菜の花マーケット2023を開催しました！

3月11日（土）〜4月9日（日）の計12日間、大分県豊後高田市の長崎鼻ビーチリゾートにおいて地場産の飲食物などを販売するイベント「菜の花マーケット2023」を開催致しました！

FoundingBaseとしてイベントを開催する背景

当イベントは一昨年、昨年度の「菜の花路面店」に続くイベントで、株式会社FoundingBase（以下、弊社）の豊後高田支社に属する観光事業（長崎鼻ビーチリゾート）、一次産業事業（夢むすび）、教育事業（うみね）の3事業が主体となって開催しました。弊社では日本全国の25拠点において地域の「交流人口」「定住人口」「関係人口」に応じた事業づくりにより、地域のエリア価値を包括的に向上させることに取り組んでおります。

大分県の豊後高田支社においても地域の魅力を地域内外のみなさまにお届けすることを目的に、例年、長崎鼻エリアで2200万本の菜の花が咲き誇る3月下旬〜4月上旬にイベントを開催してまいりました。

今年度の注目ポイント

今回も昨年同様、弊社が教育事業の一環で運営する市の公営塾「うみね」に通う豊後高田市立高田高等学校生の有志メンバーとコラボし、地域資源を活用したこの地ならではの魅力ある商品の開発〜販売まで協働しました。高校生のみなさんは「自分の将来について真剣に考えたい」と今回のイベントの運営に精力的に参加してくれました。

また、昨年からのUpdateポイントとして有志で参加してくれた高校生にとっての「挑戦機会を創出する」という目的でイベントを計画しました。

昨年度は商品企画、販売のみに関わって頂いていたのに対し、今年度はイベント全体の企画段階〜商品の広報、店頭に立っての販売まで、一気通貫して関わってもらうことに。高校生に対してリアルな「ビジネス」の現場を体験してもらえる場を提供いたしました。

今回のイベントは単なるワークショップではなく、実践の場。
「菜の花を見に来た観光客の方は、どんなニーズがあるのか？」といった議論を重ね、魅力的な商品開発ができるように長崎鼻ビーチリゾートを運営する弊社スタッフと一緒に創り上げていきました。

実際に当日を迎えてみると、高校生がターゲットの選定から商品開発を行った「ビスケットケーキ」や「スペシャルドリンク」などのメニューは連日売り切れの状態に。広大な菜の花畑の中を散策する体験を盛り上げるお供として、菜の花散策に訪れたお客様に大変好評でした。

イベントの企画運営に参加した高校生からは「普段アルバイトなど社会経験が無かったため新鮮な体験だった」「ターゲットに合わせて商品を企画から販売まで担ったことが学びになった」という感想を頂くことができました！

今後の展開

本年度も例年通り、満開の菜の花を目当てに非常に多くの観光客の方に訪れて頂きました。冒頭にもお伝えしたように、こうして地域内外から訪れてくださる方々に長崎鼻の”この地ならではの”特産品やロケーションを活用し、豊後高田市の魅力をお届けすることで地域のエリア価値向上の一助となれていることを非常に嬉しく思います。また、まちの魅力的なコンテンツをフィールドとして活用することで、学びの機会を創出する。これからのまちの未来を担う高校生たちがさらなる一歩を踏み出すきっかけにしていただけていることも、長い目で見た時にこのまちにとって大きな意義があるとも感じております。

今後も長崎鼻を起点に「まちのエリア価値向上」に向けて、弊社メンバー一丸となって取り組んでいきます！乞うご期待下さい！