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こんにちは!HACARUSPRインターンの服部です。
コロナウイルスの影響を受け、インターン生は昨年の3月以降、フルリモートで働いています。コロナをきっかけに、学生生活のみならず、インターンでの働き方や就活なども大きく変化しました。今回はハカルスの学生エンジニア ( インターン )として活躍する3名に、コロナで様変わりした生活や、ハカルスのインターンでの学びなどについて聞きました。
まずは今回インタビューする3名をご紹介します
タナカくん : 京都大学大学院情報学研究科2回生。HACARUSには約3年ほど在籍していて、インターン生の中ではかなり古参。現在は医療プロジェクトに携わっている。
コガネマルくん : 京都大学大学院情報学研究科2回生。来年度は東京の金融系企業に就職する予定が決まっている。最近趣味でカメラを購入するも、友人に「携帯のカメラの方が性能いいよ」とマウントを取られる。「縁を切りたいと思います。」
ハラくん:京都大学理学部5回生。数学専攻で、来年度はそのまま同大学院に進学予定。
大学では何を学んでいますか?
タナカ : 機械学習(AI)に関して学んでいて、主に推薦システムに関連することを研究しています。ネットショッピングでの商品のおすすめ、マッチングアプリでの女の子のおすすめなどに使われています。その他にも多くの応用例がある技術です。
コガネマル : ある値を最小化(最大化)する手法を研究する、最適化という分野を専攻しています。最適化は「どの株を買えば利益を最大にできるか」や「どのくらいの距離を取ればウイルスの感染拡大を最小にできるか」など実社会に多くの応用を持つ分野です。
ハラ : 数学を学んでいます。特に関数解析(作用素環)が専門で、無限次元の線形代数とよく言われます。適切な表現だとは思えませんが、他にわかりやすい表現を知りません。ほとんどのデータサイエンスの解析手法は、この分野を理論的背景として持っていると思います。
データサイエンスチームのインターンでもバックグラウンドや専門性は様々なんですね。
コロナの影響を受けて、大学の授業はどう変化しましたか?
ハラ : 最終学年なのでほぼ授業を受けてないです。全てオンラインで、ゼミも教授と画面越しで見つめあってしています。
タナカ : 授業は週1回のゼミのみでオンラインで行っています。研究も全てオンライン上で完結するのでほぼ不登校みたいな感じです。。
コガ : 授業は研究室のゼミを含め、全てオンラインで行っています。大学院生最後のタームに授業を取る人はまずいないのですが、僕は卒業に必要な単位を数え間違えていたため4コマ受講しています。留年がかかっています。
ハカルスでのインターンを始めたきっかけをおしえてください
タナカ : 京大の学部生時代の授業で知り合った、現在HACARUSのアドバイザーも務める大木先生にHACARUSのことを個人的に教えていただきました。専門知識も活かすことができて楽しそうだと思い、インターンに参加しました。
コガネマル : 元々プログラミングが好きでKaggleなどを個人で行っていました。大学経由の求人サイトでHACARUSの募集を見かけ、趣味を活かせたらと思い申し込みました。
ハラ : 人生の路頭に迷いスウェーデンに留学した際、統計学の授業を受けたことが全ての始まりでした。帰国後の昨年の六月、WantedlyでHACARUSの求人をみて応募しました。
インターンを通じて得た学びはどんなところにありますか
タナカ : 社員の皆様の手厚いサポートがありながら様々な業務に携わることができました。プログラミングスキルや機械学習を用いた課題解決能力などが身についたと思います。
コガネマル : 初めはデータサイエンスのことを学べたらと思っていたのですが、想像以上に業務の幅が広く、エンジニアリング全般の知識がつきました。
ハラ : ベンチャー企業とはなんだろう、その一端が知れたのは大きいと思います。業務の中でデータの処理はもちろん、ハードウェア制御(raspberry pi)、スクレイピング、ドキュメント作成等、幅広い作業ができたのことが楽しかったです。ソフトウェアエンジニアリングへの知見がかなり広がりました。
コロナでインターンの仕事もオンラインに。感じられているメリット、またデメリットはありますか
タナカ : いいなーと思っているところは部屋着のまま家で勤務ができ、家にいる猫と一緒に居る時間が増えたことです。
ハラ : 僕も同じですね京都の蒸し暑い夏と、凍えるような冬にオフィスまで行かなくて済むのはうれしいです
コガネマル : オフィスまでの通勤時間がかからないので時間の節約になっています。
コガネマル : 逆に不便に感じているのは質問を行うハードルがオフラインの時よりも高くなったとかんじることです。。チャットでは伝わらないこともありますが、相手の都合もあるのですぐにオンラインでミーティングをできるとは限りません。ですから始めの会議でできるだけ疑問点を解消するようにしています。
タナカ : 気軽なコミュニケーションという意味ではオフィスに出社していた以前より難しくなりましたね。同じプロジェクトの人との会話頻度が減るので全体を把握しにくくなったと感じます。
ハラ : コミュニケーションの課題に加えて、業効率が下がっている可能性があると感じることもあります。あと、家で作業していてふと孤独を感じることがたまにあります。
バーチャルオフィスの活用やオンラインミーティングの頻度をあげること、また勉強会の開催でメンバーどうしの繋がりを感じられるようエンジニアチームでは工夫していますね。
大学・大学院卒業後のプランはありますか?
タナカ : 僕は、大学院卒業後、東京のIT系の企業に就職します。データサイエンティストの枠で内定を頂いたので、HACARUSで得た経験・知識を元に頑張っていきたいと思います。
コガネマル : 大学院卒業後は東京の金融系の企業に就職する予定です。プログラミングも使うIT寄りの職場なので、HACARUSで学んだことを活かせたらと期待しています。そのために今は卒業単位を取り切れるよう、全力を尽くす所存です。
ハラ : 学部卒業後、同大学院に進学予定です。その後は先が見えない博士課程にいけたらなと思っています。
分野は違っていても、ハカルスでのインターンの経験を活かした仕事ができそうですね。
コロナがきっかけで、就活も様変わりしましたよね
タナカ : 面接がリモートで全て行われましたが、オンライン会議は慣れていたので特に問題なくこなすことができました。HACARUSでの経験が活きたおかげで楽に就活が終わりました。
ハラ : コロナで騒がれる前の昨年、少し就活をしていた時期がありました。そこで新卒一括採用が、なんて効率が悪く意味のないシステムなのだろうと感じていました。ガクチカなど言わなくても、コロナのような事態が起きても、人に欲しいと言われるような実績を積められるようになりたいですね。
新たにインターンを始める人へ
タナカ : HACARUSでは様々なプロジェクトが走っているのもあって、非常に広く知識・経験が身に付きます。なので、ITやAI関連の知識欲旺盛な人にとっては幸せな職場だと思います。また、インターン生の提案も取り入れられることがよくあるので、積極的に発言していきましょう。
コガネマル : インターンは色々な知識を身に付けられるだけでなく、就職を考える上でも良い経験になりました。自分は始めるのが遅かったため、興味のある分野や企業があれば早めにインターンに申し込むをお勧めします。きっと一人で学ぶだけでは得られない体験ができると思います。
ハラ : インターンは学びながら給料を頂ける、学生にとって最高の経験だとおもいます。始めることに躊躇せず、思い切りよくやっていけばもしかしたら良いことが起きるかも知れません。
各種インターンの募集を再開予定です。募集情報はWantedlyに投稿しますので、ぜひHACARUSのページをフォローください。