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【飲食業界では3年で70%が閉店する】食マーケティングの専門企業『favy』が直営店を持つ理由

学生時代からずっと飲食。卒業後は、大手飲食企業に就職。

〜お店を個人で経営していた頃の下田(27歳)〜

大学時代から飲食店でずっと働いてました。
学生の時に猿岩石ブームでバックパッカーが流行っていたので、よく海外にバックパッカーをしていたんです。その際に、訪ねた国の飲食店で食べたものや知り合った人達の思い出って旅におけるメインの思い出じゃないけれど、旅を彩る上では重要な要素だなとすごく感じたんです。
人が集って旨いもん食って酒のんでとか、カフェで一人で本読んで、、食べた物やそこで過ごした時間って非常にいいものだなと。

こっちに帰ってきてじゃあ就職しましょうってなったときに、今度はそういう空間を作れる立場になったんだと思いました。お店を作る仕事がしたいと思ったから、大学卒業した後はグローバルダイニングっていう会社に東証二部に上場するタイミングで新卒として就職しました。約2年くらい働いたのが飲食としてのキャリアのスタートですね。

そこを経て、少し色んな業態を見たいなとおもって、カフェだったりドリップコーヒーの専門店だったり、夜はレストランやバーテンダーになったりで、フリーターとして色んな業態を一通りやった後に、25歳の時に友人と独立して会社を作った経験があります。
そこでは約5年間で3店舗お店を開くことができて、個人経営の難しさ、お店をどんどんオープンすることの楽しさ、そもそもメニュー開発をしたりして物事を決定することの難しさを経験しました。

その後、色んなことがあってそのお店を任せて、広島のスイーツ・カフェをやっている会社にちょっと縁があってジョインすることになりました。全国の40店舗ある中でその統括マネージャーを約5年間ぐらいやらせていただいたって感じですね。

そこにスイーツ工場がありましてそこで作っている冷凍ケーキをスティック状にするとお店用になるんですけど、板状にして業務用に販売できないかと思い至りプロジェクトを立ち上げて、それを業務用に販売するという程営業の新規開拓の仕事を1年ほどしていました。

ずっと飲食にいたからこそ分かる課題を解決したい

〜favyが運営する『29ON』のスタッフ〜

自分でお店をやっている時も、その後のスイーツ・カフェをやっていた時もそうだったんですが、ネットは個人的に好きでお店のブログとかはずっとやっていました。
その上でネットってもっと上手く使えないのかな?と思っていたんです。

具体的に言うと、某グルメサイトなどに登録していたんですけど、お金を払ってやっている割にはイマイチ効果を実感できないというか、費用に見合った結果なのかどうかが分からなかったんです。

あと、周りの仲間達のお店も凄く面白いことをやっているのに、結局ネットの事が全然わからなくて、本当に面白いメニューが出来たことを外に発信して告知することが出来ない。みんな集客ができなくて最終的にお金が回らなくなって潰れていく、みたいなことを目の当たりにした時に、世の中に情報発信を含め、飲食店がネットを上手く使えるようにならないと今後お店ってどんどん潰れていくんだろうなと思いました。
「でも、機械に弱いから、、」と言って何もせずに生き残れる時代ではない、ということを現場で体感したんです。

僕自身がやっていた会社も潰れかけていたことがあり、やっぱり苦しくなって。。 楽しいと思って始めたのに、オープンして3年目ぐらいでお店を辞めることしか考えてなかったんです。「なんでだろう」って考えた時に、色んな問題があったんですけど、こういう状況になってしまうこと自体が残念だなって。

ちょうどそのタイミングでWantedlyを見ていて、そのまんまな会社、つまり自分が思っていることを解決しようとしていた会社を見つけまして、それが「favy」だったんです。

「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」

〜favy社での集合写真〜

僕がジョインした頃から変わらず掲げているfavyのMissionが「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」です。

飲食業界は「3年で70%の飲食店が潰れる」と言われています。 せっかく、飲食の仕事を好きで始めたのに、続かない、そんな世の中を変えるために、デジタルマーケティングの専門家と食の専門家が集まってできたのがいまのfavyなんです。

「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」ために、自分たちもチャレンジする

〜favyが運営する飲食店(一部)〜

ITベンチャーにも関わらず直営店を6店舗も運営している理由は、「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」ためには、自分たちも飲食店と同じ土俵に立ってチャレンジする必要があると考えるからです。

飲食店を経営していない・したことがない企業から、「◯◯したら売上あがりますよ」「△△したら予約数増えますよ」と言われても説得力ないですよね?

ただし、favyはどこにでもあるような飲食店をつくることはありません。
新しいお店を出す時は、必ずチャレンジ要素を入れるようにしています。

〜『coffee mafia(コーヒーマフィア) 飯田橋店』〜

例えば、favyが運営するコーヒースタンド「coffee mafia」では、サブスクリプション型のビジネスモデル(月◯◯円と決まった金額をお客さまにお支払いただき、商品を提供するモデル)を導入し、「飲食店に毎月の固定収入を生み出すことができるか?」ということにチャレンジしています。

実際に自分たちで試してみて、結果・効果がでたものであれば、他の飲食店にも自信を持って紹介できますよね。

なんだか難しい話になってしまいましたが、僕も含めfavyの直営店で働いているのは、単純に飲食店で働くのが好き、接客が好き、というメンバーばかりです。
自分たちが本当に好きなことを仕事にできているからこそ、「飲食店が簡単に潰れない世界を創る」というfavyとしてのMissionに本気で向き合えるんだと思っています。

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