こんにちは、株式会社ハッカズーク 執行役員の山口です。
本日、資金調達に関するプレスリリースを出しました。6月に発表したドリームインキュベータさんのフォローオン、三菱UFJキャピタルさん、みずほキャピタルさんの新規資金調達によるファーストクローズに続くセカンドクローズで、岡三キャピタルパートナーズさん、エンジェル投資家の坂本達夫さんからもご出資いただき、本ラウンドの調達額は合計約1.2億円となりました。
※「スタートアップ業界に身を置いている人は全員が一度は、『PayPalマフィア』の写真と記事を見て憧れを抱いたことがあります (※坂本調べ)。」から始まる坂本さんのメッセージがぶっとんでいますが、至って真面目な会社です。
プレスリリースにもある通り、私たちはこの調達した資金の多くを採用に使い、プロダクトとCSを通じた弊社サービスの提供価値を高めたいと考えています。
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なぜこのタイミングで特にこの2職種の採用に注力するのか、私たちの現状と共にお伝えできればと思います。
1. 私たちの現状
改めまして、当社は株式会社ハッカズークという、今年7月に3周年を迎えたHRベンチャー企業です。社員、業務委託、インターン生を含め、現在21名のメンバーがいます。
ミッションは「退職で終わらない企業と個人の新しい関係を実現し、退職による“損失”のない社会をつくる」こと。
具体的には、「アルムナイ」をテーマに事業を行っています。アルムナイは、人事領域で「企業の卒業生」や「OB/OG」「退職者」「元従業員」を意味する言葉です。
アルムナイについて詳しく知りたい方はこちら
これまでの日本企業では終身雇用制度の下、「退職者=裏切り者」とされてしまうことも少なくありませんでした。ところが、1社に一生勤める時代が終わり、雇用の流動化が進む中で、元従業員である「アルムナイ」に注目が集まっています。
企業とアルムナイが良好な関係を築くことができれば、ビジネス連携や副業、業務委託などの協業、オープンイノベーション、再雇用、自社の口コミの改善など、両者にとってさまざまなメリットをもたらします、
こうした「企業と個人の新しい関係」をつくるために、アルムナイ領域のパイオニアとして、私たちは主に以下3つの事業に取り組んでいます。
・企業とアルムナイの関係構築をサポートする、アルムナイ特化型クラウドシステム『Official-Alumni.com』の運営
・企業とアルムナイの関係構築に関するコンサルティングサービスの提供
・アルムナイという文化を日本に浸透させるためのオウンドメディア『アルムナビ』の運営
『Official-Alumni.com』は、これまでの3年間で多くのエンタープライズ企業にご利用いただいたり、
『HRアワード2020』を受賞したりしています。
つい先日は代表の鈴木が LinkedInインフルエンサーに選定いただくなど(!)、より多くの方々に当社のサービスを知っていただけるよう、日々仕事に邁進しています。
2. なぜこのタイミングで採用に力をいれるか?
1. 人生100年時代の到来に伴う需要の増加
人生100年時代と言われ、人生設計やキャリア設計の多様化が進む中、雇用の流動化はますます加速しています。退職者が増加する中、退職によって企業と従業員の関係が途切れてしまうことで生じる損失も、残念ながら拡大しています。
このような時代背景に伴い、企業とアルムナイの関係構築をサポートする私たちのサービスの需要はますます増加しています。
<導入企業の皆さまの声>
2. 自社サービスの提供価値の最大化
これまでは、アルムナイという領域にパイオニアとして取り組むことで、上記の通り多くのエンタープライズ企業の皆さまと伴走しながら、事業を推進してきました。
ただ、徐々に同じ領域に取り組む企業も増えつつあります。
アルムナイ事業はまだまだ拡大しなければならない領域です。そういう意味で他社の参入は大変喜ばしいことである一方、当然ながら、自社サービスの提供価値をますます磨いていく必要があります。
その一環として、最近では、株式会社BtoAさまと共に退職者アンケートの提供を開始したり、
株式会社ディプレさまと、従業員の退職時体験を改善するための「オフボーディングワークショップ」の提供を開始したりと、
アルムナイに関するさまざまな切り口から提供価値の最大化に取り組んでいます。こうした取り組みを加速させていくためには、より多くの事業に共感いただける仲間が必要です。
(なお、新サービスの「退職者アンケート」と「オフボーディングワークショップ」は、8月に入社したばかりのメンバーが仕掛けています!!)
3.どんな人にジョインしてほしいか
今求人を掲載しているすべてのポジションの方にぜひご入社いただきたいのですが、特にアルムナイ特化型クラウドシステム『Official-Alumni.com』のカスタマーサクセス(以下、CS)とプロダクトマネージャーの方に参画いただきたいです。
これを書いている私が両チームを見ているので、このリソースを早く埋めたい……!というのは半分冗談として、サービスの提供価値を上げるためには、CSとプロダクトチームの連携が不可欠だからです。
サービスについてちゃんと考えられなければ、エンジニアは無意味な機能を作ってしまうかもしれません。たとえ優秀なマーケターが新規契約をバンバン獲得しても、サービスが悪ければすぐに解約されてしまいます。だからこそ、CSとプロダクトチームの連携を密に取り、サービスの価値を高めていきたい。
そのために、CSはプロダクトチームに顧客の意見をフィードバックする、プロダクトマネージャーはその声の本質を見抜き形にする、時には直接顧客の意見を聞く。そんなサイクルをより早く回せる最高の組織にしたいと考えています。
先日、下記noteを拝読して、まさに「CSとプロダクトチームのあるべき関係」だと思いました。こちらをご覧いただくと、私が目指す姿をイメージしやすいかと思います。(萩原さん、勝手に引用してすみません……!)
特に次の一文を読んでハッとしました。
カスタマーサクセスはオンボーディング支援じゃないはずだ
もしも、あなたが提供するプロダクト/サービスが、顧客にとってこれまで存在しなかったタイプのものならば、カスタマーサクセスの仕事の中心は Adoption になるべきだ。
なぜなら、顧客にとって新しい習慣を作ろうとしているのだから。
引用元:萩原 雅裕さま
語弊を恐れずにいうならば、当社のCSは現在オンボーディングからめちゃくちゃハイタッチです。そして、今後もハイタッチな部分は確実に残ると思っていますし、そこに面白さがあると考えています。
ただ、必要じゃないハイタッチはどんどんプロダクトに落とし込んでいくべきだし、落とし込める形に整理していくことが大切です。
そんなプロダクトチームとCSの理想的な関係を一緒に模索してくれる人がジョインしてくれると嬉しいです。
この話をし始めると、これだけで終わっちゃいそうなので、少しでもご興味いただけましたら、ぽちっと話を聞きに行きたいを押しちゃってください。
求人はマーケ・インサイドセールス系やエンジニアもあります!
4. 今入社するメリット
これまでご紹介してきた通り、クライアント企業の皆さまや、さまざまなパートナー企業に恵まれてきました。さらに拡大フェーズの市場でありながら、会社組織としてもこれから一緒につくり上げられるフェーズにあるベンチャー企業はそうそうないのでは、と自負しています。
昨年の春ごろから事業を手伝い始め、8月に正式に入社しましたが、遥かに今の方が環境としては働きやすく、しかも事業課題の質も高まっています。入社するなら今が一番おススメです!(この辺を知りたい方もぜひお気軽にご応募を!笑)
私の自己紹介もしたかったのですが、長くなっちゃいましたので、下記をご覧いただき、少しでもご興味をお持ちいただけたら、お気軽にご連絡ください!
私を含め、全社員が「アルムナイ」という領域に魅力を感じ、事業の将来性を感じて働いています。ぜひ、「退職で終わらない企業と個人の新しい関係を実現し、退職による“損失”のない社会をつくる」という、当社のビジョンを一緒に実現しましょう!
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