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【スペシャルインタビュー】ママインスタグラマーに聞いた子育てに対して訴えたいこととは?

こんにちは。人事兼広報の三輪です。
前回の投稿に引き続き、今回も他者様へのインタビューを実施させていただきました。

「日本の子どもたちを笑顔にする」といったビジョンを持つ弊社を通じて、他の業界や領域で活動される方々がどういった考えをお持ちなのか、ご覧いただく皆様にお届けできればいいなと思います。

※本内容はインタビュアーならびにインタビュイー自身の感想、見解を含むことを予めご了承の上、ご拝読ください。

はじめに

今回インタビューを受けてくださったのは、乳幼児期の子どもへの教育方法を一個人として世の中に発信されているママインスタグラマーのかおりさんです。
お子さんの才能を伸ばす乳幼児期での子育て方法をテーマにしており、その内容をinstagramで日々発信。親御さんへの個別コンサルティングを実施されています。

詳細:https://www.instagram.com/kaori_yoga.kosodate/

子育てをしている方に伝えたいこと

かおり:現在の日本の子育て環境において当たり前にされていることが、子どもの発達を阻害してしまっていることも多いということを知っておいてほしいです。立ち上がるまでの赤ちゃんは、教えなくても寝返り・ズリバイ・ハイハイとできるようになります。これはDNAにプログラミングされているからなんです。これらの発達には段階があり、すべて獲得をしていくことが大切なんですが、近年の便利グッズの使用やTV・スマホ・タブレットを早い段階で見せてしまうことでプログラミングされた通りに発達が進まない、発達阻害が起こっています。積み木をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。赤ちゃんの時期から発達を抜け無く育て『生きる力』を養うことが大切だと考えます。そういった内容を離乳食講座や個別相談にてお伝えをしています。

三輪:便利グッズがそういった影響を生むだなんて考えたことも無かったですね。もう少し詳しく教えてもらってもいいですか?

かおり:例えば、抱っこ紐なんかは首が座る前から使えるモノもありますよね。子どもの頭って重たいじゃないですか。その頭を支えようとすると、首や肩を固めるしかなくて強張りが強くなり、首が埋まったり、体勢によっては腹筋が弱い子になるんですよね。
そして、腹筋が弱いことは内臓が育たないことにも繋がります。内臓が育たないということは、離乳食を食べても、腸で炎症が起こり、腸の炎症は脳腸相関で脳への炎症にも繋がりかねず、神経回路の発達が阻害されてしまうというような悪循環が起こるんです。離乳食開始は月齢判断では無く、身体の準備ができたらスタートするのが理想です。ですが日本では生後5~6ヶ月で離乳食をスタートするのが当たり前だったり、書籍やネット上の情報は個人差のない月齢判断でしか情報がないので、場合によってリーキーガット症候群=腸管壁侵漏症候群(LGS)を引き起こし、腸に無数の穴があき、弱い腸を作る原因となると考えています。
個人的な見解ですが、それらの現代で行われている当たり前の子育ての影響が、LD(学習障害)やASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)等の特性としても表されていて、現代で年々増加しているきっかけの一つとなっているのではないかと思っています。
身体の発達の獲得において乳幼児期って本当に一生が決まるぐらい重要な時期なので、情報過多な現代で子育てをされる親御さんには正しい知識をつけた上でお子さんを見る目を養ってもらいたいです。

この活動を始めたきっかけ

三輪:学業を修めた後、どのようなステップを経て今に至るのでしょうか?

かおり:社会に出てからは矯正専門のクリニックで歯科衛生士をしてまして、お口の中に問題がある方をたくさん見てきました。お口には身体で起こってる問題の結果が現れます。
歯科だけでなく様々な観点から矯正治療をする子達を診る目を養おうと、子どもの発達を学び、口育士・分子栄養学・ベビトレヨガなど資格を取得しました。そうすると、発達の飛ばしを埋めることや姿勢改善など、根本的な改善ができないと歯並びも後戻りしやすく、歯並びが治ったとしても『生きにくさ』が残ってしまうことが分かりました。
そこから自身の妊娠出産を機に、悪くなったのを直すよりは、その前の発達の段階で抜けを埋めることで歯並びの良いまま成長してほしいと思うようになり今の活動に至ります。

三輪:口内の問題が人体にどういった影響を及ぼすかという歯科衛生士のころの学びがかおりさんの下地であり、ご自身の妊娠から出産まで間に発達に対するインプットを重ねて、今はそれをアウトプットする段階にきているわけですね。

モンテッソーリ教育とは

三輪:かおりさんのインスタグラムを拝見する中で、モンテッソーリ教育といった単語が気になったのですが、どういったものなのでしょうか?

かおり:モンテッソーリは、『子どもは自ら自身を育てる力が備わっている』といった自己教育力を前提とする教育法です。子どもとどういった関わり方をしたら才能が伸ばせるかを知ることが大切だと思っています。例えば、子どもが行う悪戯一つにも理由があり、その悪戯にどのような理由があってどんな能力に繋がるのか、教育に活かすといった方法です。

三輪:悪戯するものに対して頭ごなしにこれはダメだよと教えていくのではなくて、それをどう活かすか?ってことですね。

かおり:そうですね。例えば、目の前にティッシュ箱があるとティッシュを引き出す悪戯ってお子さんはやりがちだと思います。ただ、あの行為は手先を使ってティッシュを掴んでつかんで放す、引き出したらまた次が出てくるって子どもからしたら大発見の連発なんですよ。そしてそれができるっていうことがまず凄いことなんです。反射のみで行動していたら本来は掴むことしかできないはずなのに、掴む・引っ張る・離す・次を引き出すって一連の動作が全部できるわけだから、脳が発達している証ですし子どもにとっては発達のきっかけでもあり、本人も嬉しい、楽しいって感情なわけですね。だけども、親は困っちゃうじゃないですか。それであれば、同じ行為を手作りでも代用できるおもちゃを与えてあげるとか、能力を伸ばしている途中なんだってことを理解して、その行為を満足するまでさせてあげるんです。

三輪:困らないよう代用できる物を用意してあげるとか、工夫が大事なんですね。

かおり:あとは、モンテッソーリでいうと敏感期という時期があります。秩序の敏感期でいったらいつも同じ道で帰りたいとか、同じ服を着たいとか、こだわりが出てきたりとかね。でもそれ一つとっても脳が成長している証。親からすればスーパーに寄りたいからこっちの道を通りたいとかの理由があるわけですけど、何故そういう反応を示すのかが分かっていると脳が成長している最中なんだなと見守れるんじゃないかなと。

三輪:ポジティブに考えられますし、理解ができるとイライラせずに余裕も生まれそうですね。

かおり:子どものやることに無駄なことはないと思って良いと思います。全部に意味があることなので、そこをまだ知らない方は知っていただきたいです。とはいえ、土台となる部分はやっぱり乳児期の発達です。そこを順を追って獲得しているかいうところが一番大事で大前提となります。

今後の活動方針

三輪:かおりさんは個人で活動されていらっしゃるんですか?

かおり:今は一個人で活動していますが、ゆくゆくは主人にも協力してもらい法人で、と考えています。こういった活動がどのくらいの需要があるかも未知数だったのですが、正直なところ講座のお申し込みが想像以上に多く、個人の活動に限界を感じていまして。笑

三輪:嬉しい反響ですね、非営利での活動なのでしょうか?

かおり:そうですね、実績を重ねる上でも現在のところはそのようにしています。

三輪:そうするとビジネス面も踏まえての展開をどのような形で実施していくかというのも、今はまだ模索中ですか?

かおり:はい。講座もまだしっかりと制作できているモノは一つしかなくて、現在は離乳食期に向けた講座を制作中です。今後、2~4歳向けの食育とかも制作していきたいなと。あとは、妊娠中から子育ては始まってると考えているので、マタニティ向けの講座も複合的に作っていきたいなとは思っているんですが、子育てとの両立の中、時間を作りつつという状態ですね。

三輪:トータルのサポートに繋がっていきそうですね。子どもの教育というよりは、親に対してのサポートが軸になるのでしょうか?

かおり:そうですね、乳幼児期の子を対象とする中で、親が子育てを学ぶことが大切になってきます。そして必要であれば親自身もその学びの中で自身の生活を見直してもらうよう促しています。様々な能力に対して遺伝だからと言われていますが、結局は同じ生活をして同じものを食べてるから同じようになっちゃってるんですよね。

三輪:講座はカウンセリング型で実施されているんですか?それとも、オンライン配信のようなイメージでしょうか?

かおり:講座の方は、私が一方的に話をしていくといった座学に近い講座なのですが、相手のニーズに合わせて個別相談も実施しています。個別相談は現状をヒアリングさせていただいて、全体を通してどこか抜けている部分がないか確認して、必要な知識の共有とアプローチ法をお伝えしています。

三輪:少しでも不安に思ったことを相談できるというのは嬉しいですね。個別相談に関しても詳しくお聞きしたいです。

かおり:個別相談では、身体の反りが強くなったとか、夜に寝てくれないとか、ズリバイ・ハイハイがうまくできないとか、お困り事が出てきた時点でご相談いただくことが多いですね。そこで、抜けてる部分があることが分かるので、まずは実践できることから埋めていきましょうと提案しています。そういった事象には、子どもあるあるで済まして欲しくなくて、そこにはしっかりとした理由もあるわけです。
また、3ヶ月で行う並走型のコースもあります。こちらのコースでは2週間に1回実施する面談の中でチェックをさせてもらい、改善するのに不足している点を指摘し、新たにプログラムを組んで経過をみていくといった流れです。対象になるのは2~3歳、大きいと5歳ぐらいのお子様がいらっしゃいます。お口が閉じられない、口呼吸、低位舌が定着しちゃっているなど、このままいくと矯正が必要になりそうなのだけど、現時点で対処できることはないですか?といった内容でご相談いただくこともあります。

三輪:実は、うちの9歳の娘も矯正をしたほうが良いかもと言われているところなんです。今の話を聞いて、もっと早くこういった話を得られる機会があったらよかったなと思いました。

かおり:そうなんですよね。先ほどの便利グッズ然り、悪いことだと知りながら使っている方なんていないじゃないですか。皆、子どもを幸せにしたいと思って育ててる親ばっかりで、だからこそ正しい情報を知ってもらいたいですね。

日本の育児事情について

三輪:正しい情報が出回っていないというのは、日本ならではの事情も大きいのでしょうか?

かおり:日本は兼ねてから少子化が問題視されていますよね。そこは大きいと思います。無痛分娩は痛くないから産みましょうとか、便利グッズが増えてこんなに育児が楽になったから安心して子どもを産めますよとか。妊娠・出産・子育てに大変さを感じさせたくないんですよね。海外では自国を強くするためには、子どもの発達をと考えている国が増えています。発達や栄養を小児科の先生が教えてくれたりしますが、日本はまだそこに至っていないなと思います。発達のステップが抜けていたとしても、個性だよ、大きくなれば治るよと片づけられてしまうんですよね。

三輪:少子化の影響がそういう部分にも出ているかもしれないのですね。他にも、懸念されていることはありますか?

かおり:別の角度の話になりますが、出産後のママの精神状態についてですかね。よく耳にする産後うつとは、栄養が枯渇しているのが一つの原因です。出産のときって、胎盤を通して赤ちゃんに栄養を送るわけですが、鉄分でいうとほぼママの蓄えた分が赤ちゃんへ送られます。先日友人から、妊娠~出産の間の貯蔵鉄の量のデータを見せてもらったのですが、出産前と出産後では10分の1まで減っていました。鉄が不足すると、うつやパニック症も引き起こしやすくなります。そこに子育ての忙しさが加わるわけですが、忙しいを理由に自身の食事が疎かになると、大変だ逃げたいなって状態になってもおかしくないと思います。母親の栄養や心身の状態、産まれてくる子どものこと、産まれた後のことに対してしっかり正しい知識を持つことが子どものためだけでなく親にとっても大事だと思います。

三輪:育児に関して、「大変だよ」とか「何歳になるまでは我慢しなきゃ」とか、親族やママ友達、周囲の方から言われることって割と多いのかなと思います。そう言われてきたものを鵜呑みにしてしまって、そのように反応してしまう方も多数いると思いますが、かおりさんはどう思われますか?

かおり:仰る通り、先入観で脳は辛いと思ったら辛くなります。逆に、楽しいと思ったらセロトニンを出して楽しくもできます。出産一つとってもそうです。私は自然分娩だったんですが、出産5分前ぐらいからカメラを回して、いきみなしの雄叫びなしで普通に無痛分娩かのように産んだんですよ。カメラの画角も、頭が出てくるのも自分でチェックしました。自分のタイミングでへその緒を切らせてもらったりもしました。娘との最高のファーストミートでした。そういった行動も呼吸法一つでできるので、考え方なんだろうなと思います。子育ても、面倒くさいとか、大変そうっていう印象が強いんですけど、私の講座を受けていただいた方は、離乳食が楽しみになったといった感想を述べてくれたり、お子さんの準備ができるのが待ち遠しいみたいな方がすごく多くて、やっぱり気持ち一つだなと思っています。

外部の育児支援に関して

三輪:子どもの育児に対して国やNPO法人、民間法人とかもそうですけども、サポートを持つ機関に対して何か思うところはありますか?

かおり:私の場合、法人に依頼することはないのですが、それとは別に今すごく便利だなっと思っているのは、ファミリー・サポート・センター。子育て支援をしたいと登録してくれている方が、子どもの面倒を一時的に見てくれるっていうものなんですが、使わせてもらってますね。時間あたり800円なのでリーズナブルだし、うちに来てもらってる方は保育園に勤めていらっしゃる方で、しかもご近所なので気軽に頼める環境でもあります。ただサポートをしていただく登録者さんの経験値はまちまちだったりしますし、相性もあるでしょうから経験豊富なサポートをできる方の倍率は高いみたいです。

三輪:そういうものもあるんですね。全国的なものなのでしょうか?

かおり:厚生労働省の管轄なので恐らく全国的なものだと思います。私の周囲でも、利用しているもしくはセンターに登録できれば働くことも可能ですので相互利用している方もいらっしゃいます。

親として大事なこと、考え方

三輪:情報がすぐに手に入る世の中になったからそう感じるだけなのかもしれないですが、子どもに対する痛ましい事件が増えた気がします。親としての自覚が足りてないと言われるような理由も多いと感じていて、そこにもなにかしら原因があったりするんでしょうか。

かおり:たしかに増えてますよね。私の見解ですが、親自体が子どものころ発達を阻害されて成長している可能性も高いなと思います。味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚とある人の五感の内、最近は触覚が抜けがちなのも原因かなと。触覚は土台の一番下でここから育むべきところでもあるのですが、テレビやネット、スマホ、タブレットに触れる機会が早すぎてその部分が抜けているケースが増えていますね。

三輪:テレビを見せたりスマホで動画を見せたりする家庭は増えてますね。うちもそうでした。

かおり:触覚以外の五感は自分だけで完結する個の部分なのですが、触覚は第三者が居て成立する対人の部分なんです。触れ合うことから触覚を育む。それが人を認識することに繋がり、人を受け入れるとか目を見て話すとか、空気を読むとか、そういうことができるようになります。この土台が抜けてしまってると、相手の気持ちが分からない、思ったことは言ってしまう、すぐ手が出てしまう、そういったことに繋がってしまって、相手を受け入れられないことになるんですよね。

三輪:触覚で、そういった人との距離に影響があるんですね。

かおり:ちなみに、触覚が抜けてるとお口の中が過敏になるので、熱いのが嫌、冷たいのが嫌、固いのも苦いのも嫌といって偏食になることも多いんです。いつも食べていて安心できる、柔らかくて甘いものしか受け入れないってケースも出てきます。なので、触覚って非常に大事な部分なわけですが、そこを知っているか知らないかで子育ても大きく変わってきます。

三輪:あらゆる事柄は何かしらに繋がってるんですね。

かおり:線で捉えることはとても大事ですね。ただ、栄養の先生だったら栄養の観点、小児科の先生だったら小児科の観点と点での情報しか得られないケースが多いのでそこに気づき辛いということもあります。1歳までの子育てって今後のその子の将来に繋がるわけだからこそ、多くの情報から正しい知識をインプットして育児に活用して欲しいと思いますね。何に対してもそうです。シロップやワクチンといった薬、野菜に含まれる農薬やお肉に含まれる抗生剤やホルモン剤、フッ素加工された調理器具など、幅広く正しい知識を持って欲しい。時には専門家に言われるがままだったりネットの情報を鵜呑みにするのではなく、その背景を考える癖をつけると良いと思います。

三輪:先ほどの話にもかおりさんの出産時の話にも繋がりますが、正しい知識を持っているだけで捉え方が変わりそうですね。

かおり:母体の準備は産まれる前からですが、産まれたその日からやらなきゃいけないこともあります。抱っこの仕方、授乳の仕方においても。産前は物を買い揃えることに目が行きがちですが、子育て準備は物を買い揃える以前に学ぶことだと思っています。

まとめ

三輪:色々と話を聞かせていただきありがとうございました。
最後に、かおりさんから小さいお子さんを持つ親御さんにメッセージをお願いできますか?

かおり:赤ちゃんはママパパを幸せにする為に産まれてきています。ママパパが幸せを感じることが赤ちゃんも幸せです。皆さんの幸せな家族生活が送れるよう願っております。

最後までお読みいただきありがとうございました。
先輩パパさんやママさんでも、考えたことがなかったなぁという部分があったのではないでしょうか?
中には助産師さんや保育士さんといったお子さんと関わる専門家の方々が知らなかったというエピソードもあり、子育てにおいて自分の軸を正しくもつという大切さを私自身改めて考えさせられるインタビューとなりました。

記事の内容の他に、かおりさんの活動についての未来構想などについてもお話ししたのですが、これはまだ秘密ということでしたので、気になる方はかおりさんの今後の活動にご注目くださいませ。

この度インタビューに応じていただきましたかおりさんとインタビューの間ずーっとお利口にしていたシュリちゃんに、改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

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