マネーフォワード入社。
辻 修平
慶應義塾大学環境情報学部に在学中、現在3回生。2016年プログラミングキャンプ「TECH::CAMP」を運営している株式会社divにてインターン。その後、2017年2月よりマネーフォワードにインターンとして入社。
インタビュアー
青木 香菜子 (広報)
インタビュー・編集担当
ジョインしてちょうど3年が経ちました
青木:まずは自己紹介からお伺いできればと思います。お話を聞きながら撮影していきますね。
増山:お、写真はインタビュー中に撮ってるんですね。一時停止して、ろくろまわしてるのかと思ってました。
青木:(笑)。これから皆さんにお話いただきますが、途中で質問があれば各々自由にしてくださいね。
増山:うちは隠し事ないから質問はない気が…。
一同:(笑)。
青木:では増山さんお願いします。
増山:僕はマネーフォワードにジョインしたのが2014年5月で、ちょうど3年が経ちました。入社直後は「MFクラウド会計」の開発に携わっていましたが、2014年12月の「MFクラウド給与」立ち上げのタイミングからは、ずっと「MFクラウド給与」に携わっていて、現在はプロダクトオーナーをつとめています。僕の詳しい入社エピソードは、クレカ使いがメインでも、現状の可視化でお金の流れは把握できるという記事に書いてありますので…こちらをどうぞ(笑)。
青木:念のためここでも少しお願いします(笑)。
増山:当時wantedlyでいくつか会社をみていたのですが、自分自身も株の運用をやっており、資金運用やマネーフォワードのサービスの仕組みに興味があったので、マネーフォワードに話を聞きにいきました。当日に前任CTOの浅野さんとお話している中で、途中からずっと「うちで働きませんか」と言ってくださって(笑)。すぐにそんなこと言って大丈夫かなと思いましたが、真剣に「今すぐここで活躍してほしい」と言ってくれて、すごくそれが刺さったんですね。
青木:浅野さんは、増山さんの思考や当社へのフィット感とかを見抜いたんでしょうね。
増山:そうだといいな(笑)。
「MFクラウド給与」は構築しがいがある
青木:では、次は…?
植村:入社順でいきましょう。
大津:僕か(笑)。
増山:大津さん、前職は何をされてたんでしたっけ?
大津:前職はSIerですよ。
植村:あれ、そうでしたっけ(笑)。
青木:仲良いな。このチーム、わちゃわちゃしております。
大津:僕は、大学卒業後はSIer業務などに携わる仕事をしていました。そこからずっとSIerの仕事をしていましたが、自分のキャリアを考えると今後は開発の仕事をしていきたいと思い、転職を検討しはじめました。そのあと、色々と空白の期間を経て、2015年11月よりマネーフォワードに入社しています。入社後からずっと「MFクラウド給与」に携わっていて、増山さんや前任プロダクトオーナーの渋谷さんと一緒に仕事をしてきました。
青木:一旦空白の期間はスルーします(笑)。入社後の会社の印象はいかがでしたか?
大津:落ちついているなという印象でした。あと、「MFクラウド給与」を担当できて良かったなと思っています。チームとしてもこれからで色々構築のしがいがあります。
増山:キャラクター的にも皆合っていますよね。
大津:他のチームも良いチームだと思いますが、僕はここで良かったと感じています。また空白の期間に入ってたかもしれないです。
青木:…空白の期間のことは話してくれますか?
大津:それはまた別の機会にお話…するかもしれません(笑)。
一同:(笑)。
群馬の山奥での決断
青木:では、植村さんお願いします。
植村:私は昨年10月からジョインしていて、元々は労務の職種で応募したんです。社労士の資格を持っていたので、これくらい従業員の顔がわかる規模感の中で労務として、従業員の方を支える仕事ができたらいいなと思っていました。
青木:なるほど。植村さんはそんな経緯があったんですね。
植村:それで、面接を受けた後に「プロダクト開発のポジションの話も聞いてみてほしい」という連絡をいただいて、考えた結果お話を聞いてみることにしました。そこで責任者の山田さん、当時のプロダクトオーナーの渋谷さん、増山さん、野崎さんにお会いしたのですが、増山さんがすごく素敵だなという印象でした。
増山:植村さんは、ユーザーとして「MFクラウド給与」を使われていたんですよね。
植村:前職でITコンサルをする傍ら、スタートアップで人数が少なかったため労務も担当していて、自社に「MFクラウド給与」を導入したんです。自分でサービスをさわっていて、「これいいやん」と思ってました。
増山:物申したいことがあったとか…。
植村:(笑)。利用者の立場として改善したいと思うことは色々あったので、CSにもお問合わせをしていました。そんな風に自分が使っていたサービスを開発の立場で改善して、開発側としてサービスを提供するというのは夢でもあったので、実際今そういう仕事ができているのは楽しいですね。
大津:植村さんにも空白の期間がありましたが、良い話ですね。
青木:えっ(笑)。それはお伺いしても大丈夫です?
増山:サクセスストーリーなので、是非聞いてみてください。
青木:聞きたいです!
植村:えっと(笑)。実は…本当にやりたいことを考えるという自分探し的な感じで、群馬の山奥の温泉で2か月間住み込みで働いたことがありました。そこで「社労士の資格を取ろう」と思ったのが資格取得のきっかけです。温泉で肌がめっちゃかぶれましたが(笑)。
青木:え…それでちゃんと資格を取られたってすごくないですか。
増山:自分探しに行ってちゃんと見つけてくる人って、あまり居ないですよね。
青木:すごいと思います。それまでは社労士のことは頭になかったんですか?
植村:実は、もっと楽な仕事がしたいと思っていたので、頭にはなかったんです。当時の仕事が結構しんどくて、もう少し落ち着いて働きたいと思っていたのですが、色々うまくいかず…それで山奥に行きました(笑)。そこで真面目に今後のことを考えて「社労士になろう」と思ったんです。
青木:なぜ社労士になろうと?
植村:元々年金とかが好きだったんです。
青木:ね、年金が好き…!
植村:当時立て続けに転職したので、雇用保険手続きや国保への切り替えなどがわからず苦労したり、確定拠出年金の手続きをちゃんと出来ずに貯蓄分がパァになったりして…。その時、「知らないって負けだ」と思ったんですよ(笑)。だから、私は強者になるって決めて資格を取り、同じように困っている人を助けられたらいいなと思って社労士を選びました。
青木:めっちゃ良い話ですね。
植村:いえいえ(笑)。そんなこんなで給与チームにジョインして、すっと溶け込めたなと感じています。
大津:植村さんはすごく真面目な人なので、なじめないんじゃないかなって最初は思ってました。
植村:なんの問題もなかったですね。
青木:なんかこのチームっていい感じのゆるっとした空気ですね。
増山:僕らいつもこんな感じですよ。
青木:ゆるいだけじゃないってことも後で聞いていきます。他の皆さんの空白の期間の話は…。
増山:それは別の機会に(笑)。
一同:(笑)。
日報が成長日記に
青木:インターンの方の参加は今回初めてです。辻さ…辻くん、お願いします。なんてお呼びしたら良いんでしょう…社長と同じ名字(笑)。
辻:(笑)。今年2月に入社した、慶應義塾大学の3年生の辻と申します。よろしくお願いします。大学では環境情報学部でブロックチェーンなどのIT、Web関連の研究をしています。
一同:すごい!
辻:いえいえ(笑)。
青木:マネーフォワードにはなぜ?
辻:1年生の頃から 「TECH::CAMP」を運営している株式会社divでインターンをしていました。そこで途中からプロジェクトマネージャーのような立場になり、実際に社会にエンジニアを送り出すというミッションがあったのですが、そもそも自分がエンジニアとして全然能力がないことを課題に感じたんです。だから、まずは企業で勉強してプレイヤーとして成長したいと思いインターンを探して、マネーフォワードを選びました。
増山:面接で話して、辻くんはすごく素敵なので是非採用したいなと思ったんです。
植村:プレイヤーとして全然能力がないなんてことなかったですよ。当初からすでに大活躍でした。
増山:そうですね。インターンでもそうじゃなくても、辻くんはエンジニアとしてレベルが高いと思いますよ。
青木:面接ではどんなところが良いなと思ったのでしょう?
増山:僕が一番大事だと思うのは人柄です。技術力も大事ではありますが、インターンでも社員でも、素直かどうかが非常に重要だと思いますし、そういう人は周りもサポートしたくなるし、成長しますよね。マネーフォワードの文化的にも誠実で素直な人が活躍していますし、辻くんはすごく真面目な人柄が伝わってきたので、採用しました。
青木:確かに、素直な人って成長しますよね。謙虚に受け止められる人ってどんどん変わっていくなって思います。
植村:毎日辻くんのesaでの日報が楽しみなんですよね。
増山:そう、成長日記なんですよ。
青木:成長がわかる日報なんですか?
増山:めちゃくちゃわかります。毎日スターつけてますが、うっとおしがられていないかなと…。
辻:いえ、みてくださってありがたいです。
青木:辻くんからみて、給与チームはどんなチームでしょう?
辻:皆さん優秀で程良い感じのゆるさで、馴染みやすかったなと思います(笑)。
一同:(笑)。
「Connected HR」は労務領域における新コンセプト
青木:チームのミッションやビジョンを教えてください。
増山:給与チームのミッションは、「給与計算に関わる不安や悩みをなくす」ことです。「MFクラウド給与」のユーザーのペルソナは、給与計算をしたことがないスタートアップの創業者をイメージしています。そういう方が給与計算をする際に、間違いなく・簡単に完結できるサービスにしよう、というのがコンセプトです。
ローンチ当初はそういったスタートアップを含め、小規模事業所がメインターゲットになると考えていましたが、最近は従業員数が数百名規模の、比較的大きな企業にも導入いただけるようになってきました。そんな背景もあり、先日中長期的なビジョンとして「Connected HR」というコンセプトを発表させていただきました。
これは単にAPIで様々なサービスと「MFクラウド給与」が繋がるということだけではなく、 世の中には既に、ユーザーの会社規模や細かいニーズに応じた、素晴らしいサービスがたくさんあるので、それらのサービスが得意な領域と、僕たちが得意な領域の良いとこ取りが可能な仕組みを実現できればと考えています。会社を設立した瞬間から、会社の成長に合わせて、システムの乗り換えをせずとも、ユーザーにとって最適なサービスに柔軟に切り替わっていくサービスを提供していきたいと思います。
植村:労務の領域にとどまらず、より広義の人事システムに昇華していくイメージですよね。社保事務などの手続き系に寄っていくというよりかは人に寄り添っていくようなイメージです。
青木:初期のコンセプトから成長していますね。
増山:そうですね。最初の想定人数は30人未満くらいでしたが、いつのまにか100~500人の規模の企業で導入いただくことが増えてきて、多くの方にご利用いただくサービスになっています。
ユーザーに残念がられるサービスにはしない
青木:大津さんのビジョンも教えてください。
増山:大津さんの展望、聞きたいですね。
大津:僕の展望は、今すごく良い状態で開発できているので、「MFクラウド給与」のコードを如何にきれいに発展させていくかということです。サービスの展望は描ける人が描くべきだと思っていて、僕としてはユーザーの方に残念がられるサービスにはしたくないという想いがあります。今はまだ残念だと思われ兼ねない部分がある可能性もあるので、そこはちゃんと「おお、良いな」と思ってもらえるサービスを提供しつつ、エンジニアとしても開発しやすい内部の仕組みを保っていきたいと考えています。
植村:良いですね。
大津:いえ、まだまた未熟者ですよ。
青木:立場や役割が異なると思うので、今のご自分の立場でどうコミットしていくかですよね。開発する人と、ビジョンを描く人の視点って異なるじゃないですか。得意不得意もありますし、皆さんのお話を聞いているとそのバランスが良いのかなって思いました。
増山:バランスは良いと思います。「Connected HR」が成り立つ前提は、「MFクラウド給与」が圧倒的に魅力的なサービスである必要があります。安定的に開発・運営できていて、かつサービスクオリティが担保されていることが重要で、そうでなければ「Connected HR」の世界観を一緒に実現したいと認識してもらえません。だからこそ、チームが安定してアウトプットを続けている状態が必要です。
勢いドリブンだとどこかで破綻する可能性があるので、そういう観点では今の給与チームは各々が得意な分野で活躍していて、いい状態を保てていると思います。
青木:ふむふむ。一員である辻くんに今後お願いしたいこととかありますか?
植村:辻くんは今「MFクラウドシリーズ」全体の改善部分にも入ってくれていますが、「MFクラウド給与」では、UIの改善とか細かくて溜まっていて手を付けられるとすごく助かる!という部分をやってくれていました。給与チームの仕事では、要件定義などの企画的な領域にもチャレンジしつつ、よりプロダクトに深く関わってくれると良いなと思います。
青木:実際に開発に携わってみてどうですか?
辻:優秀な方と働けるのはすごく楽しいです。いつも楽しく過ごさせていただけていると思ってます。
増山:謙虚だ。いつもランチを一緒に行ってくれるんですよ、辻くん。
青木:おお、全然しゃべらないという噂のランチですね。
増山:そう、一緒に行って各自スマホをいじったりするだけのランチですが、ちゃんとついてきてくれます。
辻:皆さんと行くランチは美味しいです。
一同:(笑)。
課題を解決するための手段がエンジニアリング
青木:増山さんは今はエンジニアで、立場的にはビジョンを描く側ですが、元々そういった領域が好きだったんでしょうか?
増山:元々企画するのは好きですね。何か企画を考えて、それを実現するための設計や、UIまで妄想するのが好きです。エンジニアって大抵そうだと思っています。
青木:エンジニアっていろんな方がいらっしゃいますよね。コードをきれいに保って安定的に使っていただきたいとか、ビジョンを描いて企画しつつ開発もする方とか。
増山:僕の場合は設計が好きなので、コード設計やネーミングにもすごくこだわります。記憶に残るものやずっと使われるものって名前が重要だと思うので、そういう観点でも考えることが多いです。
だからエンジニアという職種にしばられているつもりはなくて、課題を解決するための手段がエンジニアリングなんですよね。デザインとかにも興味があるので、いろいろやりたいことはありますね。
青木:現状の課題についてはどうでしょう?
増山:現状は、給与計算ソフトとしてやれることがまだまだあり、給与計算ソフトとしてのクオリティを上げていく必要があると考えていて、これが第1フェーズだと思います。第2フェーズで「Connected HR」を実現するためのステップとしてAPI連携を拡大し、「MFクラウド給与」と繋がっておくことがマストいう状態にしていきたいです。第3フェーズになると「Connected HR」のその先、という世界になっていく気がしますね。
青木:第3フェーズや第4フェーズでイメージしている世界はありますか?
増山:個人的な考えではありますが、ペルソナ検索みたいなことができたら面白いなと思います。採用って、「こういう経歴でこういう人物像で」みたいな情報を考えるじゃないですか。そういうふわっとした情報を何らかの形で検索できるサービスが実現できると面白そうだなと。個人のキャリアや思いが「Connected HR」に蓄積されていけば、「この人はこういう理念の会社に合う」という仕組みを提供できるかもしれないし、本人の思考が考慮されて円滑に採用が進む仕組みができるかもしれない。それができると、もっと働きがいがある社会とか、キャリアアップしやすい社会の実現に寄与できるのではと考えています。
青木:テクノロジーを駆使して、働き方やキャリアの文脈で課題を解決できるサービスにしていきたいということですね。
実は皆ひとりでランチに行け…る…?
青木:チームのコミュニケーションで工夫してることってあります?私は席が皆さんと近いですが、良く話をされているなと思います。
増山:ミーティングとかでなく、なるべく席で話すようにしています。チャットより直接話すことが多くて、ランチは皆で行くようにしています。
青木:前任のプロダクトオーナーの渋谷さん時代からですか?
増山:そうです。皆がひとりで行けないタイプなので…。
大津:いや、僕、実は行けるんですよ。
増山:えっ(笑)。
一同:(爆笑)。
青木:あれ、実は皆さんひとりで行けるんじゃ…。
大津:いやいや、でも今はひとりじゃ行けないので、なじんじゃいましたね。ひとりで行ってきてって言われたら、あれれ…ってなりますよ。
増山:たまに皆が行っちゃってひとりになるとそわそわしますよね。
大津:そう!あれれ、皆行っちゃ、う…?あれ、あれ…みたいな。
青木:一緒にランチ行っても話さないと聞きましたが、本当ですか?
大津:たまに他のチームの人も一緒に行くんですけど「全然話さないよね」って言われるんですよ。むしろ他のチームって何話してるのか教えてほしいです。
一同:(笑)。
青木:他部署とのコミュニケーションはどうでしょうか?
増山:CSの方とのコミュニケーションは多いですし、営業である事業推進部の方とも話します。皆さんとお話する中で感じるのは、お客様の課題に対して、エンジニアが直接手をくだして解決しないこともあるという難しさです。全て対応することが正解ではなく、本質的には遠回りの場合もあります。とはいえ、直接ユーザーの声を聞いているのは事業推進の方なのでもっとコミュニケーションを取って一緒に検討していきたいと思っています。
青木:すぐに改善すると結果として遠回りになることもあると、先日のインタビューでも出た話ですね。
植村:結果的に一部の人にとってしかハッピーじゃなくて、他の視点だとそうでないというパターンになってしまうことはありますね。
増山:そこはお客様の声を聞きながら、その課題の本質を突き詰めて決断しなくちゃいけないですよね。
雑談からアイデアが生まれる自然体なチーム
青木:チームづくりの目標とかありますか?
増山:「自然体」ですね。ランチに一緒にいく文化はなるべく継続していきたいです。ちょっと体育会系っぽいかもですが、同じ釜の飯を食うって割りと大事かなと。
青木:ファイナンスチームもランチは一緒に行くそうですが、皆さん仲良いですね。
増山:給与チームが発足してから、ランチはずっと一緒に行ってるんですよ。フロントチームとかも最近皆で行ってるのでもしかしたら真似してくれたのかなと(笑)。
青木:それが自然にできてるのならすごく素敵ですね。
増山:普段から業務時間とランチで結構コミュニケーションしてますからね。
大津:確かに、普段から話してるので1on1は雑談だもんね(笑)。
増山:雑談で話したことから実装のアイデアが出たりもしますからね。雑談大事ですよ。
青木:おお、いい話。
大津:うんうん、それはそうですよね。
増山:敢えてじゃないですが、ふと思いついて聞いてみるとそこから建設的な議論が始まったりします。じゃあランチ後に実装できるね、みたいなことが少なくないです。
植村:昨日もそんなことがありましたよね。
増山:ありましたね。
青木:ランチ同行記事とか面白いかもですね。
増山:あ、面白そう。
大津:しゃべってもらわないと成立しないですよ。
植村:確かに(笑)。
給与チームはアピールが苦手…?
青木:社内の方に伝えたいことってありますか?
増山:給与チームはコミュニケーションがうまくいってる気がするので、もし他のチームでうまくいってないかも、みたいなことがあれば共有してくれると良いかもしれません。僕らが正解というわけではないですが、役に立てるかもしれないです。
植村:別チームの状況とかはもっと共有できると良いですね。
増山:最近こういう社内インタビュー記事を公開しているのは良いですよね。他部署のことがわかるようになりますし。
大津:そうですねぇ。
植村:社内の方に伝えたい事だと、皆なんとなく「給与はとっつきにくい」「敷居が高い」と思われているのかなって。
青木:それはあるかもですね。専門的な知識が必要なサービスなのかなと言うか。なんとなく難しいイメージはありそうです。
植村:ユーザーの方がそうだとも限りませんし、知識がない方も使っているので、とっつきにくいものではないですよー!というのは伝えたいです。今後、大規模事業所向けとは別で、スタートアップ企業の社長さんのように知識がないユーザーさん向けの、画面をみながら作業できる使い方ガイドのようなコンテンツも作っていきたいとも思っています。
青木:色々新しい取り組みがありますね。給与チームでイベントやりますか。
植村:事例をシェアできるユーザーイベントとかやりたいですね。ユーザーさん同士が聞きたいと思うので、そういうコンソーシアムは作りたいです。
大津:僕としては、他のサービスでも課題や改善すべき部分があることは知りつつも、サービスの枠を超えて貢献することができてないと感じています。今は「MFクラウド給与」にコミットしていますが、そういうジレンマはあります。
増山:あと…僕らはアピールが苦手で、社内で認知されてない気がしています。
青木:コミュニケーションは苦手だけど、認知はしてほしい…?
増山:そうですね(笑)。
大津:僕は別にいいかな…。
全員:(爆笑)。
増山:アピールについては課題意識があるので、今期は社内向けのアピールを頑張ろうと思います。大津さん、もっと頑張ってください。
大津:おとなしい僕達にはなかなか難しそうですねぇ。
青木:おとなしいから他部署との連携もスムーズなんですかね?心がけていることとかあるんですか?
増山:素ですね。
植村:チーム対談とかやりたいですね。wantedlyの記事でもmeetupでも良いですし。
青木:いいですね。
大津:なんか、(言いかけて被せられる)
青木:伝え忘れ、あ、なんですか大津さん。
大津:いや、いいんです、被せてください。僕のことより他の話をどうぞ。
青木:ごめんなさい(笑)。何聞こうとしたか忘れた(笑)。
大津:僕も何を言おうとしたか忘れました(笑)。
未来をみている方と働きたい
青木:最後にどういう人と一緒に働きたいかを教えてください。
増山:「Connected HR」を進めるにあたり、いろんな会社とのAPI連携の話を進めてくださる方や、連携後に一緒にAPIを作ってくれるエンジニアやデザイナーの方に来てほしいです。「Connected HR」の世界観に共感して、自分も一緒にこれを実現したいと思ってくれる方にジョインいただければと思います。
青木:実務知識は必要でしょうか?
植村:実務知識があるにこしたことはないんですが、そこは学んでくれる素直さがあれば良いなと思います。
増山:この先の未来を見据えている人が合うかなと思います。謙虚なコミュニケーションができる方と一緒に、「MFクラウド給与」が主体となって「Connected HR」の世界観を実現していきたいです。
植村:そうですね。今日お話したようなビジョンに共感してくださる方が来てくれると良いですね。
増山:社内からも待ってます!