グローバル開発チーム1人目のエンジニアが語る、米国向けプロダクト開発の魅力! | 株式会社LegalOn Technologies
こんにちは!LegalOn Technologies採用担当の松本です!LegalOn Technologiesは、2022年9月に米国子会社を設立し、2023年4月には現地向けAI契約レビュー...
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こんにちは。LegalOn Technologies採用担当です。
「グローバルリーガルテックNo.1(GL1)」の実現をビジョンに掲げている当社は、日本とUSの開発基盤を統合し、グローバルワンチーム体制を構築しました。
今後さらにグローバル展開を進めていくうえで、異なる言語・文化・価値観を前提とした開発の難しさを乗り越える力が、より一層求められます。
そんな中、2025年5月23日にUS法人 Head of Engineering の森さんが来日し、渋谷オフィスで「グローバル開発ワークショップ」が開催されました! 当日の会場の様子や参加者の感想をお届けいたしますので、ぜひ最後までご覧ください!
森 貴章(もり・たかふみ) LegalOn Technologies (USA) - Head of Engineering
情報系の大学院を卒業後、ソフトウェア開発者を経て新規事業・CVC に従事。グローバル開発のプロジェクトマネジメントや、米国での現地開発を経験したのち、コンサルティングファームに転職。AI開発チームのマネージャーを経て、2022年10月からLegalOnに参画。グローバル開発の第一人者としてプロダクト開発を牽引する。
インタビュー記事:
「グローバルリーガルテックNo.1(GL1)」の実現に向けて、グローバルで活躍できる開発チームの構築は、当社にとって欠かせないテーマです。
日本とUSの開発基盤を統合し、グローバルワンチームとして本格的に動き出した今、拠点や文化、立場を超えた連携を強めるためには、共通言語や視座を持つことが重要となります。
今回のワークショップは、そうした「グローバル開発の難しさ」を事前に体感し、自分ごととして捉えるために開催されました。
当日は、「LegalOn Cloud」の開発に関わるエンジニアリングマネージャー、PdM、テックリードに加え、SREやSearchなどの横断的な技術組織のメンバーも含めた、総勢約40名が参加。ケースを用いたグループワークを通じて、グローバル開発特有の難しさを体感しました。
今回は、「日本企業が米国西海岸のB2B SaaS企業をM&Aした」という想定で、MBAスタイルのケースワークに挑戦。
グループワークでは、異なる職種や経験を持つメンバー同士が活発に議論。過去にグローバル開発を経験した社員も少数ながら参加しており、それぞれの視点が交わることで、グローバルなコンフリクトや競合への対応の難しさについて深く学ぶ機会となりました。
1ケース45分のディスカッションを終え、オンライン参加者を含め、各チームが順番にディスカッション内容を発表。
他チームからの鋭い質問に「確かにその観点もあるね」と新たな気づきが生まれる場面も。
発表内容に対し、森さんからは「実はその戦略、実際にやった企業もあって、失敗に終わったんですよね」というリアルなコメントも飛び出し、会場は驚きと笑いに包まれました。
(LegalOn CloudのHead of Engineering 翁さんからも、発表内容についてフィードバック。)
最後には、「実際、一般的にはこういうケースはどうなることが多いのか?」というあるあるの種明かしが森さんから披露され、参加者も思わず前のめりに。
「もしこのようなシチュエーションの当事者だったら、どう対応しますか?」という質問も飛び交い、グローバルな視点と学びの詰まった時間となりました。
参加したメンバーからのコメントをご紹介します。
🧑🏻関口 / リードプロダクトマネージャー(LegalOn Cloud サイン担当)
研修のサンプルとなったプロダクトは、現在から見れば成功要素を多分に持っていることは分かるが、その時、その時代の中で、グローバルプロダクトとして勇気を持って決断して踏み出し完遂していくことの難しさを追体験することができました。
今我々も近い状況に身を置いていて、これからの決断や行動が結果に大きく左右していくことを実感しました。
🧑🏻北林 / Staff Software Engineer
グローバルでの製品作りや展開は日本だけでのそれに比べるとやはり様々な問題が絡み合って複雑になるのかなと感じました。
今あるリソースから自分たちでできることや、やることを考えるだけではなく、何をやるのかやりたいのかをまず広く検討してから外部のリソースの大胆な活用も含めて考えることも場合によっては重要であることを改めて学びました。
講師を務めた森さんからは、以下のような感想が寄せられました。
グローバルの製品作りは様々な落とし穴があり、日本の多くの企業がグローバル進出に苦労しています。しかしその中には、共通して存在するポイントというものがあると思っています。様々な企業の事例を通じて、そういったグローバル開発共通のポイントを仮想体験していただけたと思います。
はじめは皆さんちょっと静かでしたが、後半は活発なディスカッションが始まり、自社プロダクトだと言えないようなストレートな意見もたくさんで出ていました(笑)。このような自社プロダクトや自部門を超えた、幅広い視点でグローバル開発そのものについて一緒に考える良い機会になりました。
参加者にとって刺激的で実践的な内容となった今回のワークショップ。 今回は「LegalOn Cloud」開発におけるリーダー陣が対象でしたが、今後は全社向けに開催してくれるかも?
今後も開発組織の取り組み内容をお届けしていきます!次回もお楽しみに。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。