カスタマーサポート
CS本部初開催!Money Forward Career Night#10
株式会社マネーフォワード
はじめまして、マネーフォワード採用担当の富田と申します。
今回は2019年3月に約1年振りに開催し、その後も継続して開催している「Money Forward Career Night」(以下「キャリアナイト」※)についてご紹介させていただきます。
※キャリアナイトとは
2017年に第1回目を開催した自社採用イベント。当時、多くの企業が採用色を出さないMeetup形式のイベントを開催している中、「採用に繋がりにくい」という歩留まりの悪さが課題としてあった。そこで、あえて明確に「採用を目的としたイベント」として銘打ったイベントとして開催し、多くの母集団形成・採用に繋がった。
早速、キャリアナイトの話・・・ではなく、
まず初めに少しだけ私の自己紹介をさせていただきます。
私は新卒で人材紹介会社へ入社し、両面型コンサルタントとしてベンチャー企業~一部上場企業の中途採用支援及び転職支援を行っていました。
詳細は別の機会にご紹介できればと思いますが、自身のキャリアについて考え転職を決意した時にご縁があり入社を決めたのがマネーフォワードでした。
仕事として転職支援をしている一方で、自身は“初の転職”でしたので迷うこともありましたが、マネーフォワードへの入社を決定づけたのは主に下記2点でした。
・マネーフォワードが掲げるMission/Vision/Valueへの共感
・面接でお会いした方々や発信している記事から伝わる「人の温かさ」
私自身、当社の社員から感じた「人の温かさ」は「ここなら思い切ってチャレンジできそうだ」と自身の背中を強く押してくれました。
そういった自身の経験もあり、今回担当したキャリアナイトは、私が入社を決意する時に感じた「人の温かさ」、つまりは「マネーフォワードらしさ」を大切にする採用活動として取り組みました。
キャリアナイトのことについてお話をするにあたり、まずは開催の背景からお話できればと思います。
昨今、各社は人材の獲得に力を注いでおり、あらゆる手法を駆使しています。同時に、人事だけでなく事業の責任者やエース自らが、応募者へ自社の魅力付けをすることで積極的にクロージングを行うなど採用を全社で取り組む企業も多いです。
「採用活動は人事の仕事」という考え方はもはや古くなってきており、現代の採用活動は群雄割拠の戦国時代を想起させます。
そして、当社も会社全体で採用を行っております。が、私自身採用活動に関わる中で「こんなにもみんなが採用活動に協力的なのは、会社のMissionやVisionに共感し、当事者意識を持っているから。この様子を応募者にも肌身で感じ取ってほしい。」といった感情が私の中で芽生えました。
そんな想いから何かできることが無いかと検討した結果、改めてキャリアナイトを実施することに決めました。
ここで少し当社が採用において大切にしていることをお伝えさせてください。
当社が採用時に大切にするポイントとして下記2点を掲げています。
・当社のMission・Vision・Valueへ共感いただけているか否か
・当社のCultureが自身に合っているかどうか
※採用チームでは、独自のMission/Vision/Valueを定めていますので、こちらも参考にご覧ください。
採用の本来の意義とは、新しい仲間が増える毎に事業は成長し自分たちの成し遂げたいビジョンに近づくことであり、会社は経営陣や従業員・関わってくださるすべての方の人生をより充実させるためにあるべきだと思っています。
そのためにも、当社が日々大切にしているポイントを選考時から応募者へきちんとお伝えし、そのポイントへ共感いただける方にご入社してもらうフローを心掛けています。
一方でCultureに関しては、応募者の目線からすると通常の面接を中心とした選考フローだけでは情報量が少なく、自身にフィットしているかどうかは入社してみないと分からないという不透明さがあると感じています。
Cultureフィットは企業・応募者の双方にとって非常に重要です。だからこそ、入社前に企業のカルチャーが自身に合っているかどうかが分かるとお互いに幸せな意思決定に繋がると考えました。
Cultureを体現するのは社員一人ひとりです。
できることなら多くの社員に会って雰囲気などを感じていただくのがいいのですが、選考フローが長引いてしまうこともあり、当社としてもCultureをしっかりとお伝えすることの難しさを感じていました。
そこで、今回のキャリアナイトでは選考に関わっていない社員にも積極的に参加してもらい、応募者の方々とコミュニケーションを取ってもらう場として活用することにしました。
・働く場所として少しでも当社に興味をお持ちの方を対象とした採用イベント
・ただし、気軽に参加できるように精神的なハードルは低くする
・Cultureを肌身で感じるリアルな接点を提供する場
・オンライン上だけでは把握しきれない当社に関する情報を提供する場
「ちゃんと参加者が来てくれるのか」「参加者には想定していた通りの体験を提供できるのか」「運営に協力してくれる社員は、参加者とうまくコミュニケーションを取ってくれるのか」など、たくさんの不安を抱えて当日を迎えましたが、そんな不安はすぐに吹き飛んでいきました。
社員がすかさず参加者のもとへ積極的にコミュニケーションを取りにいき、イベント開始前の独特な気まずい沈黙はなく、イベントが開始する頃には30名弱の参加者と20名弱の社員が集まり、会場内はいっぱいになりました。
当日のコンテンツは下記の通りです。
▼開会の挨拶・乾杯(アルコール含む)
▼プレゼンテーション
・対象事業の内容・目的・目標に関するご紹介
・対象組織の体制に関するご紹介
・各職種(士業向けセールス・企業向けセールス・カスタマーサクセス・営業戦略)担当から仕事内容の紹介
▼座談会&懇親会
採用イベントでお酒を飲むことはあまり無いかと思うので、みなさん若干戸惑われている様子でしたが(笑)、初対面同士の心理的な壁を払拭するためにもお酒を飲むことは非常に良い選択だったと思います。
イベント自体は至って普通のコンテンツでしたが、徐々に互いのコミュニケーション量が増え、懇親会が始まってからは会場のあちらこちらに参加者の方々や社員が散らばって個別にコミュニケーションを取ったり、テーブルを囲み和気あいあいと話をする光景が広がっていました。
「さすが事推(当社BtoB事業のセールス)の人達はコミュニケーション能力が半端じゃない!」とか「これで結果的に1人も採用できなかったとしても事推メンバーのファンは確実に増えてるだろうな。」と、これまた感服したのを鮮明に覚えています。
結果的に、閉会の挨拶をした後も話は止まず、終了時刻から1時間経ってもみなさんあまりにも楽しそうにお話をされていたので、お帰りいただくのが心苦しかったのは予想外の出来事でした(笑)
入社を決断いただいた方々に理由を伺うと、「キャリアナイトで話をした社員それぞれの印象が非常に大きかった」ようで、当社としても通常の選考フローでは十分に伝えきれていなかったCultureをきちんと伝えることができたように感じ、非常に嬉しかったです。
※参加者アンケートより一部抜粋
採用実績として効果を感じた喜びとはまた違う側面でも得られたものがありました。
それは、採用活動に関わらない社員が目を輝かせながら当社が目指す世界観について話をしている姿を互いに見ることができたことです。実際に参加した社員のアンケートからもこんな声が挙がっていました。
働いている多くの人たちは、時には自分たちが目指している世界はどこなんだっけと迷う時があるかと思います。
日頃採用活動を行っている人事や面接官であれば、応募者に自社の方向性を語ることが多いので、比較的日頃から目指している世界観について考え、納得する解を見つけることができるかと思います。一方で、採用活動に関わっていない社員にとっては、日々の業務に追われ目指している世界観について考える機会はどうしても後回しになってしまうかと思います。
だからこそ、普段の業務とは異なる形で当社が目指す世界について自ら語ることにより、当社や自分自身が目指している目的・目標を再認識したり、考えを整理することができているように感じました。
「こういった体験が人を成長させ、チームの絆を深くするんだろうな~」と私自身勉強になることが多かったですし、採用を目的としたイベントにも関わらず社員の方々からも喜びの声をいただけたことは私にとって非常に嬉しい出来事でした。
「Money Forward Career Night」は、様々なポジション・職種で継続して開催しており、今後は下記日程での開催が決定しております。
・7/23(火)19:30開始 カスタマーサポート向けイベント(CS本部)
下記リンクより奮ってご応募ください。
お会いできることを、楽しみにしております。