【大村祐一郎常務取締役】風通しの良さが「インヴァストらしさ」若手社員の取締役会見学も | インヴァスト株式会社
こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。今回はインヴァスト株式会社の大村祐一郎常務取締役に話を伺いました。インヴァストが目指す「世界中の人々の『お金の課題』を解決することで、世界をも...
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こんにちは!インヴァスト株式会社の採用広報担当です。今回はインヴァスト株式会社の川上真人専務取締役に話を伺いました。
インヴァストが目指す「世界中の人々の『お金の課題』を解決することで、世界をもっと、良い場所にする。」について、強みや課題、今後の方針などさまざまな点から語っています。
大村祐一郎常務取締役のインタビュー記事も同時公開していますので、あわせてご覧ください!
大村常務取締役の取材記事はこちら
インヴァスト株式会社にはこれまで上場会社として求められる点が数多くありましたし、株主に対する説明責任もありました。プライベートカンパニーとなったことで一部のタスクが不要になったという意味では社内的な影響もゼロではありませんでした。
しかし、上場によって得られていた企業としての信用力や担保されていたガバナンスを維持するための体制を継続していますから、それほどの変化は見られていません。
一方で経営のスピードはかなり速くなったと感じています。川路社長のオーナーシップが強くなった分、グループとしてどのような方向性で事業に取り組んでいくのかがより明確になったためです。
OUR STORYとして公開している「世界中の人々の『お金の課題』を解決することで、世界をもっと、良い場所にする。」もそのひとつです。
インヴァストグループはすでにホールディングスとしてのインヴァスト株式会社と事業会社としてのグループ企業の役割を明確に分けていますので、どの企業も上場していた時と変わらず各事業に取り組めているのではないかと思います。
まず株主としてグループ企業を管理し、各事業における相乗効果を高めていくためのホールディングスとしての機能があります。そして、各社の幹部人材を育成するインキュベーション機能も役割として担っていきたいと考えています。
上場企業なら一定数の応募を見込めますが、非上場だとそうはいきません。そのため、求職者の皆様に興味・関心を持っていただき、「この会社に入りたい」と思ってもらうためにはどうすればいいかを社内でも真剣に考えており、人材採用への意識が高まっていると感じています。
インヴァストグループで働いてみたい、入社したいと思っていただくための魅力を整理してインヴァストグループとしての統一感をどう打ち出していくべきなのか、取り組みを強化していきます。
インヴァストグループのうち、国内事業ではインヴァスト証券株式会社と株式会社アルカドの代表取締役会長、海外事業では26 Degrees Global Markets Pty Ltd.(以下「26 Degrees」)の取締役を務めています。
これらはいずれもガバナンスを担保する目的が大きく、戦略の立案や事業の執行についてはあまり口出しをしていません。あくまでホールディングスであるインヴァスト株式会社の視点で取締役会に出席しています。
わかりやすく言えば、社外取締役と似た役割を果たしていると言えます。私が意見しなくてもインヴァスト証券は以前からしっかりと業績を上げていますし、アルカドはオンライン学習プラットフォーム事業の「Fincs」をリリースして以来好調ですから、それぞれの社長に任せておけば安心です。
インヴァスト証券株式会社(https://www.invast.jp)
株式会社アルカド(https://www.arkad.co.jp/・https://fincs.jp/hp/)
海外事業の26 Degreesもオフィスを増やすなど業績を伸ばしていますので、ガバナンスを担保するのが現在の主要な役割となっています。
「世界中の人々の『お金の課題』を解決することで、世界をもっと、良い場所にする。」という理念はとてもわかりやすいですよね。川路社長からこの理念を聞いた時、インヴァストグループにベストマッチするコンセプトだと感じました。
「お金の課題」を解決するサービスと言うと、銀行がイメージしやすいかもしれません。インヴァストとしては銀行とは違う形の、もっと身近で親しみやすいソリューションを提案してくれる企業グループなんだ、と認識してもらえるよう検討しています。
金融は法令による制約が厳しいため参入障壁が高い業界ですが、インヴァストは上場していましたからガバナンスもしっかりしていますし、上場を支えてきた質の高い人材も揃っています。また、インヴァストグループは海外でもすでに事業展開しているなどポテンシャルが高いのが特徴です。
グループの事業を最適化しながら川路社長の設定した理念を具体化していくにあたっては、人材の獲得・育成と財務・経理の責任者として資金面の課題をどうクリアしていくかの両面から考えています。
投資オンライン学習プラットフォームを展開するアルカドや海外留学コンサルティングのボーディングスクールコンサルティング(BSC)、また現在サービス開発中のファルクなど全てゼロから事業を立ち上げています。
ファルク株式会社(https://www.inv.inc/falc)
ボーディングスクールコンサルティング株式会社(https://boardingschool.jp/)
そうした経験から、ゼロイチで事業を作り上げる難しさも私たちは十分に理解しています。事業にスピード感を取り入れるためには、自分たちの力で作っていく選択肢だけでなくM&Aなど別の手法を取り入れる必要性もあるかもしれません。
現在は「お金の課題」を解決するためのピンポイントなサービスではなくても、将来的に「お金の課題」を解決する事業に発展できる可能性があれば、一緒にやっていけるという場合もあるでしょう。あまり範囲を限定せず、インヴァストと一緒にやっていきたいと思っていただける相手と出会えたらいいなと思っています。
強みとしては国内でインヴァスト証券、海外では26 Degreesという基盤となる金融事業がすでにしっかりと確立している点があげられます。
26 Degreesはシドニーの本社が先日オフィスを移転したので、私も9月に出張して現地のパーティに参加してきたばかりです。とても盛大なパーティで、26 Degreesの勢いを感じました。
26 Degrees Global Markets Pty Ltd.(https://www.26degreesglobalmarkets.com/)
26 Degrees Sydney HQ Launch Party(https://www.26degreesglobalmarkets.com/sydney-hq-launch-party/)
また、投資を中心としたオンライン学習プラットフォーム事業のアルカドも業績を順調に伸ばしており、新たな柱となりつつあります。
これらの事業がグループをしっかりと支えている点が、今後「お金の課題」を解決するための新しいサービスを生み出していく上でインヴァストグループにとっての大きな優位点だと考えています。
一方で課題としてこれから顕在化すると予想しているのは優秀な人材が数多く必要になるだろうという点です。組織を大きくし、発展させていくためには支えるための人材が必要であり、まだまだ十分足りているとは言えません。
新規事業を力強く展開していくためにも、インヴァストが優秀な人材に対してどのような魅力を提供できるのか、今後さらに考えていかなければならないと感じています。
インヴァストは2024年4月に株式非公開企業となり、採用環境の変化を実感しています。
上場企業の場合、「上場している」という事実が安心感や信頼性をもたらす面がありますよね。そうでなくなったインヴァストが、採用市場でどのような魅力を打ち出していくのか。
私たちは挑戦できる環境の提供に力を注いでいます。自分の可能性にチャレンジしたい人材に、挑戦できる環境でのびのび仕事して欲しいと考えているからです。
そのため、非公開企業になってから若手社員に取締役会への出席を認めています。社員が取締役会に参加して、経営会議で交わされている話を聞くわけです。
会社の現状と今後について知り、自分の挑戦に活かしていただくためです。経営までフルオープンにして、風通しの良い組織を作っていきたいと思っています。
若手社員の登用も進めており、すでに部長に昇格した女性社員や、グループ企業の社長になっている社員もいます。インヴァストでは今後も、挑戦できる環境の構築に力を注いでいきたいと考えています。
インヴァストグループでは今後も新規事業への取り組みを一層加速させていきます。そのため、新しいサービスを生み出すための人材採用を強化したいと考えています。
スキル的には、ある分野のプロフェッショナルというよりポテンシャルのある若手の人材を育成していきたいですね。ミッションフィットやカルチャーフィットが大切ですから、インヴァストグループのメンバーとして長期的に活躍していただける人材の採用を検討しています。
もちろん、世の中で増えているジョブ型採用も法務など特定の分野で高いスキルをお持ちの方も対象に行なっていく予定です。チャレンジを応援する風通しの良い環境で、自分の可能性を追求したいと考える方からのエントリーをお待ちしています。
(取材日:2024年11月5日 聞き手:垣本陸)