大脇 政人 / General Manager|株式会社FoundingBase
教育事業 / 人事部 管掌 1993年生まれ。島根県隠岐郡海士町出身。人口2400人の島で育ち、 高校卒業後、早稲田大学社会科学部でまちづくりを専攻。 大学で学んだことを実践するため大学を休学し、沖縄県久米島町に地域おこし協力隊として入り、 ...
https://foundingbase.jp/n/n75343f82c0ce
(大脇)今回は、2023年の7月に入社をされた安藤友之さんが、なぜFoundingBaseに入社をされたのかをインタビューしたいと思います。大手企業からベンチャー企業まで、様々な仕事や役職に取り組まれた安藤さんのこれまでとこれからに迫っていきたいと思います。よろしくお願いします。
インタビュアー:大脇
(大脇)いきなりですけど、安藤さんはずっとIT業界ですよね?びっくりしたんですけどいいんですか?地域の仕事で?
(安藤)なんで?よくない?
(大脇)いやいや、90年代インターネット黎明期からリクルートでインターネット事業に携わって、ここまで多くのメディアやサービスを作ってきて、ガチでエンジニアやってた過去もあったりするインターネットガチ勢じゃないですか。何を考えてるのかいまいち分からなくて不安です(笑)
(安藤)別にインターネットのインフラ作ってたわけじゃないし、インターネットという手段を使って課題解決をしてただけだし、別に手段が変わるだけだから関係なくない?
(大脇)え、対象が全然違いますよね?
(安藤)え?
(大脇)FoundingBaseはまちづくりの会社なので、地域を対象にするじゃないですか。今までと大きく変わったりしないんですか?
(安藤)今までもBtoB、BtoCといろいろやってきたし、同じBtoBでもターゲットによってその悩みも全然違うわけだし、対象が変わることってビジネスやってたら普通にあることじゃない?
(大脇)ではなぜ地域だったんですか?
(安藤)もうずっと地方がやばいやばいって言われて何十年じゃん。でも国も地方自治体も民間もみんながんばってどうにかしようとしてきたわけじゃん。でもなかなかよくならない。で、なんでだろうと考え始めたらとても興味が湧いてしまって、今。(笑)
(大脇)地域の何に興味が湧いたんですか?
(安藤)情報の流通。
(大脇)情報の流通といいますと?情報の発信量が足りていないってことですか?
(安藤)発信量が足りてるかどうか分からないけど、圧倒的に流通してないなと思う。自治体って1,718市町村あるんだよね。どれだけのまちのこと知ってる?おれはほぼ知らない。
(大脇)確かに、知っているところでいうと東京とか大阪とか。あとは仕事で関わっている自治体ぐらいですかね。
(安藤)でしょ?ちなみに仕事で関わることで知ったまちの中で気に入ったところある?
(大脇)それは関わった自治体すべて好きです!(笑)
(安藤)そうね(笑)言いたいのは、何かきっかけが無い限りずっと知らないまちじゃん。情報を流通させることで、もっと多くのまちの魅力は伝わるだろうし、知らないまちが気になるまちになるんじゃないかって。そうやって人も経済もまわるようになっていくんじゃないかって。なので、地域における情報流通という課題に向き合いたいなと思ったわけ。
(大脇)情報の流通によって何が変わるんですか?
(安藤)例えばインターネット、あれってまさに情報流通の革命だよね。何も変わらなかった?
(大脇)僕たちの仕事や遊びに限らず生活全般が変わりましたね。
(安藤)でしょ?仕事がきっかけで気になるまちが見つかったってことは、逆に言うとそのまちの情報が普段は流通していないってことだと思うの。インターネットによって多くのことがマッチングされ生活が豊かになったように、1,718もある自治体の情報が正しく流通してマッチングしたら地域という選択肢をみんなが持てるようになるんじゃないかな。
(大脇)そうか。僕たちもインターネットがあって、就活の時にたくさんの企業から情報を得て選んだし、ご飯食べるところも、遊ぶところもインターネットがあることでたくさんの選択肢から選べるようになりましたね。それと同じで地域の情報がたくさん流通すれば、選択肢が増えて「知らなかったまち」から「気になるまち」に変わるってことですね!
(安藤)そうそう。そうした地域課題の解消って、日本の課題解決にもつながるわけなので、とても意義あることだと思ってるし、やりがいがあるよね。
(大脇)情報の流通をすることで、地域課題を解消できるイメージが湧きました!FoundingBaseでこうしたいとか今時点で何かあれば教えてください。
(安藤)FoundingBaseのこれまでの取り組みで、地域の持つ価値を高めるという活動はできてきていると感じてます。なので、この価値を多くの人に届けることをしていきたい。インターネットによって人は情報で行動に移せることが証明されているので、人が動く情報の届け方、届く形や経路とかを考えて、地域の価値を届けて多くの人にとって選択肢となるような地域を増やしていきたいと思ってる。
(大脇)これまで取り組んできたこと、形にしてきたことを多くの方々に届けたいですし、届け方次第で地域の可能性が広がるなと感じました!ぜひ一緒に地域の可能性をUpdateしていきましょう!
プロフィール
取締役CSMO 安藤 友之
横浜出身。学生時代に触れたインターネットに衝撃を受け「情報流通によって生活を豊かにする」という人生ミッションのもと、リクルート、メディアシーク、オールアバウト、honto、リッチメディアと、一貫してインターネット業界に従事。マーケティング、メディア・サービスグロース、エンジニア、人事、営業とあらゆる職種を歴任。2023年7月より取締役CSMOとして株式会社FoundingBaseにジョイン。