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未経験からエンジニアに!人生経験を生かして「私だからこそ」のプログラム開発

manaby TECHNOには様々なキャリアを積んだエンジニアが在籍しています。後藤沙織さんは、30代後半から勉強を始めてmanabyに入社。現在プログラマーとして現場で活躍しています。

【プロフィール】
後藤 沙織
2024年1月入社
TECHNO事業部

(2024年12月取材)



―いまはどんなお仕事を担当されていますか?

現在は、企業向けWeb管理システムの開発プロジェクトにプログラマーとして配属され、フロントエンドとバックエンドの両方を担当しています。

 

毎朝プロジェクトメンバーとオンライン会議で共有をして、リリースに向けて大詰めの日々です。

 

―後藤さんは未経験からエンジニアを目指したとお聞きしました

はい、前職は派遣会社の営業です。営業と言っても業務は幅広く、事務局管理の仕事や講師なども経験しながら7年ほど勤めました。さらにその前はジュエリーコーディネーターとして、約6年ジュエリー修理受付のお仕事をしていました。

 

―いずれもエンジニアとは全く違う職種ですね

そうですね。そもそも、パソコンを使うことがほとんどない仕事からスタートしたんです。営業職になってWordもExcelもうまく使えなくて「これではまずい」と、とにかく自分で調べて勉強しました。

 

わからないことやパソコンの便利な機能を調べるのはとても楽しかったですね。自分が知ったことを同僚たちに教えてあげていたら、いつしか頼られるようになって。「自分はやらなかっただけで、意外とできるのでは!」と思いました。

 

そんな中、ある企業の社員向けに業務システムを説明する仕事を受託して、講師を担当することとなりました。システムを説明しながらユーザー目線で見てみると「もっとこうなったら使いやすいのに」と思うことがたくさんありましたね。組織でいろいろなシステムを導入しても使いこなせていないという背景には、作り手と使い手のギャップがあることに気付きました。

 

そのときに「自分がつくることができるようになったら、困っている人の助けになってみんなの残業も減らせるかもしれない」と思ったのが、エンジニアを目指したきっかけです。

 

―エンジニアを目指してどんなことを?

エンジニアになりたいと思ったものの、「もう30代だし」とためらってしばらく営業を続けました。でもそれからコロナ禍を経て、このまま諦めていいのかな、という気持ちが大きくなって。30代半ば、やるならいまギリギリ最後のチャンスだ!と奮い立ち、独学で勉強を始めました。1年後に会社を辞めると宣言して、退路も断ったんですよ。

 

まずは1か月間、自分で調べて勉強をしてみて、そのあとwebスクールに4か月通いました。楽しかったけど地獄でしたね(笑)。正直自分はパソコンがちょっと得意で向いているという自信があったので、頑張ったら何とかできると思っていましたが、甘かったです。

 

わからないことの連続で自信喪失。わからないと、とことんわからないんです。3回くらい心が折れかけました。もちろん未経験でこの年でエンジニアを目指すのは簡単ではないとわかっていたつもりですが、思っていた以上に大変でした。

 

プログラムを書いてみてもエラーの連続で、どこに問題があるのか探すのが大変で、最初からやったほうが早いことも。

 

ポートフォリオはなかなかできあがらないし、営業のままのほうがいいんじゃないか、このままではエンジニアとして社会で役に立たない、と落ち込むこともたくさんありましたね。

 

―落ち込んだときはどうしたのですか?

新人エンジニアの方や勉強中の方のブログを読んで慰められました。綴られた苦しみに共感しつつ、私だけじゃない、と。エンジニアを目指す方に向けた「心が折れそうな方へ」というメッセージ動画にも救われました。東大生でもわからないって言ってるし、私もわかるわけない!自分はとても難しいことをやってるんだ!と自信につながりました。

 

―そんな大変な想いをしながら、仕事と両立されたのはすごいですね

むしろ仕事が気分転換になりました。私は基本的にいかに楽をするかを考えるタイプで、学生のころはできれば働きたくないとも思っていたのですが(笑)、働いていてよかったです。

 

―そしてとうとうエンジニアとしてmanaby TECHNOに!

ポートフォリオを仕上げてから2か月くらい就職活動をしました。そして他社に内定をいただいたのですが、manaby TECHNOを知って興味を持ち、最後に記念のつもりで挑戦しました。上場企業で安心感があったことと、新人でもスタートしやすい環境が整っていると感じたのが、決め手でしたね。

 

―入社してみていかがですか?

実際に仕事を始める前に、研修として自分の足りないスキルについて学ぶ時間が設けられていたのがよかったです。そこで学んだWeb言語でシステムをつくってみる課題では、就労支援事業の利用者向けのゲームを作ってみました。

 

現場ではTECHNOの先輩と二人で一緒に配属されているので相談もしやすく、上司ともslackでコミュニケーションをとれるし、月に1度TECHNOの交流会もある。社長も参加されるのはすごいです。言いたいことは言わせてもらってます(笑)。

 

―これからエンジニアを目指す方へのアドバイスは?

「いまはわからなくても、一度置いて次に進んでから戻ってみたらわかるようになる、大丈夫!」ということをお伝えしたいですね。

 

Webスクールのテキストに箸休めコラムがついていたんですが、そこに「わからなくてあたりまえ、テキストを何回も読み直してください」と書いてありました。実際にテキストを何度も読み直すうちに、本当に理解できることが増えたんです。

 

勉強を進めれば進めるほどそういう経験が増えて。わからないところを一つずつ完璧にしようと思ってもうまくいかないので、2割の理解でそのまま進んでから、戻ってみて5割、もう一度戻ってみて8割になればいいと思います。

 

あと、自分の機嫌を自分でとることは大事。私は、スクール卒業後に1か月勉強をさぼりました(笑)。パソコンから離れて、やりたかったことをやりました。というのも、スクールは卒業ができないと延長料金がかかるがから絶対卒業すると決めて、がむしゃらにがんばって卒業はできたのですが、燃え尽きてしまって。このまますぐ就職活動に取り組んでも、うまく取り組めないと思い、逆算して休むことにしたのです。振り返ってみても、休んでよかったです。

 

時間は有限。年齢にとらわれず、挑戦してみたらいいですね。



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