静岡県南伊豆拠点では、ふるさと納税の寄付額向上推進を中心に、一次産業事業や関係人口事業に取り組んでいます。その取り組みの一環として、2月16日-18日にかけてワーケーションツアーを開催しました!
今回は、南伊豆でのワーケーションの取り組みを外部に発信していただくために、様々なコンテンツを用意し、ワークもバケーションもどちらも楽しんでいただけるツアーにいたしました。
一番近い方は静岡県内から、一番遠いところは北海道からの参加と様々な人が集いました!
■南伊豆町ってどんな町?
アクセスとしては、都心から電車で乗り換えなしで約3時間半、そこから車で15分で着くような町です。そんな実は都心から一番近いといえる秘境には、本州の中でも随一の透明度を持つ海や、ユネスコ世界ジオパークにも認定されている壮大な自然が魅力的な町。海の魅力だけではなく、山もたくさんあり、美味しいジビエや山の幸も多く取れる、海山どちらも楽しめます。
2月は河津桜が咲き誇り、夏は海水浴を楽しむ観光客が都心から多く訪れます!
■南伊豆町でのFoundingBaseの取り組み
南伊豆町でのFoundingBaseでの取り組みについて、主な業務としてはふるさと納税の魅力化を行っています!
上記のような町の魅力を発信しつつ新たな事業者を開拓し、新しい返礼品を出していき、既存の返礼品もブラッシュアップしていく、そんな取り組みを行っています。
一方でふるさと納税だけではなく、FoundingBaseの強みや既存のアセットも活用しながら関係人口事業での取り組みも始まっています。その取り組みの第一弾として始まったのが今回のワーケーションツアーでした。FoundingBaseらしい、町に移住して入っているからこそ提供できるような体験価値を感じてもらいたいと思い、ツアーの中身を設計しました!
■ツアーのコンテンツ
ツアーのコンテンツ内容としては、もちろんワークの時間を多く挟んでもらいながら、2泊3日のツアーの中で、大きくは下記の三つのコンテンツを開催しました。
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・今だけの河津桜を見ながらの朝ヨガ
・河津桜を川から眺める絶景カヤックツアー
・伊豆の大自然を感じてもらうジオガイドツアー
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個人的にも初めてのツアー開催で、その町に住んでいるからこそ提供できる価値に参加者がどれだけ魅力を感じてもらえるかが少し不安でしたが、アクティブに活動する参加者のみなさんの様子をみてホッと一安心!参加者の方に南伊豆の魅力を堪能していただきました!
2日目のカヤックツアーや朝ヨガを開催する頃には、かなり暖かくなり、桜も8分咲き!綺麗な景色で参加者の方々も写真をたくさん撮っていました。
カヤックではかなり肉体的にハードの内容にはなったのですが、みなさん口を揃えて、「良い体験ができた」「またやってみたい」「南伊豆の良さをこんな視点でみれたのは本当に嬉しい」と嬉しい感想をいただきました。
一方で、ワークの方でも、各人個室で仕事をすることもあれば、共有分で宿の店長と話しながら、仕事をする方もいらっしゃったり、様々な働き方をしていました。いつもの自宅やオフィスではない場所で働くことで、想定以上に仕事が進んだ!とのお声もいただき、合間に散歩やコンテンツに参加できてリフレッシュもできた様子でした。
上記でも記載したように、南伊豆の自然を感じてもらうためにも、アクティブなコンテンツを提供していましたが、それだけではなく、参加者には町の魅力を伝えるためにも、随時町の案内等も行いました。
菜の花畑や断崖絶壁の絶景が見える有名スポット等、みなさんが喜んでいただけていたのと、「こんな素敵なところが、南伊豆にあるんだ!」と気付きや感動の声が。
開催中や開催後には、各参加者がSNSで発信をしてもらっており、そのコメントの中にも、「南伊豆にいってみたい」等のコメントも。
南伊豆出身の方が喜んでコメントをしていただいたりと、参加者以外の方にたくさんの情報を届けていただきました。下記、イベントの参加者の感想です!
・またいきたい町というよりか、また帰ってきたい町になった。
・全然しらない土地でしたが、美味しい物、良い景色などがありとても充実していました。
お仕事もしっかりこなせました。
・桜×温泉×菜の花という絶景は今後売りにできるのでは。
・ローカル×ローカルという拠点ができたので、ふらっとワーケーションしやすい。
・南伊豆に出会って、もっと早くに知りたかったー!と思うくらい、とてもお気に入りの町になりました。
きめ細やかで臨機応変の対応も、大変助かりました。
総じて、ポジティブな良いお声をいただくことができました。
当然ではありますが、知らない町だからこそ知ろうとすることもなく、知ってもらえれば、こんなにもう一度いきたいと感じてもらえることもできるのだと痛感しました。
さらに嬉しいことに、ツアー開催後すぐにふるさと納税に寄附をしてくださる方もおり、参加者の方が少しづつ町に何か貢献できる方法を模索してくださっているのが嬉しく感じました。
■今後についてと後日談
現状ふるさと納税を通しての活動が大部分を占めている中、このようなワーケーションのツアーを開催できたことは非常に刺激的で、開催した側にとっても、大変有意義な時間でした。
みなさまからも、「住んでいるからこそディープな話を聞けた」「普通の観光では知れないこともたくさん知ることができた」等の感想ももらうことができました。
ツアーの狙いの部分でも記載させていただいておりましたが、参加者を通して、魅力発信も行うことができたと感じました。ただ、それ以上に、南伊豆として初の関係人口関係のツアーの開催となりましたが、
さらに町のことを考えるきっかけとなりました。
南伊豆町に移住を行い、私自身が町を感じてその魅力を完全な第三者に伝える機会が多くはなかったのですが、FoundingBaseらしい、町に移住して入っているからこそ提供できるような体験価値を感じてもらえたと感じました。
FoundingBaseとして、町に入り込んでいる私たちだからこそできる発信をしていく中で、きっかけはどのような形でも、町を知ってもらい、町に関わっていってもらうことができるようになると痛感しました。
今後、南伊豆においては、ふるさと納税の寄附増額に向けたアクションを打っていきつつ、関係人口を含めた町の課題を解決できるように計画しています!
また、後日談とはなってしまいますが、ツアー開催後一週間後には桜が満開になっており、今(3月1日段階)では観光客がたくさん押し寄せ、車が停める場所を探す必要があるほどとなっています。
ぜひ、今南伊豆の魅力を感じることができるタイミングではありますので、
みなさまも南伊豆でワーケーションをしてみてはいかがでしょうか?