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シティプロモーションチームに配属となった丸山 明のインタビュー記事です!

丸山 明(Maruyama Akira)

Contents Director / 安平team
1984年生まれ。兵庫県赤穂郡上郡町出身。神戸学院大学法律学部を卒業後、2007年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に入社。TSUTAYAのスーパーバイザーとしてFC店舗の運営指導にあたる。のちに蔦屋書店の出店プロジェクトにも携わり現場のマネージャーとして従事。2023年8月にFoundingBaseに入社。北海道安平町におけるシティプロモーション事業に携わる。

幼少期~大学生くらいまでの話

兵庫県の南西部に位置する上郡町で育ちました。山と川に囲まれた自然豊かなまちです。隣近所には同級生がたくさん住んでいて、毎日日が暮れるまで近所の公園や空き地で遊んでいました。1年生でミニバスを始めます。周りの友達も皆誘い合わせたかのように入部してきて、週に2日の練習だけでは足りず学校の休み時間もずっとバスケットをしていました。他に好きだったのは音楽。当時流行った歌は全てレンタルで集めてテープやMDに録っていました。勉強の成績は普通くらい。基礎的なことは素早く習得しつつ、難しくて解らない問題はすぐに諦めて友達に助けてもらうという感じで要領よくやっていました。通知表にはよく「明朗快活」と書かれていて、名前の通り「明るく」元気に過ごしました。中学、高校も地元の公立学校に進学し、部活も変わらずバスケットを続ける日々。友達は多くいて楽しく不自由なく過ごせていましたが、新たな可能性を見出してチャレンジするということはあまりありませんでした。

田舎で育った私は神戸のまちに憧れがあり、神戸市内の大学に進みます。勉強はほどほどにして、力を注いだのは大学祭の実行委員。企画、広報、経理などの会社と同じような部署があって、大人数で協力して1年がかりで大学祭を作っていきます。はじめは右も左も分からず先輩の真似事をするのですが、次第に自分らしい企画の追求や、コスト削減のために業者と交渉するなどの主体性が出てきます。そして少し攻めたプランを実行するために学校側と折衝するなど、本番だけでなくそのプロセスにもやりがいを感じていました。ここに所属している理由は人それぞれで、出身地もキャラクターも異なってばらばら。故にコミュニケーションそのものが刺激的で楽しかったことが印象的です。大学祭の成功のために、仲間と意見を交わし夜まで作業していたことは、社会に出る準備と青春も兼ねている貴重な経験でした。

前職

大学卒業後はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社へ就職します。入社して4年後の2011年、東京に「代官山蔦屋書店」が開業します。

従来のTSUTAYAとは全くコンセプトが異なり、カフェ併設の洗練された空間で商品をキュレーションし生活提案をする店舗でした。その2号店を函館市で出店する構想が持ち上がり、私は一大決心をして異動希望の声を上げます。地方都市を自らの企画で変えることができるかもしれない。今まで感じたことのないワクワクやプレッシャーを体感します。20代の若手メンバーを中心としたチームで大型店舗を企画していく過程は大変苦労もしましたが、このチャレンジが私のキャリアにおいて良い転機になったと思います。
地方都市における戦略として積極的に取り組んでいたのは、「コミュニティデザイン」です。社員一人一人がまちの人と繋がりをもち、広い店内を活かして多様なイベントを実施する。商品以外の集客コンテンツをたくさん作ることで価値を上げていきました。こうして私たちが作ったお店は函館には欠かせない場所となり、目的がなくてもふらっと訪れて思い思いの過ごし方ができる店舗になりました。ここに人が集い、また新しいイノベーションが起こっていく過程にいることにやりがいを感じていました。店舗全体を管掌する立場も経験して、キャリアを築けている実感もありました。

FoundingBaseに入社した理由

2022年に二人目の子供が産まれたことを機に私は自分の働き方や、これからの子育てをどこでするか?ということを考えだします。入社して16年目になっていました。会社や仕事内容には不満があるわけではなく、まだまだチャレンジできると思っていたので頭を悩ましました。でも今決断しなければ一生後悔すると感じ、一念発起して定住できる場所と、やり甲斐のある仕事の両方を探しはじめます。そして日本で初めて「子供にやさしいまちモデル=CFCI」の実践自治体である北海道安平町のことを知ります。さらに調べていくと、このまちの教育プランやシティプロモーションに関わっているFoundingBaseという会社名を何度も見ることになります。「子育てを中心に、自らのキャリアを活かして安平町で働けるかもしれない。」と直感し、キャリア採用へエントリーすることになりました。若いメンバーが地域に入り込んで熱意を持って仕事をしている様は10年前の自分を見ているようで、私も人生を変えるべく当時の決心と同じ熱量で臨みました。

未来への想い

安平町は人口7,000人程で少子高齢化が進んでいます。今まで住んできたどのまちよりも小さく田舎で、傍から見たら「何もない。」と映ると思います。でもその分チャレンジしようとする町の政策や個人の意思を強く感じることができます。私も「そのまちの人になる」ことを第一歩として、この身を投じて振興に寄与したいと思っています。その過程で出会う方との縁を大切にしコミュニティの中で子育てをしたい。そしてこのプロセスがいつか誰かの地方移住のきっかけになれば嬉しいです。さらに願うならば、二人の子供もこの移住の決断を喜んでくれるほど、まちのことや人を好きになってもらいたい。

全国の地方自治体もそれぞれの課題を抱えています。歴史は異なり資源や政策も様々ですが、まちづくり会社であるFoundingBaseの”「自由」をUpdateする。”というコンセプトの元に集った社員たちと時間や成果を共有し、その課題解決のリソースを多くのまちにも届けたい。そして自らの企画や仕事を通じて、出会った人に「ありがとう。」と言ってもらえるよう日々一歩ずつ邁進したいと思います。

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