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<プロフィール>
松下 健斗(まつした けんと)/まっけん、けんてぃー
2000年生まれ。多摩大学卒業後、新卒でランサーズへ入社。在学中はベンチャー企業でインターンとして営業に従事。趣味はラーメン屋巡り、サウナ、ランニング、旅行。
自分の本当にやりたい「地方創生」とは何か
大学2年生の9月頃に就職活動を始め、周りと差をつけたいと思い、友人の紹介で10名ぐらいのベンチャーで半年ほどインターンを行っていました。インターンが終わった頃、だんだん周りの学生も就職活動を始めるタイミングになり、自分の中でも「やりたいこと」について考えるようになりました。
私は長野県にある小谷村の出身なのですが、村に携わることをやりたいと考えていました。また、ベンチャーでのインターンを通して社員同士の距離の近さ・意見のしやすさが自分に合っていると感じたため、「地方創生」と「ベンチャー」というキーワードで探していたところ、入社したいと思った企業があり、そこでインターンをすることになりました。
当時、地方創生という言葉が自分の中で曖昧でとらえきれておらず、いろんなやり方があることをインターンを通して知ったのですが、東京からでなく、地方に行ってサポートすることが一番地方創生に繋がると思いました。一方で、インターン先の社員の皆様に何度も相談に乗っていただき、本当に自分のやりたかったことはもっと別の部分であることに気づくことができました。
人の居場所を作れる人になりたい
小学校から大学までの過程で個人が活躍できる場所はある程度用意されてると思っています。部活動、生徒会、勉強、体育祭や学校イベント、サークル、ゼミなど年齢を重ねるにつれて活躍の幅は広がっていきますが、社会人になるとそういう場所は一番大きい分野だと「仕事」になると思います。自分の人生を振り返ってみると、人のために何かすることに喜びを感じてきたのと、人の居場所を作れる人になりたいという想いは元々あったので、今後は「仕事」に対してその人の居場所や魅力、才能を生かせる環境作りをできるような人間になりたいと思いました。
また、大学時代に一番力を入れていたのがゼミ活動で、衰退しつつある日本伝統文化の良さを幅広い世代に知ってもらうためのイベントを行っていました。東京ミッドタウンや増上寺で4万人ほど集客する大きいイベントで、私は全体リーダーとして活動していました。
イベントの来場者から、「このイベントを開いてくれてありがとう」と言っていただいたり、イベントの演出(和紙をろうそくに見立てて、天の川を作る)で涙を流されるような方もいらっしゃり、活動を通して人に対して魅力ある環境を提供する素晴らしさを感じました。それも人の魅力や才能を発揮できる場所を作りたいと思った自分の想いを形成し、ランサーズを選んだ理由にも繋がっていると思います。
選択肢を広める手助けができるような人間になる
昔は村が嫌いで都市部に憧れを持っていたこともあり、大学から東京に上京したのですが、田舎にも東京には出せない良い部分は沢山あり、それが住んでいた私でさえも気づけませんでした。そして、それは仕事においても同じかもしれません。
企業で働いているけれども自分の魅力(スキル・才能)を発揮しきれていない、企業側は適切な人材を生かし切れていない、求めきれていない部分がおおいにあると考えています。
また、極端かもしれませんが私の地元では就職する場合は地方の民間企業か公務員の2択しかない状況で、多くの人が時間・場所・性別などで仕事、働く先が制限されてしまうと思っている方が沢山います。
自分がいる環境により、見えてる選択肢も変わってくるかと思うので、今後私がそういった方々の選択肢を広める手助けをしていきたいと考えています。
最終的には自分の力で一人でも多くの才能・魅力を発揮し、人の力になって救える人間になり、仕事以外の面でも自分が今まで携わっていた活動などでも携わってる様々な人に対してもっと選択肢を増やせるような働きかけを行い、より良い社会にしていきたいです。