皆さんこんにちは!goodroomメディア事業部の三宅です。
今回はgoodroomで10月に開催されたスキルアップ研修、名付けて「Skill up FES 2019」開催の様子をご紹介します。
これまで個々人やチーム間で、普段の業務内のナレッジを共有するための”勉強会”を開催することはあったものの、会社全体としてこのようなイベントを行うのは、実は初の試みでした。
中途入社社員だからこそ気づけた、会社の課題
発起人は、goodroomに2019年4月に中途入社をした叶田でした。
叶田は入社をしてから、goodroomのグループ会社であるHAPTICやgoodroomの様々な社員と会話や仕事をする中で、あらゆる分野のプロフェッショナルがいることに感銘を受けたそう。
しかし、せっかく素晴らしいメンバーがすぐそばにいるのにも関わらず、「部署が違うから」という理由で、そのようなメンバーから学ぶ機会が均等にないことに課題を感じたといいます。そこで、「ないならつくってしまえ!」と奮起し、このイベントの企画に至りました。
また、社内では日ごろから「部活動」や「社員旅行」などの“アクティビティ”を通して他部署との関わりを持つことはあるものの、もっと“仕事”を通して他部署の社員同士で価値観や考え方を共有する場があっても良いのでは?とも感じたといいます。
「学び」に対して貪欲であるgoodroom社員でも、日々の業務に追われてしまうとなかなかこうした機会をつくるために動けないことも事実。
でもこうして、課題を感じたら、自発的にスピード感をもって行動し、改善に向けて動いてくれるメンバーがいること。そしてそれを受け入れる文化がある会社だということを、改めて感じたイベントとなりました。
goodroom史上最大の参加者数で幕を開けました
2日間にかけて行われたイベントの参加者数は、HAPTIC・goodroomの社員のべ328名。直前に別の仕事があってどうしても参加が難しかったメンバーも、TV電話で参加をしてくれたり、7つの全講義に申し込んでくれるメンバーがいたりと、予想をはるかに上回る参加者数となりました。
▲今回は参加者多数のため、普段働いているオフィスを飛び出し、レンタルスペースを借りてイベントを行いました!
実際に行われた講義は以下です。
【DAY1】
1時間目:タスクマネジメント講座
2時間目:チームマネジメント講座
3時間目:営業スキル講座
4時間目:マーケティング講座
5時間目:資料作成講座
【DAY2】
1時間目:新規事業理解講座
2時間目:ロジカルシンキング講座
この日講師を務めたのは、取締役の伊藤や佐藤らベテラン社員だけではなく、入社4年目の越智、濱田など若手社員など。講義内容も、どれもなんとなく自己流で身に着けてしまいがちなものばかりでした……。
その分野のプロフェッショナル、しかも同じ会社の社員が講師ということもあって、「そういった場面、あるある!」といった共感できる内容が多く、本などで学ぶよりもずっと身になるものばかりでした。
また、ほとんどすべての講義でグループワークを取り入れていたので、部署や働く拠点の異なるメンバーと意見交換をする、とても良い機会となりました。
さらに、講義中はアプリを使って、リアルタイムで質問を受けるという試みも実施。かなり深堀した内容の質問も多く、臨場感があふれる仕掛けに、盛り上がる一幕も。
「また来年も開催してほしい!」の声多数!充実の研修成果
実際にイベントを行ったあとには、学んだ内容を議事録にまとめて、参加ができなかった後輩メンバーにシェアしてくれる人がいたり、「次回は〇〇を学ぶ講義があるともっと良いのでは?」といった意見をもらうことができました。
ほかにも、こんなうれしい感想も。
・他の人が考えていること、目指すものを知って一緒に働く仲間が大変優秀な人たちだと改めて感じた。
・すごく有意義で今の自分に足りていないことなどもたくさんあり、多くの気付きを得られた内容でした。
・別の部署のメンバーとワークを共にすることが今までに無く、新鮮な気持ちで実施することが出来ました。
・是非継続的に実施してほしい、この研修を通年化していってほしい。
・同年代の方が講師をしているのを見るのも、するのも互いの励みになると思うので、次回は研修の講師として出られるように精進したい!
初の試みではあったものの、大成功に終わった「Skill up FES 2019」。
学びに対する意欲が高く、高め合う仲間がいること。そしてそれを実践し、実績を作ることができる環境があることに、改めて感謝する機会になりました。
今後も定期的にこういったナレッジシェアの場を作っていき、会社全体でスキルの底上げをしていきたいですね。運営メンバーのみなさん、そして参加者のみなさん、本当にお疲れ様でした!