9月11日、イベント「自律分散組織のヒントを、フリーランスチームに尋ねる」でお話させていただきました
フリーランス協会主催で、3社共同のセミナーに呼んでいただきました。
<ご登壇者>
・城 みのり 氏(株式会社グローバル・カルテット代表)
・歌川 貴之 氏(株式会社UPTORY- アプトリー代表)
・工藤 博樹 氏(MerryBiz メリービズ (http://merrybiz.jp)メリービズ株式会社 創業者/代表取締役)
グローバル・カルテット、UPTORY、そしてメリービズの特徴
グローバル・カルテットは、事業企画や事業戦略にはなくてはならない「リサーチ」工程に特化した、プロフェッショナル・フリーランスチームです。代表の城 みのり氏がクライアントから依頼された大型案件をフリーランスチームで受けたことをきっかけに事業へ発展します。
UPTORYの歌川 貴之 氏は音楽プロダクションでマネージャーをしていたご経歴をお持ちです。その忙しい時期から抜け出し「自分のしたいことを考える」ことを通して、優秀なエンジニアが見つかるプラットフォームであるUPTORYを創業されました。
メリービズは、未来の世代がより楽しく働けるにはどうすべきか?という「働き方」に対する課題意識からスタートしています。バックオフィスが得意なプロの方が、バックオフィスがあまり得意でない企業からお仕事を受けるサービスをしています。
「自律分散組織」をうまく運営するにはどうすべきか?
パネルディスカッションに移り、いくつかの質問を中心に3名でお話をしました。
品質向上のために何をしているか?
共通したところでは、クライアントのオーダーを細かく定義するということになりました。個別には
・経理業務を受けるときに既存業務のマニュアル化を行い、齟齬がないようにする(メリービズ社)
・1~10までオファー内容を確認する(グローバル・カルテット社)
・エンジニアのスキルを測ってもらうために、最初に小さい開発をして試してもらう(アプトリー社)
トラブルを防ぐためにやっていること?
共通したところでは、フリーランスだから、そしてリモートワークだからこそチームづくりを全社力を入れていました。また、
・フリーランサーに対するビジョン共有を大事にしている(アプトリー社)
マッチング時にはマッチング度合いを社内基準で数値化している(アプトリー社)
・クライアントの窓口になるクオリティコントローラーの質が重要(グローバル・カルテット社)
また、チームの不満のはけ口(社内窓口)をつくっている(グローバル・カルテット社)
・登録フリーランサーのスキルを管理して、パズルのように組み合わせてプロジェクトチームを組成している(メリービズ社)
プロジェクト中でもあえて他プロジェクトにアサインし新しいスキル開発に繋げている(メリービズ社)
今後やっていきたいことは?
ただ活用する・お仕事を提供するだけではなく、今後はフリーランスも育成が鍵になるという回答でした。
・登録フリーランサー同士のコミュニティ形成を目指している。お互いに教えあい、サポートしあえる形にしたい(メリービズ社)
・メンターとのセッションを用意。プロジェクト毎のフィードバックも行っている(グローバル・カルテット社)
・登録エンジニア同士のグループをつくって、開発についての相談をしあえる環境をつくっている。今後は教育も行っていきたい(アプトリー社)
労働人口が減少していくなかで「当たり前」になっていく働き方
労働人口が減り、高齢化もしていくと予想されていくなかで、リモートワーク、そして有能な人材に適した働き方を用意することは当たり前になっていきます。
メリービズとしては「未来の働き方」を追求し、皆さんに引き続き届けていきたいです。
記事いかがでしたか?
メリービズのメンバーのインタビューもあります。
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