メディフォン社員のキャリアと価値観にフォーカスした企画。
今回は、2019年7月に入社、現在は第二営業部の部長を務める小田健統さんにお話しを聞きました!
ー担当している業務や役割について教えてください。
私は第二営業部の部長として、主にクラウド型健康管理システム「mediment(メディメント)」の営業活動を統括しています。営業部では、今期から新たに“二軸体制”で営業活動を進めており、「直販」と「パートナーセールス」という2つのアプローチを展開しています。
私自身は、そのうちのパートナーセールスを主に担当しており、具体的には、大手企業様との連携を中心に、パートナー企業との関係構築やコミュニケーションをリードする役割を担っています。一方直販では、主に従業員数1,000名未満の中小企業様向けの営業を行います。補足として、直販でのエンタープライズは、第一営業部が担当しています。
また、事業戦略推進部にも所属しており、「mediPhone Assistance Line(メディフォンアシスタンスライン)」という通訳支援サービスの営業にも携わっています。これは、企業に勤める外国籍従業員の方々が医療機関を受診する際、安心して受診できるように通訳を提供するもので、企業の健康支援の強化にもつながるサービスです。
▲オフィスで業務中の様子
ーメディフォンに入社するまでの経緯を教えてください。
大学では人と動植物の共生について勉強し、新卒で検査系の会社に入社しました。水質や土壌の環境検査、臨床検査のルート営業などに約7年間従事しましたが、年功序列の風土や成長実感の乏しさに課題を感じ、30歳を機に転職を決意しました。
ベンチャー企業に絞って転職活動を行い、紹介会社を通じてメディフォンと出会いました。前職時代に、江戸川区の産婦人科で検体回収をしていた際、外国人患者との文化や言語の壁で診察が止まってしまう現場を目の当たりにしました。医師が「なんで通訳できる人と来ないんだ」と強く話される一方で、文化的背景から患者様は理解できずに混乱が起きていたことを知りました。そんな経験から、医療通訳をベースとした「mediPhone(メディフォン)」は絶対に社会に必要になると強く共感しました。
面接でCEOの澤田さんとお話しして「メディフォンを新たな医療インフラにしたい」と聞き、社会の基盤づくりに関われることに惹かれました。社会的意義の高さに魅力を感じ、「ここしかない!」と入社を決めました。
ー入社前後で、どのような変化がありましたか?
前職は1,000人規模の会社でルート営業中心でしたが、メディフォンに転職して一気に10人規模・新規営業中心の環境に飛び込んだため、まるで別世界でした。特に驚いたのはIT環境の整備度で、前職ではガラケーのみ支給、PCも使わなかったので、ITツールを活用して働くこと自体が新鮮でした。最初は社会人としての“再出発”のような感覚でしたね。
入社当初は医療通訳サービスのみを提供しており、私は九州・四国エリアを担当していました。月の半分は出張で医療機関を回っていましたが、当時は外国人患者への対応課題があまり認識されておらず、ニーズの伝え方に難しさも感じていました。
しかし、コロナ禍をきっかけに遠隔で何かをするのが当たり前になり、医療現場でもITやリモート支援の重要性が認識されるようになりました。現在ではインバウンド需要も高まり、ニーズや営業時の反応も大きく変わり、時代と社会の変化を直に感じています。
▲プロ並みの写真スキルをお持ちです!当社の写真の大半は小田さん撮影(感謝です!)
ー6年間でもっともやりがいを感じたエピソードを教えてください
関西エアポート様とのプロジェクトは特に印象に残っています。公共入札案件で、仕様書の作成段階から関与させていただきました。医療通訳の公共事業やストレスチェック部門の立ち上げなど、これまでの経験を活かして仕様策定にも深く関わることができ、「提案型の営業」としての醍醐味を強く感じました。
プロポーザル形式だったため、事前に担当者の方と丁寧にコミュニケーションを取り、ニーズを深掘りして戦略的に提案を構築しました。最終的な価格調整は時間との勝負で、別の業務を進行しながら同時に社内で見積もり調整を行い、チーム全員で一丸となって乗り越えました。スピードと柔軟性、他部門との連携力が求められる中で成果を出せた経験は、メディフォンならではのやりがいだと感じています。
ーどんなときに仕事へのやりがいを感じますか?また、メディフォンで働く魅力を教えてください
自分のアイデアや提案をそのまま形にして実行できる環境が、メディフォンで働く一番の魅力です。たとえば、過去にはカスタマーサクセス部門で部長を務めたこともありますが、メンバーが数名退職してしまった中で組織の立て直しを任されました。課題を一つひとつ洗い出し、改善策を提案しては試すというPDCAを回しながら組織を再構築していった経験は、非常にやりがいがありました。
また、外国人従業員向け通訳サービス「mediPhone Assistance Line」のプロジェクトでは、認知度が低い中、大学や業界団体向けにLPサイトを作成し、セミナーを開催するなど、自ら施策を考えて動かしてきました。企画から実行、営業まで自分の手でやれることが多く、挑戦の幅が広いのが魅力です。それが成果につながったときに、何よりのやりがいを感じます。
▲2024年11月のアワードでMVPを受賞したときの写真
ーご自身が「成長できた」と感じるエピソードを教えてください
ストレスチェック専門の営業チームの立ち上げに携わった時期が、自分にとって大きな転機でした。初めてチーム運営に携わり、マネジメントを経験する中で、事業が完璧に整備されていない中でも成果を出す必要があるという状況に直面しました。準備不足の中で多くの案件を同時に抱え、どうチームで対応し、社内調整していくかが重要なテーマでした。
その中で、優先順位をつけて行動する力や、冷静に状況を整理しながら他部署と連携していくディレクション力が磨かれました。Excelや実務スキルの向上はもちろんですが、何より「やらなければいけない状況」を前に、逃げずにやり切るメンタルと責任感が鍛えられたのが大きな成長だったと感じています。
ー今後、部長として取り組んでいきたいことはありますか?
入社当初から「会社の上場に貢献したい」という思いがあり、今も事業成長に主体的に取り組むことを強く意識しています。現在はパートナーセールスを担当しており、このポジションは従来の直販と異なり、各企業の営業担当者と連携しながら広い市場を開拓できる非常に重要な役割です。
「mediment」の価値を多くの企業に伝え、共に拡販していくこの新たな取り組みは、会社にとっても大きなチャレンジであり、自分にとってもやりがいのある挑戦です。数千、数万件の可能性がある市場をどう開拓していくか。まだ始まったばかりの取り組みですが、その立ち上げに携われることに強い責任と喜びを感じています。今後も仲間と共に仕組みを築き、成果につなげていきたいです。
ーリーダーとしてメンバーやチームに対して、日頃意識していることはありますか?
「敬意を持って率直に」ということを常にメンバーには伝えています。これはメディフォンが大切にする5つのバリューのひとつでもあり、私自身がこれまでの経験で「言いたいことを言えずに後悔した」ことがあったからこそ、大切にしている考え方です。
チームの中では遠慮せずに意見を出してもらうことが、相互理解や連携の精度を高める上で非常に重要です。発言しやすい雰囲気づくりを心がけ、状態や考えをお互いに理解し合うことで、必要なサポートもしやすくなりますよね。
▲キックオフで全社員向けに事業部としての成果をスピーチする様子
ーメディフォン全体として、今後どのように成長していきたいか教えてください
「mediPhone」は医療通訳の分野で業界をリードする立場にあると感じていますが、まだ「どこにでも導入されている」レベルではありません。医療機関にかかわらず当たり前にあるインフラにすることが、次の目標です。
また、健康経営を支援する「mediment」の領域では、競合他社のスピーディーな開発や国の方針の変化に常に対応していく柔軟性が求められます。私たちは医療DXと医療インフラの両面で成長し、業界のトップランナーとして進化し続けたいと思っています。
さらに、医療系スタートアップで黒字化を実現するのは非常に難しい中、着実に利益を出しながら上場を果たし、業界の大手企業にも引けを取らない存在を目指したいですね。その成長を営業部門として牽引していくのが、私の使命だと考えています。