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こんにちは!2019年8月に株式会社LegalForceにマーケター1号として入社しました、高品美紀です。
LegalForceはAI契約書チェック支援を軸に、企業の法務業務の効率化をサポートするサービスを提供する、いわゆるリーガルテックのスタートアップです。
本記事では、私がLegalForceに入社することにした経緯を、決意表明も兼ねてお話できればと思います。
■これまでの経歴
新卒で入社したのは外資系たばこメーカーのマーケティング部門でした。
消費者調査や商品企画、キャンペーン企画など、様々な経験をさせてもらいましたが、たばこという商材ならではのマーケティングにおける規制が多くある中で、ルールに添いつつできることを増やすために頭を絞る日々はとても刺激的でした。
中でも印象深かったのは、当時たばこメーカーにアカウントの利用を解放していなかった LINE社の承諾も得られる仕組みを整えて、たばこ業界として初の LINE公式アカウントを開設したことです。
その後、LINEの運用を担当する中で、消費者とのコミュニケーションツールとしてのLINEのパワフルさを実感すると同時に、まだまだ効果的な活用ができているとは言えない企業が多くあることに勿体なさを感じ、LINEへ転職。
広告事業のマーケティング部門において、広告主や代理店の方向けに効果的な LINE活用方法を発信するためのイベント企画やコンテンツ制作を主に担当していました。
■LegalForceに入社を決めた理由
二度目の転職をすることを決めたのは、30歳という年齢を目前に、自身がなりたいマーケター像を見直したことでした。
個別のマーケティング施策に特化するのではなく、広い範囲でマーケティング戦略を考えられるジェネラリストになりたいと思い、それならばまずはプロダクトがシンプルで、かつ何でもやらせてくれそうな小さな組織で働くのが良いのではないかと考えました。
そこで思い出したのが、大学時代の友人である川戸が事業責任者を務めるLegalForce。
連絡してみると、ちょうどマーケターを募集しているタイミングであったため、代表の角田を含め3人で会って話を聞くことに。
シンプルで強い価値を持つプロダクトがあり、かつ小さな組織という、まさに願っていた環境でしたが、全く経験のない市場とマーケター1号となる責任の大きさにいざとなって尻込み、半ば辞退のつもりで「かなり手探りでの挑戦になってしまうと思います」ということを伝えたところ、代表角田から「手探りがいい。手探りでやらないと失敗するから」との言葉をもらったことで、一転、その場で入社を決意しました。
■LegalForceでやっていきたいこと
まだ黎明期にあると言われる日本のリーガルテック市場。
2019年4月に正式版をリリースしたLegalForceは、すでにアーリーアダプターのお客様にはご導入いただいていますが、私たちのサービスが価値を提供できる企業は、日本にまだまだ何千社も、何万社もいると信じています。
まだ表出していないお客様のニーズを顕在化し、私たちのサービスがもたらすことができる価値を正しく伝えていけば、サービスの広がるスピードはきっと、ぐっと加速します。そしてそのスピードアップを担うのが、マーケターの仕事。
手探りで頑張っていきたいと思います!