- ディレクター,プロデューサー
- カフェ運営マネージャー
- Creative Director
- Other occupations (11)
- Development
- Business
- Other
こんにちは! PRの宮崎です。
ロフトワークは通年採用ですが、4月は新規卒業者を迎える季節でもあるので中途採用も合わせて12名入社しました。
新入社員にとっての不安な要素は、組織のカルチャーに馴染めるのか? 良好な人間関係が築けるのか? など、多くの会社で共通しています。ロフトワークでも、入社後にポジティブな気持ちで働いてもらいたいという気持ちがあるものの、これまでは新入社員が馴染むための取り組みは属人化されてきました。
そこで、入社して半年〜3年程度のメンバーを中心に、新しくロフトワークに入ってくる人が自分らしく働けるように応援することを目指して、有志のメンバーによる「ウェルカムプロジェクト」が発足しました。
4月3日の入社日に、プロジェクトメンバーを中心に新入社員を歓迎した1日をレポートします。
ようこそロフトワークへ! 入社初日にやることは「うどん踏み」!?
新しい出会いは、ワクワクする気持ちと、人間関係や場の雰囲気に馴染めるのかという不安な気持ちが同居しています。プロジェクトメンバーが着目したのも、仕事の進め方といった実務的な不安ではなく、人との繋がりやコミュニケーションの面での課題に取りこむことでした。
そこで、入社初日に新入社員とロフトワーカーが交流できるようにロフトワーク食堂を開店!
ロフトワーク食堂は、毎月渋谷オフィスで行われる社員食堂で、部署やチーム、年次の垣根なく「おいしく楽しく一緒にご飯を食べる」場です。月替わりでロフトワークメンバーが店主としてメンバーをもてなす会として開催しています。
2月のロフトワーク食堂のレポートは、こちら。
今回は、クリエイティブディレクターの坂木茜音が、うどんを生地から作ってみんなで踏んで食べる、参加型の社食を企画してくれました。うどんを踏みながら、お互い自己紹介をすれば物理的な距離だけではなく、心の距離がグッと近づくはず(笑)。ダンスミュージックのリズムにのって飛んで跳ねて、足でうどんを踏む!
▲新入社員がオリエンを実施している間に、フライングで古参メンバーがうどんを踏み倒す(笑)
▲麺切り包丁で慎重にうどんを切る。意外に力がいるんです。
ロフトワーク食堂は、店主は一人でも複数でもOK。新しいフード系クリエイターと接点を作りたい、地元や縁のある地域と何かを始めるきっかけとして使ってみたいなど動機は様々。
今回の店主である坂木は、自身が運営しているクリエイターが集まるシェアハウス アサヒ荘のメンバーを招待して料理を振る舞ってくれました。ルーローうどんにルーロー飯、春のお惣菜、野菜のスープ、デザートは豆花や桜のパウンドケーキが並びました。
▲「ルーロー飯かルーローうどん、どっちがいい?」という質問に「どっちも食べたい!」というメンバーが続出。甘辛く煮込んだ豚肉が食欲をそそります。
ところで、OpenAIやNotion AIといった「話題のAIツールを試してみた!」と言う記事が巷で賑わっていますね。ロフトワークのPRチームでも、原稿執筆における表現力の幅を広げたり記事の見出しを推敲するためにAIツールを活用しています。AIの活用においては効率化や自動化に注目が集まりがちですが、クリエイティビティを探求する共創パートナーとして捉え、遊びながら修練することで今までなかった視点を得られるのでは! と思っています。この記事の原稿執筆もAIツールにサポートしてもらいました。
▲ちなみに、クリエイティブなうどん作りのヒントはご覧の通り。打ち立て&茹でたてで、コシのあるもっちりうどんが完成しました!
新入社員に贈る! コミュニケーションが爆上がりするアイテム
ウェルカムプロジェクトメンバーは、「入社後どんなことに困ったのか?」「こんなサポートがあると心強いかも」といったヒアリングを若手メンバーに実施する中で、全社を巻き込みながらアイデアソンを実施しました。
そして、それらのアイデアが結実したのが、今回新しく制作した「ウェルカムキット」です。
ロフトワークは、若手社員と先輩社員が二人一組で相棒になり、案件の相談から仕事をする中での悩みを相談できる「バディ制度」があります。新しいメンバーが「ウェルカムキット」を活用しながらロフトワークの文化に触れ、バディや上長に限らず、もっと広範囲でメンバーとのコミュニケーションが生まれることを期待しています。
▲プロジェクトメンバーであるクリエイティブディレクターの名川実里と飯島拓郎が新入社員にキットを渡す様子。
プロジェクトメンバーは、このツールを使うこと自体を「フェス」に見立てて、ロフトワークでフェスを楽しんでもらうためにアイデアを出し合いました。
フェス(お祭り)は一人ではなく、たくさんの人たちで楽しむもの。社内には様々な職種や立場のメンバーがいますが、それだけではなくクライアントやパートナーと共に、一人ひとりにロフトワークというフェスを楽しんでもらいたいという思いが込められています。
はじめは、フェスの参加者としてジョインしながら、成長していく過程でフェスを一緒につくる側になっていってほしい、そんな風に考えています。
▲制作したウェルカムキット
▲
ロフトワーカーのユニークな生態ブックレット。共感するネタが半分以上あれば、ロフトワーカーの仲間入り!?
▲ウェルカムキットを手にした新入社員。彼ら・彼女らの「ロフトワークというフェス」は、まだ始まったばかり!
このレポートは、「ロフトワーカーのユニークな生態ブックレット」の扉に書かれた文章を引用しながら締めたいと思います。
——ロフトワークというフェスをどう楽しむのか?
これから沢山のメンバーと一緒にプロジェクトを進めたり、自分でイベントを主催したり、はたまた、オーディエンスとしてエールを送ってチームを励ますことかもしれません。
いろんな楽しみ方があるけれど、まずはフェスを通して出会った人たちとおしゃべりしてみてください。そうして繋がる縁に導かれ、フェスは自分が予想していたよりも何倍も何十倍もきっと楽しくなっていきます。
一人ひとりの経験を活かして、フェスを一緒に楽しみましょう!