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メディフォンが目指す未来-代表取締役 CEO 澤田 真弓インタビュ-

はじめまして。メディフォン採用担当です。
弊社では現在、事業拡大のため積極採用をおこなっています。

本日以降Wantedlyを通して情報発信を開始します。

第一回目では、代表澤田のインタビューを掲載します。
メディフォンが取り組む課題やミッション、
事業ビジョンについて、語ってもらいました。

是非、最後までお読みいただければ嬉しいです。

-代表プロフィール
2005年東京外国語大学 外国語学部欧米第一課程英語専攻卒。
北京大学漢語進修プログラム修了後、
2008年インペリアルカレッジロンドン大学院にて経営学修士号取得。
帰国後、ベンチャー企業、Googleを経て、
2014年、医療機関向け遠隔医療通訳メディフォンを立ち上げ、運営を開始。
国内医療機関における外国人患者さん受入れ体制整備のため日々活動に邁進。

■まず最初に、ご経歴について教えてください。
東京外国語大学を卒業した後に、北京大学で中国語を学びながら北京市五道口という地域で
ネイルサロンを立ち上げていました。その後、経営をしっかり学んでみたいと考え
ロンドンのインペリアルカレッジで経営学の修士号を取得しました。
2008年に日本に戻り、ベンチャー企業、Googleを経て2014年にメディフォンを立ち上げました。

■ 医療業界で起業した背景を教えてください
Googleで働いている時、ボランティアとして医療業界に関わり始めました。
その時から、この領域では世界共通で誰もが命のために尽くしている。
各国の制度に依存する複雑な仕組みである部分はありますが、非常にシンプルです。
そのような医療業界で働く人たちの姿を見て、自分もそこで貢献したい、力になりたい、
と考えるようになるまで時間はかかりませんでした。

■Googleを辞めて起業という意思決定をするにあたり、悩んだりしなかったのですか?
Googleは素晴らしい会社だったので、タイミングについての迷いはありましたが、
ビジョンが明確にあり、自分で起業をすることでもっと早くそれを実現できると考え決断しました。

■メディフォンは主に医療機関向けの多言語支援を行っている企業ですが、現在の事業を提供するに至った経緯について教えてください。

医療業界における言語障壁を認識したことがきっかけです。
ちょうど医師から、ヒンディー語の患者さんの対応に苦慮しているというお話を聞く機会があり、
調べてみると、NPOや自治体が医療通訳者を現場に派遣して対応していることがあると分かったのですが、地域によっては支援体制が皆無でした。

医療通訳者の方々は、主にボランティアとして活動されているケースがほとんどでした。
医療の専門性や命の現場に向き合う重責を考えると、無償ボランティアとして持続的なシステムとしていくことは、
今後の訪日・在住外国人の増加を考えると難しくなっていくのではないかと思いました。
困っている外国人患者さんと医療従事者がいて、解決のために介入できる医療通訳者さんがいる。
あとは持続的な仕組みさえあれば本課題は解決に近づくのではないかと考え、仲間と仕組み作りに着手しました。

■今に至るまで苦労された点はたくさんあると思いますが、特にメディフォンおよび澤田さんにとってターニングポイントになるような出来事はありましたか?
最初のころは困っている患者さんを助けよう!という想いが優先し、
外国人患者さん向けのプロダクトを作っていたんですね。
でも健康な時に医療のことを考え、さらに自分のモバイルの一部分を医療に譲ってくれる人はいなかったんです。
それをチームで認識したことはターニングポイントだったと思いますね。
すぐに外国人患者さん向けプロダクトをサンセットし、医療機関向けにプロダクトを振り切りました。
その戦略転換により、今のメディフォンがあると思っています。

■当時から今に至るまで事業環境は変わりましたか?
当時では想像できないくらい、変化しました。
当時は医療機関にお話にいっても、「医療通訳って何?」といったような状況でした。

■メディフォンがターゲットとする市場とは?
国内市場としては訪日外国人、在住外国人、あとは医療ツーリズムといって
医療を受けに海外からやってくるという三種類の外国人患者さんがいて、
その全ての方々が医療を享受する機会を積み上げ、市場として捉えています。

■中長期的なビジョンについて教えてください。

現在は、医療従事者の方々が患者さんに円滑に医療提供できる体制整備を支援し、
「医療における言語障壁を解消する」ということにチャレンジしています。
その先のビジョンは「多様な人々が納得して自分の意志で医療を受けられる社会」です。
どうやってやるか。私たちは、医療従事者に寄り添うことで患者さんに寄り添っていこうと決めています。
医療従事者の方々が安心して医療を提供できる環境を整備することこそが、
多様な人々が納得して医療を受けられる社会につながると考えています。

■ビジョンの実現に向かう過程でどの様な人材が必要であるとお考えですか?
今のチームメンバーを見ていると、仕事を通して社会に貢献したいという想いを持っている人が
チームにフィットすると思いますね。
実際、メディフォンでの仕事は、その手触り感のある仕事だと確信しています。
私自身、チームと経験する喜びも苦しみも、達成感も悔しさも、誇らしさも恥ずかしさも、
全てのことをひっくるめて、仕事が大好きな人間ですが、自分が必死で仕事をする時間が、
自分だけの成長や満足のためだけではなく、もっと多くの人たち、社会のためになるものでありたい。
私は、何よりも、私たちの仕事が社会に貢献するものでありたいと思っています。
そしてこの感情は、私たちが社会を構成する一員である限り、誰もの心にあるものだと信じています。
社会はそのようにできていると信じています。

メディフォンはその想いを現実にする、多様なメンバーが支え合い、共に成長する会社であると思っています。

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