こんにちは。採用広報担当の銭場です!
今回のテーマは「リファラル採用」。
リファラル採用とは、従業員が知人・友人などを会社に紹介する採用制度で、紹介する側・紹介される側のそれぞれに安心感があり、信頼関係をベースにしたマッチングができる点が大きな魅力である制度です!
今回は、実際にリファラル採用を通じて入社したお二人に、紹介までの経緯や感じたメリットなどをお聞きしました!
ユンさん:2023年12月入社/マネックス・ラボ所属
千坂さん:2025年4月入社/内製開発グループ所属
千坂:共通の友人がいて、その友人の勤務先で一緒に働いていたのがユンさんでした。もともと直接の知り合いというより、「友人を通じて存在は知っていた」という距離感ですね。
ユン:そうですね。飲み会や集まりで何度か顔を合わせる機会があったので、千坂さんのことは以前から知っていました。「初対面」という感じではなく、自然と話しやすい関係だったと思います。
ーお二人はどんなキャリアを経てマネックス証券に入社したのでしょうか?
ユン:前職は、新卒でシステムエンジニアとして働いていました。マネックス証券に入社してから、ちょうど2年になります。当時はいろいろな現場に常駐しながら開発に携わっていたのですが、「自社のプロダクトを自分たちの手で育てていく環境で働きたい」「BtoC向けのサービス開発に挑戦してみたい」という思いが強くなり、転職を決意しました。選考を進めていく中で、面接での雰囲気が自分に一番合っているなと感じたことが大きな決め手となり入社をしました。社内で商品開発に取り組める点に魅力を感じ、今はまさにやりたかったことに携われている実感があります。
千坂:前職は人事給与のパッケージシステムに関わる仕事をしていました。アドオン開発や保守、導入を担当し、4年間在籍していました。担当していたのは企業の人事給与システムが中心で、顧客の要望をヒアリングし、それに合わせて機能を追加したり設定を調整したりと、 “開発” よりも “導入・支援” の比重がやや高い業務でした。もう少し開発経験を積みたい、新しいことに挑戦してみたいと思い、転職を考えました。自分で投資をやっていたこともあり、お金の勉強をしてみたいという気持ちもあったので、ユンさんから紹介を受け、マネックス証券への入社を決めました。
ーマネックス証券を紹介した経緯について教えてください。
ユン:私が千坂さんを紹介したのですが、一番最初のきっかけは会社のお知らせでリファラル採用を知ったことです。現在、マネックス・ラボでミニアプリの開発に携わっていますが、以前は、千坂さんと同じ内製開発グループに所属していました。
ある日、友人同士で集まった飲み会の場で、千坂さんが「そろそろ転職を考えていて…」と話していたのを聞いて、「それならマネックス証券はどうかな」と紹介したんです。
ー会社からの周知があって、リファラル採用を使ってみようと思ったのでしょうか?
ユン:そうですね。加えて、当時は内製開発グループで採用を強化していて、上長からも「もし良い人がいたらぜひ紹介してほしい」と相談を受けていました。そのタイミングで、日頃から顔を合わせる機会が多かった千坂さんのことが頭に浮かんだんです。「うちの会社の雰囲気や働き方に、きっと合うはずだ」と思い、紹介しました。
ー千坂さんのどんなところが合いそうだと思いましたか?
ユン:まず、技術スキルと業務経験のバランスがとても良いと感じていました。システムの仕組みを理解しつつ、現場の要望に寄り添えるタイプの方だな、と。
それに加えて、コミュニケーションがしっかり取れるのも大きなポイントでしたね。今の内製開発グループは若手メンバーが中心で、チームとしての一体感や協働がとても重要です。千坂さんなら、年齢的にも雰囲気的にも、自然と馴染んでくれそうだと思いました。「千坂さんならきっとマッチする」と確信を持って紹介しました。
ー千坂さんは、実際にマネックス証券に入社してみてどうでしたか?
千坂:自分で会社を探して面接を受けたら聞くことができないようなこともユンさんから聞けましたし、転職した人の目線でどうか、ということも聞けたので、入社前後のギャップはあまりありませんでした。
ーリファラル採用を利用するにあたって不安なことはありましたか?
千坂:「紹介者のユンさんに恥ずかしくないようにしなくては」という考えを当初は持っていました。でも、その気持ちはプレッシャーというより“良い意味での緊張感”でした。会社にとっても、紹介者にとっても、「きちんと期待に応えたい」という前向きな気持ちにつながったので、自分にとっても会社にとっても良い制度だなと感じています。
ユン:私も、紹介する側として同じような不安はありました。人それぞれ個性があるので、仕事ができても「会社の雰囲気に合わないかもしれない」というケースもありますよね。例えば、入ってからトラブルが起きた場合、「自分が紹介したのに…」という責任感を感じると思うので、合いそうな人を紹介しなくてはいけないという気持ちはありましたね。一方で、よく「知り合いが同じ会社で働くのはちょっと抵抗がある」という声も聞きますが、私自身はあまり気にならないタイプでした。リファラル制度を利用して何人か紹介しましたが、そのなかでも千坂さんはマネックス証券に合っていてよかったなと思っています。
千坂:そうですね、紹介する人との距離感が近すぎなければいいかなと思っています。ちょうどいい距離感であれば、会社の人とも交流が深まり、良い関係が築くことができる職場環境にもなると思います。
ー逆に、リファラル採用を利用してよかったと思うことはありますか?
ユン:まずは一人紹介することができて安心しました(笑)会社に少しでも貢献できたな、という気持ちはありますね。
千坂:自分で転職活動するのとは違って、転職して入った人の生の声を聞くことができた点ですね。実際に入社してみても、中途入社の社員が多く疎外感がなかったので、事前に聞いていたイメージとのギャップがありませんでした。「どんな人が働いているか」、「在宅勤務ができる柔軟な働き方」、「相談すれば業務上の要望も聞いてもらえる環境」など、聞いていた通りの柔軟性がある会社だと実感しています。
ー最後に、リファラル採用をこれから利用したいと思っている人にメッセージをお願いします。
ユン:あまり深く考えずに、まずは気軽に使ってみてほしいです。「もし紹介した相手が入社後に辞めてしまったら…」と心配する人もいると思いますが、それは“合わなかっただけ”と割り切るしかありません。先ほど千坂さんも話していましたが、信頼できる人には「うちの会社ではこういうこともできるんだよ」と気軽に話す感覚でいいと思います。紹介したことで、相手の知らない一面が知れる機会があるかもしれませんし(笑)
千坂:たしかにそうですね(笑)ネガティブに考えるとハードルはあると思いますが、気負いすぎず、“信頼できて、会社にも合いそうだな”と思う人がいれば、まずは紹介してみるのも一つの手だと思います。そこでご縁があれば入社に繋がるかもしれませんし、まずは制度を活用してみるくらいの軽い気持ちで大丈夫。リファラル採用は“気軽さ”が大事だと思います。
―お二人ともありがとうございました!