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キカガクに新卒で入社した社員にスポットライトを当てる「新卒ブログ」企画第三弾。東京工科大学を早期卒業し、現在はキカガクで教育コンテンツディレクターとして活躍する駒形さん。学生時代は音楽×教育分野の研究に取り組み、現在は新卒ながらもeラーニングコンテンツ制作の最前線に立っています。
「あるべき教育」を追求する彼女が、キカガクでの日々と未来への展望を語ります。
▼これまでの新卒ブログ記事はこちら
教育に救われたから、教育を届けたい。AI研究者がキカガクで実現する夢とは?
自責と挑戦:入社二年で積み上げた成長の軌跡
駒形 奏さん
・東京工科大学メディア学部、情報メディア研究科メディアサイエンス専攻 博士前期課程、共に早期で修了。
・新卒にて講師を経験後、教育コンテンツディレクターとしてeラーニングの制作に従事。
・趣味はゲームや、学生時代に所属していた吹奏楽の経験から、作曲や脚本のようなクリエイティブ系まで幅広く取り組んでいる。
学生時代について
ーー学部・修士と早期に卒業していますが、なにがモチベーションでしたか?
正直に言うと、「シンプルにかっこいいから」というのが大きかったです(笑)。またそれだけでなくて、自分の限界がどこにあるのか、できるところまでやってみたいと思ったんですよね。
ーー自分で目標を立てて頑張れるタイプだったんですね。
大学での自由な環境だからこそ、自分の知らない一面に出会いたかったんです。元々は決められたことをきちんとこなすだったんですが、それまでの学生生活が物足りなく感じていて。
大学生になった事を機に「自分の人生は自分で決めたい」という思いが強くなりました。
ーー研究内容について教えてください。
学部ではコロナ禍の音楽教育の在り方について研究していました。小中学校がどんな取り組みをしているのか、デジタルデバイスと教育体験の関係性などを調査しました。大学院では吹奏楽と機械学習を組み合わせたテーマに取り組みました。具体的には、少人数編成で既存楽曲を演奏する場合の編曲を行う機械学習モデルの考案ですね。
今の知識やキカガクメンバーと協力すれば、内容をもっと発展させられそうな気がします。
現在の仕事と日々の過ごし方
ーー現在はキカガクでどのような業務をされているんですか?
私は教育コンサルティング部門のeラーニングコンテンツグループに所属しています。
教育コンテンツディレクターとして、直近だとセキュリティコースやDXへのモチベーションを上げるためのeラーニング・動画を制作していました。ここ数ヶ月はFigmaでコンテンツを作ることが多く、私は全体の設計や監修を担当しています。
ーープライベートではどのように過ごされていますか?
仕事とプライベートはしっかり分けるようにしていて、オフの時間はしっかり休めています。特に、ゲームをすることが好きですね。今後は、大学時代にやっていたような、脚本や作曲などのエンターテインメント系のクリエイティブに挑戦してみたいですね。
就職活動の軸と、入社の決めて
ーー就職活動はどのように取り組まれていましたか?
私の企業選びは、圧倒的に「人」を重視していました。業種は幅広く見ていましたが、ミッションや事業に興味を持てるか、目指すべき方向性に共感できるか、そして何より職場の居心地の良さを大切にしていました。
ーーなぜ「人」を重視したんですか?
会社は結局、人が寄り集まってミッションに向かって、大きな何かを成し遂げる場所だと思っているんです。私は、吹奏楽のような団体で一つの成果物を作り上げることを大切にしてきました。一人では何もできないし、与えられる影響も小さい。だからこそ、皆で何かを届けることが大事だと考えています。
お客様に価値を伝えるために自分は何をすべきか、チームで何を成し遂げたいのか。そこに向き合うには、前提同じ熱量を持った人が必要なので、働く人が重要だと感じています。
ーーキカガクへの入社を決めた決め手は?
インターンシップで、社員の方とお話する機会があり、それが大きなきっかけになりました。実際に社員の方とディスカッションする機会が多くあったのですが、学生の意見に対して、真摯に同じ目線で接してくれました。「面白いね!これをもっとこうしたら?」など、本当に寄り添ってくれていたのを今でも覚えています。
皆さん同じようなスタンスで接してくださって、会社全体がそういう文化なんだと感じました。
ーー面接ではどんな話をされましたか?
詳細は覚えていないのですが、eラーニングを作りたいという希望は伝えました。当時はまだコンテンツチームが発足前だったんですが、コンテンツ制作にルーツがあることや、自分の強みを活かしたいという思いを話しました。
ーーベンチャー企業に入ることへの抵抗はありませんでしたか?
全くありませんでした。安定性よりも、今の自分を評価してくれる環境、自分自身が面白いと感じられる場所を重視していました。大企業でたくさんいる中の一人になるより、ベンチャーでは5倍くらい多様なことに挑戦できると考えていました。
入社してからの変化と成長
ーー入社してみて、良かったと感じるギャップはありましたか?
いろんな経験ができるスピード感の早さに驚きました。5月に登壇テストに合格して、もう6月からはコンテンツ開発を任されるというスピード感。裁量の大きさと成長のスピードに驚きましたね。また、思った以上に人間関係が良かったです。部署を超えたコミュニケーションが活発で、みんなが互いの成果を評価し合える文化があります。
ーー入社して衝撃を受けたエピソードはありますか?
入社して間もなく、私がメンターを担当することになったんです。しかも、社会人経験が私よりも何倍も長い、ベテランの中途入社の方でした。社会人半年の自分が...と最初は戸惑いましたが、キカガクでの過ごし方やマインドセット、伝え方や指導の仕方などをお伝えする中で、相手だけでなく自分自身も成長できるような一緒に切磋琢磨できる関係になりました。
ーー自分自身で一番変化したと感じる点は何ですか?
アウトプットすることへの抵抗感がなくなりました。以前は、自分の作ったコンテンツが評価されることに恐怖心がありました。しかし今は、スピードを大事にしながら高速でPDCAを回すことの価値を理解しています。小さく早く成果を出すことが重要なので、1日の業務時間で複数回レビューをお願いするようなペースで進めます。認識の齟齬をすり合わせる大切さを学び、一人で抱え込まずチームで成果を出すことを重視するようになりました。
未来への展望と挑戦
ーーご自身のビジョンについて教えてください。
価値のあるコンテンツとは、相手に対して伝わるものだと思っています。
キカガクでは素晴らしい仲間たちと一緒に、日々教育コンテンツの可能性を広げています。
一人では届けられない価値でも、チームの力があれば形にできる。その環境の中で、私自身も成長しながら教育の質を高めていけることに、大きなやりがいを感じています。
メンバーと共に創り上げる「あるべき教育」を通じて、多くの人に伝わる学びを届けたいです。
このインタビューを読んでくださっている方も、いつか私たちの仲間になって一緒に挑戦できたら嬉しいです。キカガクの教育をより多くの人々に届け、社会に新たな価値を生み出していく—そんな未来を一緒に創っていけたらと思います。」
ーーこれから挑戦したいことは?
引き続きeラーニングに従事していきたいと考えています。教育コンテンツディレクターとして一人前になり、やがてはeL教育コンテンツ界をリードする存在とチームになりたいです
また、社内の「バリュー賞」も目指したいですね。特に「Be as One」という価値観を体現したいです。
就活生へのメッセージ
ーー最後に、就職活動中の学生に向けてメッセージをお願いします。
自分の信念を、そして直感を大切にしてください!企業選びに正解はありません。周りからの評価や世間的な安定よりも、自分が本当にワクワクできる場所、成長できる環境を選ぶことが長い目で見たときの幸せにつながると思います。
私自身、キカガクという環境で自分の可能性を広げることができています。皆さんも自分らしく輝ける場所を見つけてくださいね。
ご覧いただきありがとうございました。
あなたの「好き」や「大切にしたいこと」は何ですか?
それを追求できる場所で、同じ熱量を持った仲間と出会えたとき、思いもよらない成長が待っているかもしれません。
就職活動では、つい周囲の評価や安定を求めがちです。しかし、本当に自分がワクワクできる環境で、信頼できる人々と共に挑戦する日々は、比べものにならない充実感をもたらすのではないでしょうか。
「伝えたいこと」はありますか?「大切にしたい人」はいますか?
あなた自身の可能性に、ぜひ挑戦してみてください。